【バレエの基本講座】足の形の基礎から正しく身につけるためのポイントを解説

EYS-KIDS編集部

バレエでは足の形は決まっている

クラシックバレエには、決まった足の形があります。最初に覚えておきたい基本の1つです。足の形は、これから学ぶ回転やジャンプをきれいに決める大切なポイントになるので、正しく身につける必要があります。

バレエの基本の足の形は、1番から5番です。形だけを真似るのではなく、足の動かし方から覚えていきましょう。

本記事では、足の形を正しく身につけるためのポイントを解説します。いきなり完成形にするのではなく、少しずつ動かしてみてください。

バレエで最初に覚える足の形

足の形を1番から5番まで、順番にご紹介していきます。難しい動きもありますから、無理に動かさないようにしながら、やってみることが大切です。

足の形1番:左右外向きに180度に開く

まず、体をまっすぐにして立ちましょう。このとき、両方のひざとつま先を前に向けます。つま先を左右外向きに45度ずつ開いたら、視線を前方向にして背筋をまっすぐにしてください。

つま先を見たままでは頭が下がったり、背中が丸くなったりしがちです。背筋を伸ばして内ももをつけるようにすると体が引き上がります。初めての1番の形をするときは、ここまででも十分に美しいといえます。

初めての人は、片足をいきなり90度まで開かないようにしましょう。なぜなら、もう片方の足を開いたときに左右対称にならないからです。

理想的な足の形1番は、体をまっすぐに引き上げて180度に開くことです。しかし、あくまでも左右対称であることが重要になります。

足の形2番:1番から片足ずつ広げる

1番から片方ずつ少し開いたものが足の形2番です。180度に足が開いていなくても、つま先とひざが同じ方向を向いていることが重要です。

足の形2番で背筋をまっすぐにして、両方のひざを同時に軽く曲げて伸ばしましょう。ひざの余分な力が抜けます。さらに、2番のまま、ひざを曲げずに軽くつま先立ちをしてみてください。ひざから伸び上げるようにすると、姿勢が安定します。

足の形3番:後ろ足の土踏まずに前足のかかとをつける

足の形を1番にしてから、どちらかの足のかかとを別の足の土踏まず辺りまでずらして引き寄せます。さらに、1番に戻して、後ろに置いた足を前になるようにしましょう。

必ず左右の足を入れ替えて、どちらの足でも3番の足の形ができるようにすることが大切です。1番のとき開いた角度が90度になっている場合は、3番のとき土踏まずに対して垂直になります。

足の形3番ができたら、軽くひざを曲げましょう。無理な角度になっていると、ひざに力が入り過ぎてお尻が出てしまうので、まっすぐな姿勢を保つことができないときは、角度を小さくしてみてください。

足の形4番:3番から1歩前に出す

3番から続けて行うとわかりやすいです。前にある足を軽く1歩前方向に出します。できたら膝を軽く曲げてください。足を入れ替えて、同じように4番を行いましょう。

理想的な4番は、前後の足が平行になります。平行になるようにしながら、足裏が浮いてきたら重心がずれてきたサインです。重心が両足の中央に置くことが課題ですから、まっすぐな姿勢で足裏が浮かないところまでにとどめましょう。

足の形5番:4番から前後のかかととつま先をつける

4番から、前にある足を後ろの足にさらに重ねます。重ねたら膝を曲げてから、反対の足も同じようにしましょう。

理想的には両足がすきまなくぴったりと付くのですが、始めのうちは上半身がねじれやすいので、重ねたときに前後のかかととつま先が平行にならなくてもよいです。重要なのは、足を深く交差させながら、まっすぐな姿勢を保つことです。

正しい足の形を身につけるためのポイント

足の形は1つずつ動かし方があります。形だけを覚えると、自分の体に合わない無理な姿勢になり、上達のさまたげになるだけでなく、ケガにもつながってしまうのです。ここでは、正しい足の形を身につけるためのポイントをご紹介します。

体の重心:足裏全体で床を押すように

バレエでは、足裏を意識して体を動かすことが必要です。まず、足裏全体で床を押すようにして、まっすぐ立てるようになることから始めます。

重心が傾かないように、まっすぐ立つためには、足裏の3箇所を意識します。実際に確かめてみましょう。

①両足を肩幅に開いて平行になるように立ちます。

②両足の指を上に反らしたときに、かかと・親指の付け根・小指の付け根が床に付いていることを確認してください。

③指を戻したときもその3箇所が付いていることを確認できれば、重心が体の中心になっています。

小さな子どもは、足裏を意識することが難しく、動かしやすいままに足の形を整えようとしても、正しい形を身につけることができません。足裏3箇所を確認してから、足の形の練習をすることが正しい形を身につける第1歩になります。

上半身:肩を自然な位置で背中を広く

バレエでは、つねに体を「引き上げる」ことを意識します。引き上げようとして胸が上がると、反り腰になったり肩がすくんだりして、美しい姿勢を保つことができません。

バレエの美しさは、背中の美しさでもあります。そのためには、肩を自然な位置にして、背中を広げることを意識するとよいでしょう。

体全体:頭上から引っ張られるように引き上げる

バレエでは、足で体全体を支えて、さまざまな方向への移動して、回転やジャンプをします。そのため、体を引き上げて、足への負担を減らしているのです。

また、引き上げておくことで、次の動作に移りやすくしています。バレエは、しなやかで伸びやかに踊るからこそ美しいので、引き上げは重要になります。

頭上から引っ張られるように、少しあごを上げて、首を長くすると自然と体がまっすぐになります。足の形を練習をするときも、足を動かしながら体全体の引き上げを意識しましょう。正しい足の形とともに、美しさも身につけていくことができます。

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最後に

バレエでの足の形は、さまざまなステップや回転、ジャンプなどの技を学ぶために、正しく身につけなければいけません。自宅での練習では、日常生活であまり使わない動きに戸惑うこともあるかもしれません。

ぜひ、バレエレッスンで先生に教えてもらいながら、練習してみてください。正しい体の使い方の感覚をつかんでいけるでしょう。バレエがますます楽しくなるはずです。

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