美しいバレリーナたちはどんな子供時代を過ごした?バレエを習うメリットや有名な5人の幼少期をご紹介

EYS-KIDS編集部

子供がバレエを始めるなら何歳からがベスト?

女の子に人気の習い事としてよくあげられるバレエ。一体何歳からはじめるのが適切なのかとお悩みのお母様方は多いでしょう。

決まりはありませんが、多くのお教室では、3歳から受け入れています。バレエリトミックという形で、0歳から受け入れているお教室もあるため、お子様が「習いたい!」と言ったら、まずは体験レッスンなどに行ってみてはどうでしょうか。

今は、上達させるための科学的アプローチなども取り入れられているため、小さいころから習わなければ身につかないというものではなくなっています。「やってみたい!」と思った時がベストのはじめ時といえるでしょう。ただ、子供に早いうちから習わせるメリットやは多くあります。

子供にバレエを習わせるメリットとは?

バレエを習うことによって得られる効果はたくさんありますが、まずは「姿勢が良くなること」「ルールが身につくこと」があげられるでしょう。

バレエでは「立つ姿勢」を教わり、背筋をまっすぐにすることや足の裏でしっかり地面を踏むことを教わります。また、伝統的な「決まり」に従って踊るのがバレエなのでルールを守ることも自然と身についていきます。

そして、子どもの頃にバレエを習うことの最も大きな効果と言われているのが「情操教育」としての効果です。情操教育というのは、感情や情緒を育み、心の働きを豊かにするための教育です。

バレエを習うと、音楽を楽しみ何かになりきって踊ることができるようになります。そのような経験は、バレエを習ってこそ得られるものなのです。
今、バレエダンサーとして活躍されている方々は何歳からバレエをはじめバレエからどんなものを得てこられたのでしょうか。

有名なバレリーナの子供時代①:吉田都さん

経歴や功績をご紹介

吉田都さんは、22年間ずっと、イギリスの2つのロイヤルバレエ団で最高位をつとめていたバレリーナです。昨年53歳で引退されるまで、「失敗しらず」といわれた彼女に対し「彼女は本当に人間なのか?!」と叫んだ観客がいたそうです。

引退後も年齢を感じさせない動きのまま日本で様々な後進の指導にあたっておられましたが、 2020年から新国立バレエ団の芸術監督に就任されることが決まっています。

どんな子ども時代を過ごしたのか?

吉田都さんがバレエをはじめたのは幼稚園のころ。本格的にバレエにまい進したのは9歳からだそうですが、幼稚園の頃にはバレエと出会い、バレエに触れていらっしゃったようです。

ピアノや英会話も習っていらっしゃったそうですが、お友達の発表会をご覧になって、「これしかない」と思ったと、いくつかのインタビューでおっしゃっています。習いはじめてからはとにかく楽しくて、他のおけいこごとはやめてしまいました。

ただし、学校の学習や家族旅行など、バレエ以外のことをないがしろにせず、幼いうちから「両立」ということを心掛けておられたそうです。小さいころからバレエを習っていたことで、都さんの中には自然と「自分を律する心」が育っていたようですね。

バレエを習うことで都さんが身につけたのは楽しくて仕方がないバレエだけにのめりこまず「やるべきことはしっかり行う力」。それがまた、彼女のバレエを向上させ、輝かしいキャリアを築き上げたのかもしれません。

有名なバレリーナの子供時代②:中村祥子さん

経歴や功績をご紹介

16歳で「ローザンヌ国際バレエコンクール」のスカラシップ賞を受賞され、留学する権利を得て留学してからずっとシュトゥットガルト・バレエ団、ウィーン国立歌劇場バレエ団、ベルリン国立バレエ団、ハンガリー国立バレエ団などの海外のバレエ団で活躍を続けてこられたバレリーナです。

174センチの高身長を存分に活かして踊る姿にはファンが多く、現在は日本でKバレエカンパニーのプリンシパルとして、様々な役柄を踊っておられます。

どんな子ども時代を過ごしたのか?

6歳からバレエをはじめられた祥子さんは、とても内気な少女だったそうです。しかし、お姉さんの影響でバレエをはじめてからは自分の内面にあるものを踊りの中で表現できる喜びを知り、人前にでることが嫌ではなくなったそうです。

また、「常に美しくいること」という指導をバレエの先生から受け、身だしなみにも気を配るようになったといわれています。今のご活躍を拝見していると、「内向的だった」なんて信じられませんが、バレエは性格をもかえる力をもっているのだとわかりますね。

有名なバレリーナの子供時代③:倉永美沙さん

経歴や功績をご紹介

17歳で「ローザンヌ国際バレエコンクール」のプロフェッショナル研修賞を受賞しサンフランシスコバレエ団で研修をされてから海外のバレエコンクールで山ほど賞を受賞し、コールドバレエで入団したボストンバレエ団のプリンシパルとなられました。

35歳という年齢が信じられないほど美しい姿をインスタグラムで披露し、日本でも彼女の今後の活躍に注目が集まっています。現在はサンフランシスコバレエのプリンシパルダンサーです。

どんな子ども時代を過ごしたのか?

美沙さんは7歳からバレエをはじめ、そのころからずっと「トレーニングマシン」というあだ名で呼ばれていたそうです。

なぜなら、とにかく努力を惜しまないから。週5のレッスンだけでなく、自主練も欠かさなかったので、一緒にレッスンしている仲間やお教室の先生が、「誰よりも練習をしている」と認めていました。

バレエをはじめる前からエネルギッシュで、そのエネルギーを発散できるようにとお母様が美沙さんをバレエ教室に連れていかれたといわています。美沙さんは、お母様の想像を超えてバレエにのめりこまれました。

彼女がバレエを習うことによって身につけたのは「努力を継続し目標を実現する力」。海外のバレエ団で活躍するには小柄すぎるといわれていましたが、彼女はそのおそるべき努力で彼女の実力を海外のバレエダンサーたちに認めさせたのです。

有名なバレリーナの子供時代④:森下洋子さん

どんな人?

72歳になった今も現役で踊り続けていらっしゃる森下洋子さんは、日本で初めて国際的に活躍したバレリーナで、海外では「東洋の真珠」と呼ばれていました。

多くの受賞歴を誇り、海外の多くのステージで客演を務めてこられた彼女は、今は様々なオファーを断り、松山バレエ団の団長として活躍なさっています。

どんな子ども時代を過ごしたのか?

洋子さんがバレエをはじめられたのは3歳。身体があまり強くなかったため、身体を強くする目的でバレエを習われたのだとか。洋子さんがバレエを習うことによって身につけたのは「意志の強さ」。

彼女は、まだ盛んではなかったバレエ教育を全身で浴びるためにたった7歳で上京します。橘秋子の橘バレヱ学校の生徒の公演を見た彼女は、どうしても橘バレエ学校でバレエを学びたいと考え、反対する両親を説き伏せたのです。

日常生活では行わない動きを、練習を繰り返してできるようになっていくバレエは子どもにとっては特にかなりの「意志の強さ」を必要とします。

すぐにはできるようにならないけど、でも我慢して頑張って練習するということは、「意志の強さ」を育てます。洋子さんが今もなお踊り続けていらっしゃるのは「意志の力」にほかならないのではないでしょうか。

有名なバレリーナの子供時代⑤:上野水香さん

経歴や功績をご紹介

日本人女性で唯一「ボレロ」というプログラムを踊ることが許されているのは、この上野水香さんだけです。

牧阿佐美バレエ団所属中に様々な賞を受賞し、多くの舞台で主演を務めた後、東京バレエ団にプリンシンパルとして入団。今も日本を代表するバレリーナとして多くのファンをもち、活躍を続けていらっしゃいます。

どんな子ども時代を過ごしたのか?

5歳からバレエをはじめられた水香さんは、英国ロイヤル・バレエ団の「ラ・バヤデール」のビデオを飽きることなく見て、振りを覚えるような子どもさんだったそうです。

この音でこの表情、この音でこのパ(動き)という楽しみ方をしていたということから、彼女はバレエを習うことで「音楽性」を身につけていたのだということが分かりますね。

バレエを習うことでクラシック音楽を聴くようになり、音の中で踊ろうとすることで「音楽性」が自然を身についていくのではないでしょうか。

バレエを習うならEYS-Kidsバレエアカデミーがおすすめ

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スタジオ変更や振替レッスンがあるから続けやすい

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最後に

バレリーナたちがバレエをはじめた時期はそれぞれですが彼女たちが得たものは、確実に彼女たちの人生に影響を及ぼしています。彼女たちが「バレリーナ」というキャリアを選ばなくても彼女たちがバレエから得たものは大いに意味のあるものばかりですね。

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