【バレエの基本】つま先立ちのやり方と自宅でできるつま先を伸ばす方法

EYS-KIDS編集部

バレエのつま先立ちがうまくできない

バレエは、ステップやジャンプなどでつま先立ちが不安定になり、うまくできないことを気にしている人は多いのではないでしょうか。バレエではつま先立ちができることが必須なので無理もありません。なぜ、つま先立ちがうまくできないのでしょうか。

そこで、本記事では、子どもがバレエでつま先立ちができない原因とバランスを保つ練習法、自宅でできるつま先を伸ばす方法をご紹介します。つま先は美しいバレエの基本ですから、ぜひ参考にしてください。

バレエには2種類のつま先立ちがある

バレエのつま先立ちには、ルルベとポアントの2種類があります。子どものバレエレッスンでは、ルルベから学びます。2種類のつま先立ちには、どのような違いがあるのでしょうか。1つずつ確認してください。

ルルベとは

ルルベには、引き上げるという意味があります。バレエのルルベは、バレエシューズでのつま先立ちのことで、背伸びをするように足指の腹で床を押して、かかとを上げた状態のことを指します。

バレエシューズの中で足の指を縮めないように、意識して足の指を伸ばすことがポイントです。子どものうちから、正しく身につけなければいけない基本動作の1つです。

ポアントとは

ポアントには「つま先」という意味があり、トウシューズの先端に立った状態をポアントと呼びます。

トウシューズは、脚の筋力がついて体の引き上げができるようになってから履きますから、正しくポアントで立つためには、正しいルルべを身につけておくことが必要なのです。

ルルベもポアントもつま先が真っ直ぐに伸びてこそ、美しく繊細な表現ができるようになります。

バレエでつま先立ちができない原因

つま先立ちだけなら難しくないと思う人もいるかもしれません。つま先立ちから踊りにつなげて動き出すためにバランスを保つことが難しいのです。なぜ、つま先立ちでバランスを崩してしまうのでしょうか。その原因を解説します。

お腹が出る:重心が後ろになっている

つま先立ちをした時に、胸から上に力が入りすぎるとお腹が出てしまいます。そうすると、肋骨が引き上げられて、お腹に力が入らなくなるため、重心が後ろになりバランスが崩れるのです。

お尻が出る:重心が前になっている

もともと反り腰の人のように、つま先立ちになる前から胸から上に力が入っている状態からつま先立ちをすると、前のめりになってお尻が出てしまいます。また、勢いよくつま先立ちをしたときも、重心が前になってバランスを崩すことになりやすいのです。

足首が不安定:筋力が弱い

つま先立ちで真っ直ぐに立てたとしても、すぐに体が揺れてしまうことがあります。体を支えるだけの筋力が弱く、足首が不安定になりバランスが崩れるのです。静止状態をキープできずに動き出してしまったり、しゃがみ込んだりすることがあるでしょう。特に小さな子どもによくみられます。

【つま先立ちのやり方】かかとの高さで分けられる5段階をしてみよう

つま先立ちには、5つの段階があります。いきなり完全なつま先立ちをしても、うまくいかないのは当然といえます。段階を踏んで練習するのが、上手につま先立ちができる近道です。

かかとの高さを意識しよう

つま先立ちは、かかとの高さで5つの段階があります。

①足裏全体が床についた状態:アテール

②床から4分の1上がる:ピエ・アカ―ル

③床から2分の1上がる:ドゥミポアント

④床から4分の3上がる:ピエ・ア・トロア・カール

⑤つま先で完全に立った状態:フルポイント

足裏全体が床についた状態をアテールといいます。動き始める時のポーズ(プレパレーション)にアテールを使います。例えば、いきなりジャンプすることはできないので、回転する際の準備にアテールを使うということです。

アテールの立ち方は、体の重心がまっすぐな状態で土踏まず以外が床についている状態です。指が伸びているかチェックしましょう。親指が曲がると足首が内側に入り込むので、足が真っ直ぐに伸びなくなってしまいます。

①アテールから②→③→④→⑤と進めます。いきなりフルポイントをするのではなく、少しずつかかとを上げて重心をまっすぐな状態で、つま先立ちをキープできるようにしてください。

つま先立ちに重要なのはピエ・ア・トロア・カール

つま先立ちで難しいのは、ピエ・ア・トロア・カールです。かかとが上がってくると足の甲を前に出すことや、足指の腹に力をかけることが簡単ではないからです。さらに、片足でピエ・ア・トロア・カールでしっかり立てるようにならないと、大きな技をする際にバランスを崩してしまいます。

バレエは、引き上げられた高い位置をキープすることが重要なので、軸足のかかとを高く上げた状態を保ちながら、次の動作へ移れるよう重心移動させられるかどうかが上達のポイントといえます。

自宅でできるつま先を伸ばす方法

自宅でできるつま先を伸ばす方法をご紹介します。親子で楽しく取り組んでください。伸び切る感覚をつかむためには、ゆったりとしたテンポの音楽に合わせると効果的です。

カーペットやヨガマットの上で、両足を前に出して座ります。上半身は真っ直ぐにして骨盤を立てましょう。両足首を直角にして、つま先をゆっくりと床に向かって伸ばします。つま先を伸ばし切ったら外側へ回して元に戻しましょう。

気をつけるポイントは、足指を曲げないこと、太ももが開かないことの2つです。終わったら足指や足の甲などを軽くマッサージしてください。できるだけ毎日の習慣として続けましょう。気づかないうちにつま先が伸びている可能性があります。

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最後に

つま先立ちができない原因は、重心をまっすぐにして立つ姿勢から、かかとを徐々に上げていく地道な練習と自宅での取り組みによって、改善できる可能性が高くなります。形だけを整えても、実際にはできていないこともありますから、ぜひバレエ教室で指導を受けてください。体験レッスンから気軽に始めてみてはいかがでしょうか。

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