【バレエの上達が早い人は何をしている?】レッスン中のコツや自宅でできる練習法をご紹介 

EYS-KIDS編集部

毎回のレッスンで上達するためのポイント

バレエが上手くなるには、毎日のレッスンや日々の習慣が大切となります。ただ、個人によって課題となるポイントは違ってきますし、毎回のレッスンの受け方も異なるでしょう。そこで、バレエをより早く上達するために日々のレッスンで意識すべきことや、自宅できる練習方法を解説していきます。

バーレッスンではバーに頼りすぎない

バーレッスンが楽しくない、バーレッスンが疲れると思うことありませんか?それは正しく身体が使えていないからかもしれません。そのままだと修正が難しくなってしまいます。ここでは、バーレッスンが上達するバーの握り方、バーとの距離それぞれのポイントをご紹介します。思い当たることがないかチェックしてみてくださいね。

バーの握り方 

まず、バーに手を乗せて左右にスライドさせてみましょう。その時に親指は、バーの下側へバーを掴むような位置におきます。軽く触れた感じのまま始めるのが、バーに頼らない握り方です。

「バーを握りましょう」と言われると、つい強く握ってしまいがちですが、強く握ると動作のたびにバーを引き寄せてしまうのでNGなんです。鉄棒の逆上がりのように、バーを強く握って反動をつけた動きにならないようにしましょう。余分な力を使わないように肩や腕をリラックスさせることがポイントです。バーを誰か(例えば、先生)の腕だと思うと強く握ったり引っ張ったりしないでできるかもしれませんね。

バーとの距離 

バーの前にまっすぐ立って肘が伸びきらない状態でバーに手を乗せることができたら、そこがバーとのベストポジションです。腕の長さによってベストポジションが変わってくるといえますね。

クラシックバレエのレッスンは基本的にはいつも同じです。 バーレッスンはプロのダンサーも欠かさずに練習しています。身体の軸を作るためでもあり、自分の好不調もバーレッスンでわかるといわれていますから、ほどよい緊張感を持って取り組みたいですね。

ストレッチはリラックスしてゆっくり

バーレッスンで全身を使ったので、センターレッスンに備えるために、ストレッチでリラックスさせて柔軟性を高めておきます。ストレッチは、反動をつけたり勢いよく素早く動かしたりしないで、ゆっくりとゆっくりと筋肉を伸ばしましょう。教室では、ゆっくりしたテンポの音楽が流れますから、音楽を聴きながら動かすと良いと思います。水分補給も忘れずに!

センターレッスンでは鏡で自分と先生を見る

教室には大きな鏡がありますよね。自分の全身を映し出すとちょっと恥ずかしい気持ちになるかもしれませんね。鏡は、表情や全身の状態や動きを細かくチェックするためでもあり、先生の動きを見るために使うものですから、とても重要なんです。

バレエの上達が早い人は、鏡で先生と自分の動きを見て、自分の動きを修正することができています。身体のラインを確認して体型の管理を意識することもできますから、恥ずかしがらずに鏡を見ることに慣れていきましょう。

自宅でできる練習や上達のコツ

正しいバレエストレッチをしよう

バレエ教室で行っているバレエ要素を取り入れたバレエストレッチをしましょう。普通のストレッチと違って背筋を伸ばして行います。バレエに限らず、身体が硬い状態で急に運動を始めるとケガをする可能性が高いので、必ずストレッチをして身体をほぐしましょう。

強い痛みが出るほど強引に伸ばしては柔軟性は高まりません。むしろ筋肉を痛めることがあるので、軽い痛みのまま10秒ほどキープする程度がよいようですよ。

開脚などは、片方を後ろに曲げて、もう片方を前へ伸ばすと足の付け根が伸ばしやすいです。いきなり両足を無理に開かせるよりも少しずつがいいです。幼児期は、まだまだ身体が柔らかくなっていきますから、できる範囲から毎日続けられるといいですね。

バーレッスンは壁を使おう

バーが自宅にあるという方は少ないかもしれませんね。動くスペースが2畳ほどあれば壁を使ってバーレッスンができますよ。全身が映る鏡があればなおよいです。

バーレッスンをする前には必ずストレッチをしましょう。レッスンの復習をする時には、先生が言っていたことをよく思い出しながら、ゆっくりと丁寧に動きましょう。一人で練習していると、動きやすいように動いてしまって間違った動きや身体の使い方をしてしまっているかもしれません。

レッスンの内容がどうしても思い出せない時は、どうしたらいいのでしょうか? せっかく自宅練習をしようと思ったのですから、『1~5番ポジション』を練習をするのもよいですよ。

お手本になる動画を観ながら自宅レッスン

自宅練習で一生懸命に頑張ったのに、レッスンで思うような成果が上がらないとしたら、身体の使い方が正しくないのかもしれません。とはいえ、レッスンの回数を増やすこともなかなか難しいですよね。

DVDやYouTubeなどからお手本になる動画を探しましょう。動画があると分かりやすいしポイントを説明してくれるので理解を深めることができます。何といっても繰り返し観ることができます! 部分的にスロー再生できるのも心強いですね。

自分の動きを動画に撮ってチェックしよう

正しい身体の使い方ができているかを自分で冷静に判断することはとても難しいものです。集中していればなおのこと。そういう時は、動画に撮ってチェックすることをおすすめします。チェックしたら、もう一度練習して、また動画に撮ってチェックすることを繰り返しましょう。これを繰り返していると、レッスンでも自分の動きをと先生の動きの違いに気づけるようになると思いますよ。

レッスンの音楽やバレエ音楽を「聴く」

バレエは、リズムや強弱などの音楽の要素を感じ取って、身体の動きで表現します。リズム感や表現力を磨くためにピアノを習う人もいるほどです。

バレエの先生が「音楽を聴いて」というのは、ピアノの先生が「歌うように弾いて」とほぼ同じことを言っています。忠実に踊ったり弾いたりしているけど、表現力が足りないということです。音楽に具体的なイメージを持っていないので、音楽に反応するように踊れていない、ピアノなら自然に指が動く感じがないということでしょうか。

レッスンの音楽やバレエ音楽を聴きながら自然に身体が動くようになると表現力は増していきます。バレエを踊るイメージで音楽を聴いてみてくださいね。

日常から実践!バレエ上達のためにできるサポート3つ

食事内容と時間を工夫する

バレエの身体作りのために、栄養バランスがとれた 適量の食事を1日3回食べましょう。

バレエは運動量があるので、おやつもあった方がいいです。体型を気にするあまり食事を抜いたりカロリーが少なすぎることはよくありません。大事なのは、栄養バランスと適量です。

それから、食べる時間を工夫しましょう。食事から寝るまでの時間が近いと消化が悪くなり身体に負担がかかります。また、寝る時に空腹感が強いとよく眠れないことがあるからです。

成長ホルモンや筋肉の成長には十分な睡眠を

子どもの成長に欠かせない睡眠を十分に確保したいものです。睡眠不足になると筋肉の成長に必要なテストステロンなどのホルモンの分泌が抑えられて筋肉の成長が妨げられてしまいます。また、成長ホルモンの分泌量が減ると骨や体が形成されにくく、成長に影響を与えるとされています。

子どもにとって必要な睡眠時間は、3〜5歳で11〜13時間、6〜12歳で10〜11時間といわれています。ライフスタイルによっては夕食も就寝時間も遅くなってしまい睡眠が足りていないことがあるようです。起床時間から逆算して就寝時間を決めておくことが必要かもしれませんね。

バレエの公演、演劇、音楽コンサートに出かける

小さい頃から、バレエの公演、演劇、音楽コンサートなどで臨場感を味わってもらいたいですね。ただ、年齢制限があって入場できないこともあります。寝てしまって…ということもあるかもしれませんが、生の公演を観る機会があれば、ぜひ足を運んでみてください。子どもなりに感じられることがあって刺激になると思います。

バレエを習うならEYS-Kidsバレエアカデミーがおすすめ

バレエを習わせたい!そんな親御さんに、ぜひおすすめしたいのがEYS-Kidsバレエアカデミーです。

年齢別と経験別に9段階のクラス分けがされていて、お子様一人ひとりにぴったりのレッスンを受けることができます。

もしもレッスンに満足できなかったら、別の先生に変更してレッスンを無料でやり直すことができます。先生との相性は重要なポイントですね。じっくり選べるのは安心です!

スタジオ変更や振替レッスンがあるから続けやすい

それから、体調不良や急用でレッスンをお休みすることになったら無料で振り替えができます。ご都合に合わせて他のスタジオに変更もできます。

振替のレッスンがあるので、他のおこさんより遅れてしまうのではないかと心配することも月謝を無駄にするようなこともありません。

EYS-Kidsバレエアカデミーは、お子様にとって安全で楽しいことを最優先にしながら、高水準のバレエレッスンを提供いたします。

EYS-Kidsバレエアカデミーでは、無料の体験レッスンを実施しています。ぜひバレエレッスンを体験してみてくださいね。

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最後に

バレエの上達に近道はありません。正しい身体の使い方は、レッスンと毎日の努力の積み重ねが大切になります。

自宅練習をしてもなかなか上手くいかないことは、よくあります。あんなにできなかったのに、先生からのアドバイスでできちゃった!ということも経験するでしょう。

親としては、子どもが辛そうにしていると、上手にならないなら辞めてもいいのではと悩まれることがあるかもしれません。バレエの上達には時間がかかって、その分辛いことも喜びもたくさんあります。子どもがバレエが好きという気持ちがあるうちは、どうぞ支えてあげてくださいね。

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