インタビュー

バレエインストラクター Ayumi

Instructor Interview Instructor Interview バレエやダンスをもっと身近に!
「教える技術」を磨いています

バレエインストラクター Ayumi Ayumi

3歳からクラシックバレエを始め、専門学校入学後はhiphop、jazz、modernなどオールジャンルを習得する。 2008年〜舞浜のテーマパークにてレギュラーダンサーとしてパレード、ショー、TVCMなどに出演。 退園後、NYやLAに単身短期留学。帰国後は舞台出演、振付師として活動し、現在都内ダンススタジオや専門学校にてインストラクターを務める。 担当ジャンル…クラシックバレエ・テーマパークダンス・ジャズダンス・キッズダンス 他

  • 子育て中の今はインストラクター業中心に
    スケジュールを組んでいます

    講師インタビュー

    — EYSで教えるようになった経緯を教えてください

    EYSでバレエのインストラクターをはじめたのは、学生時代にヒップホップダンスを習っていた講師からEYSを紹介されたことがきっかけです。それまで子ども向けにバレエを教えていた経験があったので声がかかったのだと思います。信頼している先生からのお話でしたので「やってみよう」と即決。ちょうど代官山スタジオ『WeArt代官山スタジオ』を立ち上げる時でゼロからのスタートでしたが、コロナの時期があったものの着実に会員さまの人数も増えホッとしています。

    — 実際、どんな生徒さんにどのように教えているのでしょうか

    業務委託という形で2~3歳児など小さい子ども達の「プティクラス」と、4~5歳児の「フェアリークラス」を2クラスずつ、合計4クラス担当しています。私自身6歳の息子の子育て中ということもあり、プロダンサーとしての活動ではなくインストラクター業が中心。EYSの他に自分でスタジオを借りて子ども達に教えたり、高齢者など大人向けのレッスンをしたり、長男の保育園のお迎えに間に合うようスケジュールを組んでいます。

  • モチベーションを醸成していくレッスンで
    子ども達との信頼を築く

    講師インタビュー

    — どのように教えているのでしょうか

    教えているのが未就学児ということもあって、そのお子さんにとって「初めての習い事」であることが多いのですね。幼稚園や保育園とは違う場所であり、バレエを勉強する場所であるということや、マナーやルールを学びながら体作りやお友達とのコミュニケーションの取り方など人としてのベースとなる部分を育んでいけるよう指導しています。この場所が、子ども一人ひとりの世界を拡げる場になればいいと。

    とはいえ子どものバレエ教室で行うのは、つま先の伸ばし方や姿勢、ヒザの曲げ方をかなり重点的に、ひたすら繰返し行う地味なレッスンばかり。中にはバーにつかまりながら眠くて半目になっちゃう子もいるんです。そういった時は、アップテンポの曲やみんなが知っているアニメの曲に変更したり、飛んで飛んで!とスキップの練習に変えたりと、楽しむ時間と集中する時間の緩急をつけながら進めています。レッスンが終わった時に、子ども達に「楽しかった!」という印象をもってもらうことも次のレッスンへのモチベーションを作るためにも必要で大切にしています。

    さらにグループレッスンでありながらも、一人ひとりをきちんと見て声を丁寧にかけることも大切にしています。バレエは「肩の関節の回し方やはこうよ」と、子どもに直接触れて教える時間が多くあります。言葉でも伝えますが、体に触る分、信頼関係を築きやすい面があると思います。「先生のことが好き!」って言ってくれた時は、時間がかかってもこの子は私のことちゃんと信頼してくれたのだとわかる瞬間があり、それが嬉しくやりがいにつながっていると思います。

  • インストラクター同士のつながりも
    「教える技術」を高めていける環境

    講師インタビュー

    — EYSで教えている特徴とはどんなところに感じますか

    EYSはEnjoy Your Soundということもあって、まずは楽しくないと!ということがベースにあるお教室です。私たちが小さい頃のバレエのお教室は本当に厳しくて……レッスン中は竹刀を携えていた先生も。さすがに今はそういったところはないと思いますが・笑。

    EYSでは「独自のカリキュラムで豊かな人間力の育成」というビジョンを共有しつつ、インストラクターを信頼してゆだねてくれている部分もあるのでやりやすいですね。

    他のインストラクターのレッスンの見学もできますし、レッスンしているとどうしたらいいのかな?と行き詰まることもありますが、他のインストラクターに相談や質問もしやすいです。私も「何かあったら、気軽に聞いてくださいね」って他のインストラクターの方に話していますし、放っておくことは絶対にないです。インストラクター同士良い関係性を築いている環境なので働きやすいと思います。

    — EYSの設備的な面ではいかがですか

    私は代官山のスタジオでレッスンをしていますが、ガラス越しでレッスンをするのはEYSの特徴ですね。個人的には完全母子分離がやりやすいですが、未就学児では難しいでしょう。その点、EYSではガラス越しの保護者を見て安心しながら良いあんばいで母子分離ができます。仕切りがないスタジオだと何かある度に保護者のところに走っていくお子さんもいて、集中がいちいち切れてしまうので、レッスン方法を変えないといけないことも。EYSのスタジオはインストラクターにとってはありがたい環境です。

    またバレエはお着替えが必要なので、更衣室で保護者とコミュニケーションをとるようにしています。レッスン前と後の数分ですが、お子さんの成長を保護者と一緒に見守る存在として関われたら嬉しいなと思います。

    EYSは生徒さんの募集や、月謝や書類のやり取りなどの必要なく、レッスンに、子ども達に、集中できるのは大きなメリットです。教えている中で、自分の成長を実感できる瞬間が何度も。「教える技術」を磨いていける場所だと思います。

    — レッスン後にインストラクターがカルテを書くと聞きましたが

    レッスン後にその日やった内容を100文字以上、一人ひとりへのメッセージが50文字以上、専用アプリに書き込みます。はじめは大変かな?って思ったのですが、慣れるとサクサク書けるように。レッスン中にこの子にはこれを書こうって決めておいて、帰りの電車の中で入力。保護者の方達から返信が来ると嬉しいですし、発表会など連絡事項も文字で残せるのでトラブルも防ぐことができます。

  • ダンスがすぐそばにある世の中に!
    全世代が楽しめるダンス・コミュニティを作りたい

    講師インタビュー

    — EYSのインストラクターという仕事をとおして、どんな未来が見えているのでしょうか

    先日は高齢者にヒップホップダンスを教えるイベントをしました。介護予防のために市民クラスというか近所の高齢者を集めたクラスを月1回くらいの割合で行っているんです。個人的には介護ヘルパーの資格も取得していてシニアへのサービスにも興味があります。

    将来は、子どものクラスも、じいじ・ばあばのシニアクラスも、ママ・パパの大人クラスも、全部教えられる、ダンスを通じたコミュニティを作っていきたいと思っています。ダンスを通したその先に、ただ「踊るって楽しいよね!」とその人の生活の中にダンスがあたりまえにあるような人が増えていってくれたら素敵だな、と思うのです。

    — 「ゆりかごから墓場まで」という、EYSの運営会社セカンドコミュニティ株式会社が目指す世界と同じですね。

    そうですね。全世代が楽しくダンスをすることがあたりまえの世の中になったら、本当に嬉しいですね。

EYS代表メッセージ

吉岡 秀和
一人ひとりの
“Enjoy Your Sound”を実現するために
吉岡 秀和
2nd Community株式会社
代表取締役社長
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鮎澤 和彦 鮎澤 和彦
会員様をプロデュースする
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鮎澤 和彦
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