EYS for Beginnersは、その後のレッスンにつながるきっかけになると思っています。ステージに立つという経験も日常生活にないことです。3回のレッスンで曲を仕上げていく過程でモチベーションもあがります。短期間（初心者の内に）で、ステージに立つことで大きな達成感を得られるのもメリットだと思うのでお勧めしたいです。

民族楽器で、独特な音があります。三味線では、「さわり」という特殊な装置を使うことで、音（ビーンという音がなるので）が出ます。普通の楽器にはない、三味線にしか出せない音が魅力。特有な音を活かして現代曲を弾くのも楽しめます。伝統的な楽器でありながら、古典的な楽曲だけでなくポップスなどにもチャレンジできます。

最近の流行り曲である「千本桜」や「パプリカ」「檸檬」など…、Youtubeを見てこれらを演奏してみたいという生徒様も多いです。三味線だからポップスは、合わないというイメージでなくても大丈夫なので安心して頂きたいです。知っているメロディを演奏することは、初心者の生徒様の上達につながるのでお勧めしています。

三味線の伝統的な古典曲は知らないメロディだと思いますので、そこが弾けるようになるのもひとつ上のレベルになると考えています。ただ、スキルアップするには、知っている曲や好きな曲から触れて頂くことが大切だとおもっています。「こういうのが弾きたい」というものをこちらでアレンジして提供してるので、上達しやすくなると思っています。

初心者の生徒様には、姿勢や理論よりも、直接演奏に関わる音の出し方や譜読みを先にやるようにしてます。また、EYS for Beginnersのステージに立つと誰でも緊張します。本番では、普段のレッスンでも本番と同じような雰囲気を作ります。レッスンでは、本番を想定して緊張感を持ってレッスンに臨んでいただきます。

アンサンブルは、人と合わせる時、人のパートも聞かなければなりません。譜面を追うことに集中してしまうと自分の楽器の音も聞こえなくなることもあります。レッスンでは、まず、自分の出している音をちゃんと聞くように練習します。それができましたら、周りの音も聞く余裕ができるようになります。次のステップは、正確なテンポで演奏するためのリズム感のトレーニング、合図の出し方などです。

音楽には様々なジャンルがありますが、楽器で演奏するのは同工異曲です。新たなジャンルを始めるとき不安もあるかと思います。しかし、楽器を演奏する基礎的な部分は変わりません。それぞれのジャンルの譜面の読み方や理解の仕方、理論が異なるだけだと気楽にとらえてもらえれば良いです。慣れるまでは、一緒にゆっくり少しずつ進めていきます。

二胡の上手い人と下手な人の違いは、やはり音の質にあります。どれだけテクニックがあっても、音が綺麗でないと、二胡の良さが伝わりません。ひとつ上のレベルを目指すには、初心に戻って開放弦と音階を一つずつ丁寧に弾くことが大切です。何十年もやっているプロでも、常に更にいい音を求めて、日々行っているのが基礎練習です。

「楽器を演奏して聴かせたい」と思うときには、弾きたい曲がある場合がほとんどです。曲に興味をもつからこそ、練習が楽しくなります。最近では、CMで二胡の音色を聴き、楽器を始める方も増えています。仮に弾きたい曲が具体的でなくても安心してください。生徒様の好みに合う曲を提案します。レッスンでは、伴奏アプリを積極的に取り入れ、生徒様に寄り添った指導を心がけております。

複数人で演奏する場合には、独奏と違いリズムも重要になってきます。譜面をより丁寧に確認したり、クリック音源や伴奏音源を使いながらの実践的なレッスンも行います。独奏とは違った楽しさが実感できるようなレッスンを提供するので、はじめての方でもご安心ください。また、ライブで使う機器のサポートも行いますので、お気軽にご相談ください。

楽器の表現にジャンルは関係ありません。理論も大切ですが、表現したいという思いを大切にしましょう。まずは、自分の弾きたい曲を聞き込み、旋律に響いているベース音を見つけることからはじめましょう。そこからコードが学べます。私自身も、津軽三味線との共演や、元チューリップのメンバー、ロックギタリストとの演奏経験があります。幅広いジャンルに対応できますので、お気軽にご相談ください。

ひとつ上のレベルに進むためには、難度の高い練習曲をこなすことや練習量が必要になります。また、表現力や二胡以外の音楽知識も学ぶ必要があるでしょう。ここまでを読むと「私にできるのか」と不安になるかもしれません。でも安心してください。EYSで私が実際に指導した生徒様は、初心者から3年半で、有名な女性奏者の教室で講師をするまでにレベルアップしました。成長するためのサポートをしていきます。

初めて人前で弾く場合は緊張感と環境にまだ馴染んでいないことに考慮して、余裕を持った課題曲を選んでいきます。その課題曲を仕上げるまでに丁寧に段階を経て、最終的に伴奏と交えて、心の余裕を持たせるような形で本番に挑んでいただきたいと思います。緊張の中でも、きっと当日の楽しさを見出してくれると思っています。

中国伝統の二胡の音楽には、なかなか触れることがないかと思います。そのため、まずは簡単な歴史や曲の背景を説明して、内容を少し理解していただきます。そして、独特な伝統音楽を奏でる手法を少しずつ習得し、より二胡らしさ、中国らしさを少しずつ体得していただけたらうれしいですね。一つずつ段階を経て教えていきます。

まず、楽曲の理解と基本から始めていきましょう。その後、演奏の仕方や強弱などが曲の表現につながっていくようにします。また、一歩ずつ楽曲をきれいに仕上げられるようにします。独奏を楽しんで演奏していただけるように、段階的な指導をいたします。最初はむずかしく感じるかもしれませんが、きっとどんどん楽しくなっていくはずです！

今よりも上達するには、基本の確認と上達への道筋を明確にすることが大切です。一つずつステップのように目標をはっきりさせると、今自分がどこにいるのか、どのレベルのものを弾いているかなどがわかります。現在と未来を明確化するレッスンを進めていきます。基本と明確な道標を示しながらレッスンするので、ご安心ください。

弾きながらも歌手のように、一つひとつのフレーズを一句一句できるようにしましょう。そして、呼吸を感じるような奏で方を指導するので、歌のような伸びやかな表現と強弱など演奏の基本を習得していきましょう。最終的には、演奏者が二胡を使って歌っているような気持ちになっていただくよう、丁寧にレッスンしていきます。

アンサンブルや重奏では、自分のパートのみならず、他のパートの演奏内容も把握・理解、演奏できるようにすることが大切です。自分のパートの譜面だけでなく、全般的なスコア（総譜）を見ながら、演奏しているときに他のパートが何を奏でているか、どこのパートが一緒にハモって綺麗なハーモニーを作り出しているか、全般的に広い目線でアンサンブルを楽しみましょう。