【バレエのフェッテとは?】初心者向けにやり方と練習で確認すべきポイントを解説

EYS-KIDS編集部

フェッテとは「鞭を打つ」という意味の回転技のこと

フェッテとは、「鞭を打つ」という意味のバレエ用語で、回転しながら、鞭を打つように足を曲げ伸ばしする動きのことです。『白鳥の湖』で黒鳥の32回転グランフェッテなど、バレエをしている人にとって、憧れの技の1つともいえます。

回転技の中でも、フェッテは難度が高く、回転が続かなかったり、足の動きがバタバタするなど、多くの人が悩みを抱えているようです。確認するポイントやコツをつかむための練習方法が分かれば、練習が楽しくなります。

そこで本記事では、フェッテのやり方と練習の際に確認するポイントを解説します。初めてフェッテに取り組む人にも、わかりやすく説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

フェッテをする前に必ず確認しておくべきポイント

フェッテが上手くできない人は、動きのどこかに原因がありますから、自分のフェッテを見直してみましょう。初めての人も動きを確認しながら練習すると、着実に進めることができます。ここでは、フェッテをする前に、必ず確認しておくべきポイントについて解説します。

ルティレの動き:ドゥミ・プリエとドゥミ・ポアント 

フェッテをする時に、軸足をつま先立ちにし、動足でルティレ(ひざを曲げる)をした時に、バランスを崩しやすくなります。

軸足でのドゥミ・プリエ(軽くひざを曲げる)から、ドゥミ・ポワント(半分ほどのつま先立ち)に立つ瞬間の姿勢を確認しましょう。頭から足首までまっすぐになるように保つことが大切です。足元や手先へ視線をずらすと猫背になるなど姿勢がまっすぐに保てなくなるので、全身が映る鏡を見ながら行いましょう。

フェッテは連続して行うことが多いので、回転の遠心力で、上体がぶれないようにすることも大切です。ドゥミ・プリエから、ドゥミ・ポアントに立つ動きを繰り返しても、体を引き上げて、まっすぐな姿勢を保てることが重要になります。

両腕と鞭を打つ足のタイミング

両腕と動足の動きのタイミングがずれやすく、スムーズにフェッテができなくなります。フェッテをするためには、両腕を開いたり閉じたりする動きと、鞭を打つように動かす足とのタイミングが合っていることが必要になります。

動足を横に開くタイミングに合わせて、両腕を前から横に開いて、ルティレと同時に、腕を胸のやや下にします。速い回転が求められるので、ゆっくりと行いながら、タイミングをきちんと合わせましょう。

両足をリズミカルに動かす

フェッテでは、軸足のドゥミ・プリエからドゥミ・ポアント、動足のルティレをリズミカルに動かせるようにします。 

●軸脚が安定しているか確認しましょう。ドゥミ・ポアントの位置が、回転によって移動しないようにする必要があります。

●何度もフェッテしていると、動足を前に出す位置が変わりやすいです。位置が決まっていないと、雑な印象を与えてしまいます。実際に、つま先が伸びていなかったりひざが曲がっていることも少なくありません。

初心者は1回転のフェッテから

始めからいきなり連続のフェッテを練習すると、自分の体の動きを確認することが難しくなるので、フェッテは1回転ずつ行いましょう。フェッテと呼んでいるものは、グラン・フェッテのことです。実は、1回転であってもグラン・フェッテに変わりはありません。まず、1回転をマスターすることを目指しましょう。

①右足を前に伸ばし軸足はドゥミ・プリエする

フェッテは、通常左足を軸足にします。両足を床につけた状態で、両腕は胸の下あたりに置いて、体を引き伸ばしておきましょう。腕はそのままを保って、右足をかかとから前に伸ばし、軸足はドゥミ・プリエします。

②右足を横へ差し出すタイミングで腕を横に広げる

右足を横へ差し出すと同時に、前に置いた腕を横に開きます。このタイミングは、ぴったりと合わせてください。ただし、慌てたり勢いをつけたりしないで、ゆっくりと動かしましょう。

③軸足ドゥミ・ポアントに右足ルティレして右へ回転

軸足はドゥミ・ポアントに立ち、右足をルティレして、右回りに回転します。この時、右足を軸足に引っかけないようにしましょう。足の動きのリズムが崩れる原因になるからです。また、回転する時には、視点を定めて頭が動かないようにします。

フェッテのコツをつかむための練習

初めてフェッテを練習する人は、コツをつかむまでに時間がかかります。立った姿勢で、回転する前までの動作を繰り返し行いましょう。1つずつの動作ができたことを確認して進めていくと、コツをつかめるようになっていきます。

以下のことに、意識を集中して練習しましょう。

●視線を定める

●右足のつま先をまっすぐに

●右足を前に出した状態からルティレした時に体がぶれない

回転までの動作がスムーズになってきたら、いよいよ回転を加えましょう。多少バランスが崩れても、1回転をまわり切るようにしてください。ゆっくり正しいポジションを確認しながら、1回転するのが上達するためのコツです。

フェッテはバランスが大事!だからこそプロに学ぶのがベスト

フェッテは、バランスが大事です。バランスが崩れてしまう原因は、人によってさまざまです。1回転でも、目が回ってしまうこともあります。美しいフェッテができるようになるまで、長い時間が必要なのです。

難しい技ほど、基本動作が重要になります。できているように見えても、体の使い方に無理がかかっていることも多いものです。難度の高い技を習得したい意欲があるなら、ぜひ、バレエのプロである先生のレッスンを受けることを検討してみてください。

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最後に

フェッテは、華やかでバレリーナの見せ場ともいえる技なので、憧れる人も多いです。フェッテができるための筋力は、バレエを始めたばかりの子どもであれば、まだまだ未熟なのも事実です。

バレエレッスンで繰り返される基本動作によって、体づくりをしながら、体に合った技を身につけていくのが、美しいフェッテへの近道といえます。ぜひ、バレエ教室で習うことを検討してみてください。気軽に体験レッスンから始めてみませんか。

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