初心者の方がライブに出演するまでに完璧な技術をマスターしないといけないということはありません。 特にドラムに関しては基本的なビートが叩けて曲構成を理解できていればライブで演奏することは可能です。 会員様がライブで演奏することを目標にしているのであれば、その演奏したい曲のオリジナルのフレーズを解析し、生徒さんに合わせた難易度で尚且つ楽曲に馴染むフレーズを提案し指導させて頂きます。

ポップスは基本的な技術があればそれを応用して演奏出来るものが多いです。 プロセスとしてはまず8ビート、16ビート、3拍子の基本的なフレーズの習得とその応用。 それと同時に、会員様の好きな楽曲の中からレッスンに最適な曲を選び練習曲とし、その曲内で使われているパターンの大まかな習得、それが出来たら更に踏み込んでアーティストが楽曲内ので使っている細かいテクニックの習得にステップアップしていくことで、基礎から実践までをレッスンさせて頂きます。

会員様がどのようなバンドで演奏したいのかにもよりますが、そのバンドのジャンルに対応した基本的なフレージングやパターンの習得、そしてその応用と広げていきます。 それに加えて、バンドを演奏する際には一人での演奏とは違う様々なことが関係してきます。演奏中何の音を聴くのか、グルーヴ(ノリ)の作り方、なかなか一筋縄ではいかない面もありますが、バンドの屋台骨になるのがドラムであり、そういった演奏上の心構えも伝えられたらと思います。

会員様がどのようなスタイルのドラムを叩きたいのかによります。 例えば、テクニックを強化したい場合。 どんな複雑で難解に聴こえるテクニックも、実際は基礎技術の応用が積み重なって成り立っているものがほとんどです。 基礎から応用したフレーズのバリエーションを幾つも作り、最初はスネアだけで叩き次第にタムなどを絡めたり、テンポも最初はゆっくりから次第にテンポを上げて叩けるようにすることでテクニックの幅を広げていきます。 一方、グルーヴを強化したい場合。 セット内の音量バランス、ハネ方、リズムの溜めなどがもたらすグルーヴの変化を理解し、コントロール出来るようになることを目標にしています。

近年はジャズの多様性が進み、ドラムに関しても学ぶべき技術の習得が多義に渡っていますがが、まずはジャズのリズムの基本であるスイングのパターンを習得して頂き、それからそれらを応用した三連系のフレーズのバリエーションへと広げていきます。 その次は、会員様の希望に合わせて、スイングジャズ以降に生まれたジャズファンク、ラテンジャズなどの基本奏法の習得に進みます。 ブラシを使った奏法もジャズならではで非常に面白いのでそちらも合わせてレッスンさせて頂きます。

近年、ポップスやロックの中にもレゲエの要素を取り入れる楽曲が増えています。 奏法やフレージングが他のジャンルと違う部分もあるので慣れるまで戸惑われる方も多いかと思いますが、セッションなどでもレゲエの曲を演奏する機会は割とあるのでお薦めです。 そして、何より、叩いていて気持ち良いです。 レゲエの基本であるルーツレゲエから現代のダンスホールレゲエまで順を追ってレッスンさせて頂きます。

初めてのライブでは、きっと楽しもうという気持ちよりも「あそこミスったらどうしよう」など、不安な気持ちの方が大きくなりがちだと思います！会員様だけではなくて、みんなが通る道なんですよ。ですので、レッスンでは会員様のそういう不安な要素を徹底的になくしていき、本番を思い切り楽しんでいただけるように心がけています。

ポップスはシンプルなリズムパターンが多く、初心者の方にはおすすめのジャンルなんですよ。楽曲を演奏するうえで上手くなる一番の近道だと思うので、できるだけ簡単な曲から始めてみましょう。そして、少しずつできるることを増やしていって、会員様がストレスなくレベルアップできるように精一杯サポートさせていただきます！

バンドは、自分以外の人と音を合わせるというのが一番のポイントになります！そのときの共通言語になるのがテンポ、いわゆる楽曲の速さになります。そしてそのテンポを守る役割がドラムです。重要ですよね。他のパートがどんなに速くなったり遅くなったりしてもブレない、強靭なフィジカルを鍛えるレッスンをさせていただきます。

ある程度ドラムも叩けるようになり、体が動くようになってきたら、次はそれに「味付け」をしていきます。具体的には、協調になるアクセント、強弱の変化になるダイナミクスなどの奏法を、より意識的にプレイできるように指導します。そうするうちに、曲を自分の思うように表現できるようになるはずです。一緒にがんばりましょう。

(ドラムのチューニング方法) チューニングが整っていないとドラムの楽しさが半減してしまいます！ですので、スタジオにあるドラムを実際に使ってチューニング（調整）をどういうふうに行うのかレクチャーします。はじめはわからなくても大丈夫。そのためのレッスンです。マイスネアなどをお持ちの方は実際にお持ちいただことで、一緒に調整することが可能です。

(ドラムヘッドの交換方法) 意外と教えてもらう機会がないドラムヘッド（表裏に貼ってある皮）の交換方法！特に多いのはスネアのヘッド交換です。マイスネアをお持ちの方は新しいヘッドと一緒に持ってきていただけますと、実際にレクチャーしながらヘッド交換させていただきます。「こんなこと聞いてもいいのかな？」と不安にならず、なんでもお気軽にご相談ください。