【バレエの起源とは?】主な4種類の由来について解説

EYS-KIDS編集部

バレエの起源は種類によってさまざまに発展している

バレエは、15世紀ルネッサンス期のイタリア宮廷で余興として踊られていた「バッサダンツァ」から派生した「バッロ」がバレエの起源であるとされています。その後、さまざまな種類のバレエが誕生し、現在まで発展を遂げています。

そこで本記事では、イタリアのバッロを起源として、新たに誕生したバレエの中から、ロマンティックバレエ、クラシックバレエ、モダンバレエ、コンテンポラリーバレエの4種類についてご紹介します。

ロマンティックバレエ:フランスで誕生した現代バレエの起源

イタリアの名家メディチ家の娘がフランス国王に嫁いだことから、イタリアのバッロがフランスに移入されました。フランスの宮廷でのダンスを「バレエ」と呼ぶようになり、貴族や富裕層の間に浸透していきました。

ルイ14世によってフランスのバレエが発展

国王ルイ14世自身もバレエを踊り、15歳には舞台で披露しています。1669年に王立舞踊アカデミーを創立しました。舞踏教師ピエール・ボーシャンが「5つの足のポジション」を定め、表現技法などが体系化されていきました。ルイ14世の功績によって、フランスのバレエが大きく発展したのです。 

ルイ14世がバレエを引退するも、オペラ座の建設によって、バレエは宮廷から劇場へ移ることになり、さらに拡大していきます。職業ダンサー、音楽家による舞台芸術が確立されていくことになったのです。

ロマンティックバレエが誕生

フランス革命後のロマン主義の影響を受けて生み出されたバレエです。この最も歴史のあるバレエが、ロマンティックバレエです。妖精や悪魔を主人公とした幻想的な作品を特徴としています。

ユージェーヌ・ラミによって、ロマンティックチュチュが編み出され、ふわふわと優雅な衣装につま先で踊ります。さらに、ステップやジャンプなどテクニックも向上したのです。代表作には『悪魔のロベール』『ラ・シルフィード』『ジゼル』があります。

クラシックバレエの起源:ロシアで発展し現代のスタイルが確立

バレエがさらに進化を遂げたのは、ロマンティックバレエがロシアに移り、古典主義のクラシックバレエへと発展したことによります。

3大バレエなど名作が次々に誕生

フランスから招かれた振付家マリウス・プティパと、作曲家チャイコフスキーが作った『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』は、3大バレエと呼ばれています。世界中の多くの人が愛する作品となりました。

マリウス・プティパの手がけた作品は、『ドン・キホーテ』『ラ・バヤデール』『ライモンダ』など、名作と呼ばれるものばかりです。ロシアにバレエの黄金時代を築いたといえます。

複雑なバレエ技法に合わせて衣装も斬新に

バレエの技法は、複雑て高度な回転やジャンプが用いられるようになります。それに合わせて、衣装は体にフィットして裾丈が短くなり、斬新なデザインのクラシックチュチュが誕生したのです。

モダンバレエの起源:バレエ・リュスによる自由なバレエ

20世紀に入り、バレエの中心はロシアからフランスに戻ります。ロシア人プロデューサーで芸術監督でもあるセルゲイ・ディアギレフが、1909年にバレエ団「バレエ・リュス」を創設し、モダンバレエが多くの人を魅了したのです。

モダンバレエの起源と確立

バレエ団「バレエ・リュス」は、クラシックバレエにないステップや民族舞踊を取り入れて、衣装も靴も自由なモダンバレエを確立しました。抽象的な作品による表現も可能にし、肉体表現を重視したダンスが特徴です。

モダンバレエ3大バレエなど名作が誕生

イーゴリ・ストラヴィンスキーの3大バレエ『火の鳥』『ペトルーシュカ』『春の祭典』のほか、『ロミオとジュリエット』『シンデレラ』『石の花』などがあります。『春の祭典』では、警官が介入する事態となり、美意識の違いが議論されることも珍しくはありませんでした。

コンテンポラリーバレエの起源はフランス

コンテンポラリーとは「現代的なさま」という意味のことばです。クラシックバレエやモダンダンスなど、さまざまな要素を取り入れたり、ルールを排除したりと、既存のジャンルにとらわれずに現代のさまを進化し続けています。

フランスの代表的な2人の振付家

起源は、1980年頃のフランスといわれています。振付家のローラン・プティとモーリス・ベジャーは、それぞれにバレエ団を創立し,クラシックバレエとは違う表現のダンスを創作しています。

コンテンポラリーバレエの代表作

ローラン・プティの代表的な作品には、『ボレロ』『ダンシング・チャップリン』があり、モーリス・べジャーは『ザ・カブキ』、三島由紀夫をテーマにした『M』など日本文化をテーマにしたものなどがあります。

子どもが初めて習うバレエジャンルはクラシックバレエがおすすめ

子どもが初めてバレエを習うとき、バレエの種類について知っている人は、クラシックバレエとそれ以外のダンスの違いに戸惑うことがあるかもしれません。

クラシックバレエとモダンバレエやコンテンポラリーバレエの大きな違いは、主に古典的な作品を踊るのか、現代的な作品を現代音楽に合わせて踊るのかということです。

クラシックバレエで基礎的な動作を学びながら、踊るための体づくりをしていくと、その基礎は他のバレエに活かすことができます。実際に、クラシックバレエのコンクールには、コンテンポラリー部門があるものもあります。

これらのことから、子どもが初めて習うバレエのジャンルは、クラシックバレエがおすすめです。

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最後に

バレエには、その起源から500年以上の歴史があります。バレエの起源から長い間、貴族の余興や教養の1つとして発展してきました。しかし、時代の流れによって、一般市民がダンサーになることも観客として楽しむこともできるようになってきました。

これからのバレエの歴史は、バレエを始める子どもたちととともに刻まれていくことになるのです。ぜひ、バレエを楽しむことから始めてみませんか。

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