【バレエの才能とは?】その共通点や子どもの才能を伸ばす方法をご紹介

EYS-KIDS編集部

バレエの才能とは?

コンクールで上位に入賞する人、発表会で主役を演じる人には、バレエの才能があふれています。このようなバレエの上手な人を見ると、もともと才能があるのだと感じることがあるのではないでしょうか。

バレエは、ステップなど多くの技法を身につけていきます。能力が周りと比べて優れている人、上達のスピードが速い人には、どのような共通点があるのでしょうか。

そこで本記事では、バレエの才能を発揮したバレエダンサーを取り上げながら、共通点を考えていきます。さらに、バレエの才能を伸ばす子育てのアイデアもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

体型はバレエの才能ではなく条件の1つ

バレエの上手な子の外見上の特徴として、細っそりして手足が長いことが挙げられます。パリ・オペラ座では、どのようなことが必要になっているのでしょうか。

パリ・オペラ座バレエ学校の募集要項から

パリ・オペラ座バレエ学校への入学試験は、第1次と第2次審査を受けたのち、合格した人が「研修生」としてトレーニングを受けてから、入学の可否が決まります。

この第1次審査の前に、以下に示すバレエ学校の規定を満たさなければいけません。

●入学条件:年齢

クラスは、年齢ごとに8〜10歳、11〜12歳、13歳〜16歳の3つに分かれています。

●入学条件:身長と体重

男女ともに、年齢に応じた身長と体重が厳格に決められています。女子の場合について表にしました。かなり細いことがわかります。 

海外および日本のバレエ団に所属する場合も、身長の規定があります。体型は、あくまでも条件であって、才能を示すものではありません。

女子
8歳1m32cm/22kg~1m35cm/25kg
  9歳1m35cm/25kg~1m38cm/27kg
10歳1m38cm/27kg~1m42cm/29kg
11歳1m42cm/29kg~1m50cm/34kg
12歳1m50cm/34kg~1m55cm/40kg
13歳1m53cm/38kg~1m60cm/43kg

ロイヤル・バレエ団の小柄なプリンシパル

2016年に世界的な功績が認められて、ブノワ賞を受けたオニール八菜(はな)、身長は172cm。英国ロイヤル・バレエ団で最高位のプリンシパルに昇格した平野亮一、高田茜も身長やプロポーションに恵まれたバレエダンサーです。

そこで、気になるのは身長の高さですが、英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパル(最高位)となった人にも小柄なバレリーナがいます。ケニア出身のフランチェスカ・ヘイワード、ルーマニア出身のアリーナ・コジョカルの2人は、ともに157cmです。技巧に裏打ちされた踊りや演技力が高い評価を受けています。

体型そのものよりも、体全体を最大限に使いこなす技術を磨く日々の努力や、それに耐えられるタフな精神力をもつことが、才能の芽を開花させていくといえるでしょう。

バレエ環境に恵まれて才能が開花したバレエダンサー

バレエは、環境も重要だといわれています。環境のサポートは、年齢が低いほど本人だけの力で整えることができません。ここでは、環境のサポートを得て、プロダンサーになった3名をご紹介します。

熊川哲也:祖父が作ったバレエ練習場

熊川哲也の場合、バレエの環境を整えたのは祖父でした。祖父母の家に暮らしていたいとこのために、バレエの練習場を建てて、そこへ週2回バレエ講師を招いたのです。いとこと遊ぶようにしながら、バレエを始めたのが10歳でした。このバレエ練習場でのレッスンが、5年続くことになります。

発表会など多くの舞台を経験し、バレエ講師の紹介で東京でレッスンを受けるようになり、オーディションやコンクールに出場していったのです。初出場のコンクール以降、レッスン以外の自主練習や、東京でのオープンクラスを受講するなど、本格的に打ち込んだそうです。

このように、祖父がバレエの環境を作ったことをきっかけにして、バレエの技術を磨き、さらに環境が整えられていったことで、バレエの才能が大きく開花していきました。

マリー・タリオーニ:振付家の父

マリー・タリオーニは、父の厳しいバレエ指導を受けていました。マリーのもつ可憐さが魅力であり、最大限に引き立てたのも振付家である父でした。

マリーのために振り付けた『ラ・シルフィード(空気の精)』は、大成功を収めます。また、やせ細ったマリーのために、衣装を担当したユージェーヌ・ラミによって、ロマンチックチュチュが作られたことも、マリーの魅力を引き立てることになりました。

振付家の父によって、マリーの魅力を引き立てるための環境が整えられていったのです。19世紀で最も有名なバレリーナと称されるまでになり、『ラ・シルフィード』は、彼女の代名詞となっています。

ダニール・シムキン:元バレリーナの母

ダニール・シムキンは、両親ともバレエダンサーで、6歳で父と同じ舞台に立っています。9歳になると、母の本格的なバレエ指導を受けるようになりました。その間、バレエ学校に全く通っていません。

2004年ヴァルナ国際バレエコンクール金賞、2005年ウイーン国際バレエコンクールグランプリ受賞、2006年ジャクソン国際バレエコンクール金賞を受賞など、驚異的な技術で数々の成績を収めています。

いくつかのバレエ団を経て、2018年からはベルリン国立バレエに移籍しています。最近では、父の映像演出による舞台も経験しています。両親がバレエ環境を整えて、奇跡のバレエダンサーとまでいわれるようになったのです。

バレエの才能がある子どもには共通点ある

バレエの才能は、「バレエが上手になった」「コンクールで入賞した」という結果からもたされるものではないでしょうか。そういう意味で、バレエを始める子どもたちは、すでに才能の芽をもっているのです。ここでは、バレエの才能がある子どもの共通点をご紹介します。

バレエが上手になりたい気持ちを努力で示す

バレエがもっと上手になりたいという気持ちだけでは、不十分かもしれません。バレエの才能がある子どもは、バレエに対して、積極的に努力できる能力をもっています。その努力の結果が、技の習得であり、表現力となっていくのでしょう。

バレエを通して何を表現したいのか考えられる

バレエの才能がある子どもは、表現力があります。難度の高い技や、1つひとつの動きにミスがないことがバレエの美しさではありません。

バレエを通して、何を表現したいのかを考える能力があるのです。顔の表情や手の指先、つま先までも神経を使って体を活かして表現します。小さいうちは、先生の指導を素直に受け入れられることも、表現力を磨く上で、重要な能力といえるでしょう。

バレエの才能の芽を伸ばす子育てのアイデア

バレエの才能の芽を伸ばす、子育てのアイデアをご紹介します。難しいことではありませんから、ぜひ参考にしてみてください。

バレエへの興味を示したときは伸ばすチャンス

バレエの才能の芽は、子どもがバレエをする環境になければ伸ばすことができません。ですから、子どもがバレエへの興味を示したときこそ、才能を伸ばすチャンスです。

時には、レッスンに行きたくない日があっても、励ましたり見守ったりして、才能の芽をたやすく摘んでしまわないよう、応援してあげてください。

能力ではなく努力をほめる

上手になってくると、目に見える部分だけをほめてしまいがちです。上手になったのは、あなたの努力だと言葉で伝えてあげましょう。子どもにとって、親から認められるということは、自信につながります。

そのうち、上達の壁を前に悩むことも出てきます。「できないなら辞めなさい」と突き放すのではなく、努力する気持ちが湧き起こるような、サポートを心がけてください。

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最後に

バレエの才能は、子どもだけの力でも親だけの力でも伸ばしていくことはできません。どちらにも役割があり、親のサポートに子どもが応えていくのが理想的です。バレエの才能の芽を伸ばすためにも、子どもに合った先生の指導を受けさせてあげて欲しいと願っています。

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