本番でも焦らないで済むように自信のつくようなレッスンを行います。日々の基礎を大切にして、自分の積み重ねてきた努力に自信を持ってパフォーマンスしていただきたいです。実際のステージで演奏しているイメージを持って、演奏フォームやパフォーマンスなども練習しましょう。そして実際のライブで、最高の経験をしてください！

クラシックは堅苦しい、難しそうというイメージを持たれがちです。しかし、バイオリンではポップスもクラシックも根本的な部分は大きく変わりません。クラシックの大曲を弾くのは難しいので、簡単な曲を練習して一歩ずつ段階を超えていきましょう。長く続けることが楽器の上達には一番大切です。レッスンでは基礎を固めるための音階と曲を中心に、疑問点などを解決しながら「できた」という実感をもっていただきたいです。

バイオリンは単旋律なので、複数で演奏した感動は大きいでしょう。人と合わせるには想像力が大切で、相手が何を考えていて、どんなアクションをしたいのかなど、心の寄り添いが必要。そのため、自分のパートを念入りにチェックして余裕を持って弾けるような状態が理想です。始めは普通のレッスンと同じ流れで練習し、その後に私と演奏して、周りの音を聴く経験しましょう。かなり音楽的に世界が広がっていくのを感じると思います。

できていること、課題に直面していることを冷静に分析して必要な練習内容を提供します。バイオリンでは一つのことをできるようになった後、複数を同時に処理しなくてはならなくなります。一つひとつの動きはできても、組み合わせるということが非常に難しいのです。課題に直面した際にそれらを放置すると先に進んでも効果が得られません。会員様が感じていることをヒアリングしながら、それぞれに合った解決方法を模索します。

ポップスにはクラシックと違った表現方法が多くあります。グリッサンドや後膨らみなど、自由な表現が認められています。会員様の好きなジャンルの特性などを分析しながら、楽しく弾けるようなパフォーマンスを身につけていきましょう。ポップスでは演奏者が楽しんでいることも大切な要素。イキイキとした演奏ができるように、身体の使い方などを工夫して、自分も聴いてる人もみんなが楽しい音楽になるようにしましょう。

バイオリンは構造上二つ以上の音も出せるため、独奏の楽曲もあります。有名なのはバッハの無伴奏ヴァイオリンのソナタ、パルティータなど。無伴奏では楽器のパフォーマンスを最大まで高めることが大切です。楽器を最大限に鳴らす練習、堂々とした豊かな音を出せるようなレッスンをします。一人で演奏するため、比較的自由に演奏できるのも独奏の特徴です。想像力を豊かに発揮させて、唯一の音楽を創りあげましょう！

ライブへの出演はとても緊張するものです。私も歌詞を忘れることはなかったですが、やはりいつも通り歌うことは大変だと感じてきました。緊張を解くためには、よりよい体の使い方があります。その方法を習得してもらい、練習通りの歌い方ができるようにしたいと思います。また、バンド演奏との音楽上の駆け引きの楽しさも感じてもらいたいです。

イタリアンポップス界のベテラン歌手オルネラ・ヴァノーニの「La voglia di sognare」は20年以上自分のレパートリーとして歌っていますが、色褪せることはありません。言葉を生かした語り部分とメロディーが協調される部分とのバランスを生み出すことによって、初めて聞いた歌であっても、人の心に強い印象で残すことのできる歌い方できます。そういった表現を続けていきたいと思っています。

弾き歌いは同時に2つの音楽を熟さなくてはならないため、高度な練習とその習得に長い時間が必要です。そのため、ヴォーカルと弾き歌いは別物だと考えています。弾き歌いは自分で演奏する楽器との掛け合いが自由なので、新しい表現を考えることが一つの楽しみです。しかし座りながら歌唱する技術が必要であり、手足を動かしながらの歌唱には体の使い方を安定させる必要があります。体の動きに影響されない発声法をお伝えします。

ある程度歌い熟せるようになってからは実践が大事です。どのように表現していくのか考えていくことも楽しさの一つでしょう。ライブの挨拶から始まり、曲説も必要になります。それらが歌う曲に繋がるように演出をしなければなりません。聴いてくれる人々は歌のテクニックだけに注目しているわけではありません。歌い手の表現への真摯な取り組み姿勢を見ています。ぜひ自分らしさが伝わるような表現を一緒に考えていきましょう。

【高い音程の声が苦しくなり、歌えない方へ】 私は元々声が低く、カラオケで高い声が出ずに長い間悩み続けていました。その後レッスンを受けて発声の訓練をしましたが、なかなか指導の意図が読み込めず、習得までかなり遠回りをしました。技術を習得している先生と生徒には感覚的に隔たりがあり、言葉の理解は難しいです。ヴォーカルは、体の内部を直接手で触れないため、イメージや感覚を中心とした伝え方が多くなります。自分に伝わりにくかった思いを生かして指導します。

【音程がうまく取れない方へ】 音程がうまく取れない場合、音が外れていることに気づけない人と声帯をうまくコントロールできずに音程がとれない人に分かれます。後者の場合、ハミングで歌い、自分の耳に伝わる振動を感じ取ってもうい、音がズレないようにすることを繰り返します。その後は裏声を使ってメロディーを何度も歌っていきます。これを繰り返していくことにより、声帯のコントロール方法が次第に身に付けていくようになります。