インタビュー

バレエインストラクター 水野 未稀

Instructor Interview Instructor Interview アイデアあふれるレッスンを展開
バレエの楽しさを伝えたい!

バレエインストラクター 水野 未稀 MIKI MIZUNO

3歳からクラシックバレエをはじめ、中学からコンテンポラリー、ジャズダンスなど様々なダンスのジャンルを習得。12歳からロシア人講師によるロシアワガノワメソッドを学び、ロシアやドイツなどの舞台を経験。数々の全幕ものを含め年間15回を超える舞台に出演してきた。 大学卒業後、2015年に舞浜のテーマパークにて、シーズンショー/イースターに出演。 翌年2016年〜レギュラーダンサーとして、ステージショー、パレード、水域ショーなどに出演。 現在はアーティストのバックダンサー、ミュージカル、舞台、講師と様々な活動をしている。

  • バレエが大好きになる
    楽しい!と感じられるレッスンをしています

    講師インタビュー

    — EYSではどんな生徒さんへ教えていますか

    下は2歳から一番上は6歳の未就学児、1クラスは平均5~6人です。クラスは、代官山で1クラス、上野で1クラス、銀座では2クラスの合計4クラスを受け持っています。バレエのカリキュラムはストレッチ、バーレッスン、センターレッスンと3つあって順序だててやっていくのは、若干違いはあれども世界共通だと思います。

    — カリキュラムはある程度統一されているのですね、EYSで教える特徴とはどんなところでしょうか

    一番に感じるのは、子ども達に「バレエが楽しい!」と思ってもらえるレッスンをすることです。一般的にバレエ教室は閉ざされた空間で、3歳からレッスン可能となっていても、「意思の疎通ができるまで来なくていいです」というような厳しいところが多いんです。そうすると子どもは「バレエ教室に行きたくない」と泣きじゃくったり、「バレエは嫌い」って言ったりする子も少なくないのですね。実際、私もそうでしたし……。

    EYSは全く逆で、スタジオのガラス越しに保護者の姿が見えて安心してレッスンが受けられます。声や音楽は聞こえませんが、保護者の方達もレッスン中の子どもの様子がわかるので、終わった後に「うちの子が走り回っていてすみませんでした」とか、「〇〇ができるようになりましたね」とか、子どもの様子や成長を保護者の方達とシェアできるので、それがやりやすいと感じています。

    EYSが掲げている「Enjoy Your Sound」と同じように、私もバレエは「楽しいものだ」って感じてほしいと思っています。私自身正直な話、厳しい環境でバレエを続けていたので海外留学する高校生までバレエが嫌いだったんです。もう親の根気強さだけでレッスンに通っていたという感じで。そういった経験もあり、子ども達には小さいうちからバレエは「楽しいもの」と感じてもらいながら成長してほしいと思うのかもしれません。

    — 小さい頃にバレエが「楽しいもの」と感じられると、どんなメリットがありますか

    そうですね、5歳くらいまでに「楽しい」という感覚が身につけば、小学生など自我が芽生えた頃に自分で「もっとうまくなりたい」「先生のようになりたい」という子どもがさらに増えるのではないか、と思います。バレエ上達の近道は毎日毎日コツコツと積み上げるしかありません。「もう行きたくない」というネガティブな気持ちを作らせないように、「楽しく来てもらう」レッスンができるのが、EYSの強みだと思います。

  • 新しいレッスンのアイデアを次々と考案
    指導方法の幅が広がった!

    講師インタビュー

    — 「楽しいレッスン」ですが、具体的にどんなレッスンをしていますか

    私の場合はとにかく「生徒に寄り添うレッスン」を大切に考えています。まずはその子の性格を理解することが第一、相手は2歳~5歳の児童なので言葉だけでは伝わらない、ですからその子の性格をしっかり見てその子にあった指導をしています。グループレッスンといえどもマンツーマンのような形ですね。

    別のバレエ教室でも小学生以上のクラスのアシスタント・インストラクターをさせていただいているのですが、そちらでは列に並んで欲しい時「節に並びなさい」と言えば並びます。ですがEYSでは花を置いて「みんなでお花を1周してみよう」と、同じようなレッスンもゲーム感覚で子ども達が集中できるようにしています。EYSで教えるようになって指導方法の幅がかなり広がったと感じています。実際子ども達とのコミュニケーションも盛んで、質問も驚くほど多いですよ。「これどうやるの?」と質問してきてはどんどん自分からやりたい気持ちが湧いてくるようで、やらされている感覚が全く感じられないですね。

    今後も新しいレッスンのアイデアが生まれたら積極的にチャレンジしていきたいですね。挑戦することはいつでも自分の自信につながると思います。

  • EYS以外ではダンサーとしての活動や
    自身のスキルアップのためのレッスンへ

    講師インタビュー

    — EYS以外でも教えていらっしゃるということですが、どのような活動をされているのでしょうか

    EYS以外では、別のバレエ教室で小学生以上の子ども達のレッスンのアシスタントをしています。EYSでは優しい先生ですが、別のバレエ教室では本格的にバレエを学ぶ場所ということもあり、厳しく冷たい印象の先生としてレッスンをしています。

    その他、主にGWやお盆、年末年始などにプロのダンサーとしてイベント等への出演する仕事もしています。その時期はEYSのレッスンが組まれていないので、そういった仕事を充てることができ助かっています。さらに自分のスキルアップのためのレッスンにも通っています。例えば、レッスンをする中で生徒さんがやりづらそうにしていたら「他のバレエ教室ではこの部分はどんなふうに教えているのかな?」と教え方を知るために習いに行ってみることもあります。

    EYSでは業務委託で働いていますが、年間でレッスンのスケジュールが決まっているので他と調整がしやすく働きやすいですね。今の私にはぴったりだと思っています。

  • 私のレッスンは間違っていないと
    子ども達が教えてくれた

    講師インタビュー

    — EYS講師とアーティストとして、どんな未来が見えているのでしょうか

    EYSで教えるようになった当初は「今日はこんなレッスンしかできなかった」「子どもが落ち着かず動物園のようだった」と落ち込んでばかりでした。自分が通ってきた道ということもあって、“バレエ教室とはこういうもの” という固定概念が大きく、毎日毎日反省の嵐だったのです。ですがレッスンを試行錯誤し重ねる中で、「バレエが楽しい」と子ども達が感じる中に、バレエの技術がきちんと身についていれば何の問題もないのだ、ということに気づきました。いつも子ども達は「楽しいからもっと練習したい」「発表会ではもっと出番を増やしてほしい」と前向きなリターンを返してくれます。そういった姿が、私がやっていることは間違いではない、という確信と自信をもたらしてくれます。

    EYSでは、この子をこのように育てなくてはいけない、といった縛りはありません。ゆくゆくは「バレエを本格的に学びたい」という子が出てきたら嬉しいですし、そうではなくてもバレエファンとして公演を観に行く人になってくれてもいいと思っています。バレエ教室は代表の方のメソッドで教室のカラーが決まるところがありますが、EYSは「楽しい」というところは同じですが、先生のカラーがクラスごとに出ていて面白いんですよ。落ち着いた先生のクラスは子ども達も落ち着いているし、元気いっぱいの先生はみんなテンションが高いですし、発表会を見ていると似ているなーって感じます。私のクラスは人見知りの子がいなくてみんなフレンドリーですね。自分のカラーが出るからこそしっかりやらなければと思いますし、これからも頑張ろうと思っています。

EYS代表メッセージ

吉岡 秀和
一人ひとりの
“Enjoy Your Sound”を実現するために
吉岡 秀和
2nd Community株式会社
代表取締役社長
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鮎澤 和彦 鮎澤 和彦
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鮎澤 和彦
2nd Community株式会社
講師採用担当
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