コンテンポラリーバレエとは?代表的な振付家と作品を紹介

EYS-KIDS編集部

バレエコンクールにもコンテンポラリーがある

コンテンポラリー・バレエは、バレエの国際コンクールだけでなく日本のコンクールでもコンテンポラリー・ダンス部門が実施されるようになり、注目されています。

コンクールでは、女子はシンプルなデザインのレオタードにタイツ、男子は白いTシャツにタイツ、男女ともにバレエシューズまたは裸足などと、独自の規定があります。クラシックバレエとは違い、自由な感じがしますが、詳しくは知らない人も多いようです。

そこで本記事では、コンテンポラリーとはどのようなものか、代表的な振付家と作品をご紹介します。

コンテンポラリーバレエとは?

世界で、同時多発的に進化しているといわれているコンテンポラリーバレエ。コンテンポラリーバレエの起源や概要についてご紹介します。

1980年代のフランスが起源

コンテンポラリーとは「現代的なさま」という意味のことばです。1980年代前後のフランスは、モダンダンスなどさまざまなダンスが取り入れられており、ルールの多いクラシックバレエから脱却しようという考えが主流となりました。

決まった身体表現の型やストーリーにとらわれない

クラシックバレエの決まった型にとらわれないこと、さらにバレエ衣装やトウシューズも身につけないなど、自由で開放的なものとなっていきました。

尋常ではない体の使い方で、ストーリー性のない抽象的なものまで、幅広く表現されています。精神性を重視する傾向もあるとまさしく、既存のジャンルにとらわれずに、現代のさまを進化し続けているのです。

コンテンポラリーバレエの代表的な振付家

振付家が何をどのように表現したいのかによって、さまざまな解釈がもたらされているコンテンポラリーバレエ。独自のコンテンポラリーの世界を創り出している、代表的な3人の振付家ををご紹介します。

ウィリアム・フォーサイス

アメリカ出身のダンサーで、現代のコンテンポラリーバレエ界で、最も先端的な振付家と称されています。

1984年からフランクフルトバレエ団の芸術監督として、複雑で難度の高い超絶技巧を要する作品を発表するなど活動した後、「ザ・フォーサイ・スカンパニー」を創立しました。

マシュー・ボーン

イギリス出身の振付家です。1986年にコンテンポラリー舞踊団 「アドヴェンチャーズ・イン・モーション・ピクチャーズ」を創立しました。

バレエの古典作品『くるみ割り人形』『白鳥の湖』などに新たな解釈と振付をし、ミュージカルなども手がけています。

マッツ・エック

スウェーデン出身の振付家で、王立劇場の俳優だった父とスウェーデンの国民的ダンサーの母を両親にもち、独特の世界観を表現しています。

バレエの古典作品『ジゼル』『眠れる森の美女』に新たな解釈で独自の振付をしています。日常生活を描いた『アパルトマン』も広く知られている作品です。

コンテンポラリーバレエの有名な作品

クラシックバレエとは、衣装も振付も異なり、中には台詞があるものまであり、観ている人の想像をかき立てることが魅力です。ここでは、コンテンポラリーバレエの有名な作品の中から、3作品をご紹介します。

ボレロ:モーリス・ベジャール・バレエ団

『ボレロ』は、モーリス・ラヴェルが作曲したバレエ音楽です。一定のリズムで進行する独特の音楽を、1度は聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。

モーリス・ベジャール振付による『ボレロ』が最も有名で、巨大な赤い円卓の上で踊るダンサーのジョルジュ・ドンは圧巻です。不朽の名作といわれる作品です。

第九交響曲:モーリス・ベジャール・バレエ団

バレエ『第九交響曲』は、振付家モーリス・ベジャールが手がけた大作です。ベートーヴェンの交響曲のフルオーケストラとソロ歌手、合唱団とともに80人を超えるダンサーによって、上演されています。

日本では、東京バレエ団創立50周年において、東京バレエ団とモーリス・ベジャール・バレエ団による共同制作されました。ベートーヴェン生誕250周年でもある2020年、東京オリンピックで上演される予定でした。ぜひ、東京に還ってきて欲しいコンテンポラリーバレエ作品です。

ザ・ステイトメント:ネザーランド・ダンス・シアター

ネザーランド・ダンス・シアターは、1959年に創立されたオランダを代表する舞踊団です。クラシックバレエを基礎としたオリジナルのコンテンポラリー作品を演じています。

世界中のバレエ団からオファーが絶えないと言われるクリスタル・パイトが振付した代表作です。語りながら踊るダンサーによって、支配・戦い・責任などの現代社会を映し出した作品です。

子どもが最初に習うのは全てのバレエの基礎となるクラシックバレエから

コンテンポラリーやジャズダンスなどで活躍している人の多くは、クラシックバレエ経験者です。コンテンポラリーバレエに求められる、体の広い可動域からくる柔軟性は、クラシックバレエを進化させたものともいえるでしょう。

若手ダンサーの登竜門といわれるローザンヌ国際コンクールの課題や日本国内のコンクールのコンテンポラリー部門など、クラシックバレエとコンテンポラリーバレエを併用して学ぶ人もいます。

将来、さまざまなダンスに挑戦するにしても、まずは、全てのバレエの基礎となるクラシックバレエから始めてみてはいかがでしょうか。

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最後に

コンテンポラリーバレエは、ダンサー自身も心で感じたままを肉体を使って表現します。自由だからこそ、正解も不正解もないのでしょう。これから、どのような進化を遂げるのか楽しみなジャンルです。

最近は、テレビコマーシャルやミュージックビデオなどでもコンテンポラリーが取り入れられています。森山未來さんや土屋太鳳さんは、クラシックバレエをはじめとしてジャスダンスなどさまざまなダンス経験があるそうです。

クラシックバレエも、英国ロイヤル・バレエ団『不思議な国のアリス』で、最新の舞台テクノロジーを使った作品を発表しています。ぜひ、クラシックバレエの世界も身近に楽しんでみてください。

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