自分が楽しいとみんなも楽しい!
いつも「自由な私」でいられる仕事
ダンスインストラクター MAHO maho
講師歴:4年以上 ダンサー歴: ・SAKANAMON 延々々 zepp Tokyo『UTAGE』バックダンサー 出演 ・ディアボーテ HIMAWARI webCM出演 ・OH MY GIRL BANHANA『バナナが食べれないサル』MV出演 ・東方神起 Tomorrow東京ドーム サポートダンサー ・斉藤朱夏 しゅかランド~The first Time~オープニング、エンディング振付 ・KEYTALK 『ララ・ラプソディー』MV出演 ・ももいろクローバーZ MOMOCLO MANIA2019LIVE メンバースタンドイン ・Y!Mobile web CM 振付アシスタント
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ウェブサイトをすみずみまで読んで
選りすぐったEYS— ダンスをはじめたきっかけと、EYSで教えるようになった経緯を教えてください
小学1年生の頃、姉が先にダンスを習っていて、そこに一緒に連れていかれました。その後、姉はやめたのに、私はずっと続けている、というよくあるパターンです。当初は、「よさこい」と並行して習っていたのですが、いつの間にかダンスだけになっていました。小さい頃の記憶はあまりないのですが、とにかく楽しかったことだけはよく覚えています。
上京後、ダンスの専門学校を卒業する少し前から、本格的にインストラクターの仕事をスタート。中学時代から、通っていたスタジオの代講という形で、レッスンを担当していたため、教えることには、十分に馴染んでいました。
卒業後もいろいろなスタジオで教えていましたが、「レッスンをもっと増やしたいな」と考え、様々なスクールの情報を収集していたときに見つけたのがEYSです。ウェブサイトを端から端まで読みこみ、「ここ、すごくいいな!」と思って応募したのがきっかけでした。
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生徒もインストラクターも
みんなが楽しい仕事をしたい— EYSにピンときた理由は何だったのですか
1つ目は、「アクセスの良さ」。今教えている代官山はもちろん、銀座や川崎など、どの教室も都心からアクセス抜群というのが大きかったです。
2つ目は、EYSの「考え方」です。プロを育てるのではなく、子どもの成長にあわせつつ、「楽しい!」が第一にあるスタジオだという点が、とても気に入りました。私自身、楽しく仕事をしたい性格。「プロ育成」を目標にギスギスするのではなく、せっかくなら「楽しみながら教えたい」と思ったからです。実は、厳しいスクールでコンテストチームを担当したこともあります。でも、私には全然あいませんでした。私の指導法は、「怒る」よりも「褒めて伸ばす」スタイル。そのため、「鬼にならないといけない」場面では、余裕がなくなり、苦痛を感じることさえありました。その点、EYSで働きはじめてからは、人間のキャパシティが大きくなった気がします。長く続けていくには、「楽しい」を前面に出し、「講師の私も楽しく、生徒たちも楽しく」が大事なのだ、と改めて実感する毎日です。あのとき、EYSを選んでよかったと心から思います。
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「明るくマナーのある大人」に
楽しいなかにも未来に続く学びを— どんな子ども達にどのように教えていますか
未就学児と小学生の2クラス、3歳から5年生までを教えています。幼い子は言葉も通じず、勝手に話したり、走ったり。まずは「1時間、保護者と離れ、習い事に通う」が目標です。教え方のコツは「一緒に遊ぶ」こと(笑)。子どもが走ると、「走ってはダメ!」は通じないので、とりあえず私も一緒に走るのです。「トンネル~」など、十分楽しんだ後に「疲れたね、そろそろ止まらない?」と上手くダンスにつなげます。保護者はガラス越しの見学ですが、泣き続ける子がいたら臨機応変に入室してもらうことも。最終的には、独りが目標ですが、1時間泣いていたら、通うこと自体が苦痛になります。「楽しく通える」を常に意識していますね。
ダンスは礼儀に厳しい世界のため、言葉づかいや挨拶は最重視。私自身、きちんと挨拶する環境で育ったことに感謝しているからです。だから、何分かかっても、挨拶は妥協しません。未就学児には難しいですが、名前で呼びあう練習もします。ダンススキルは身につけばラッキー、それよりも、コミュニケーションを最優先に、明るくマナーのある大人になってほしいです。
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自由なスタイルと充実した設備
信頼関係に満足する日々— EYSの特徴は何ですか
EYSは、講師の自由度が高いです。他のスタジオでは、オーナーや運営側の人がレッスン室にいて、曲や教える技も決まっている、ということも。その点、EYSは、スタッフと講師がとてもよい距離感にあります。もちろん、事務連絡や大事なことは指示が来ます。研修制度もあり、先輩のレッスンに一緒に入ったり、カルテの書き方を教えてもらったりもしました。けれども、レッスンの構成や曲選び等は、「楽しく好きにやっていいよ」という自由さがあり、のびのびと心地良いです。信頼し任せるという関係に、とても満足しています。
さらに、施設が充実している点も、EYSならでは。私が教える代官山教室は、ガラス張りで防音設備も整い、更衣室やシャワー室もあります。スペースも広く清潔で、コロナ禍でも安心してレッスンができました。音響もブルトゥースで使いやすく、レッスン環境としては、他のスクールより圧倒的に優れているのではないでしょうか。特に、前と横に2面ある鏡は、体の動きをしっかりと把握でき、講師と生徒、双方にとって、素晴らしい環境です。
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リーダーシップと責任感が大切
EYSで精神的に大きく成長できた— EYSで教えてよかったことは何ですか
この自由なスタイルのおかげで、私自身、自然とリーダーシップや責任感が身につき、精神的にとても成長できたことが、EYSで働いていて、最もよかった点です。初めは、幼い子どもを扱ったことがなく、「どうして泣くんだろう」と不安でした。でも、「子どもは泣くものだ」「こういう言い方をしたら、モチベーションを下げるんだな」などと考えるうちに、人間としての経験値が上がった気がします。
また、自分より年上の保護者との関わりで、対人関係にも自信がつきました。いくら年下でも、レッスンの場では私が「先生」。弱気でいたら、保護者も不安になってしまいます。大人であっても子どもであっても、私が自信をもって「こっちだよ!」「これでいいんですよ」と引っ張っていく大切さと責任を実感する日々です。
通常のダンスの技術は、他の仕事でも学べます。でも、人間関係の築き方や指導力は、ここEYSで随分と成長しましたね。今後も、私の発言や行動が子どもや保護者に大きな影響を与えると自覚しながら教えていきたいです。
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「ダンスをやっていてよかった」
そう思える未来を信じて— EYSのインストラクターという仕事を通じて、どんな未来が見えているのでしょうか
私はもともと、様々なことに挑戦したいタイプ。将来的には、講師の仕事にこだわらず、他のことも積極的にやってみたいです。それは、ダンスかも知れないし、全然違うITの仕事かも知れません。何にしても、今は視野を広げる大切な時間だと考えています。「ああしないと、こうしないと」と自分を縛るのは好きではないので、周囲から「自由だね」「堅苦しくなくていいね」と言われる生き方を続けていきたいです。
近い未来では、EYSで、子ども達を発表会に出していないため、そこを目指して教えています。今は「いざ、発表会」というときに困らないよう、長期的なスパンで、少しずつ焦らずにスキルを伝える段階です。「あれ?レッスンを楽しんでいただけなのに、気づいたらこんなにできるんだ!」となるのが、子ども達の目標であり、現在の私の目標ですね。今の私と同じように、いつか大人になったとき、「あまり覚えていないけれど、あのときダンスをやっていてよかった」と思ってもらえるように教えられたら嬉しいです。