子供に歌を教えようと思っても、なかなか覚えてくれなくて困っていませんか?子供の歌の覚え方は、大人とは違います。そのため、大人のやり方で覚えさせようとしても、覚えられないことがあるのです。
そこで今回は、子供の歌の覚え方と歌を教える際のポイントについて解説します。
子供はどのようにして歌を覚える?
大人が歌を覚える場合、歌詞の初めから覚えようとしますよね。しかし、子供の場合は、興味のある部分から覚えてゆき、その間を後から埋めるという方法で覚えます。
そのため、子供が覚えやすい歌は、特徴のあるメロディや、その子供が好きな単語(生き物や食べ物など)が含まれている歌であると言えます。
子供の歌の教え方
子供が覚えやすい歌は、子供が興味を引かれる歌ですが、幼稚園で発表会があるなど、とくに興味を示さない歌でも教えなければならないこともあるでしょう。そこで、ここでは子供に歌を教える際のポイントを解説します。
指導者が楽しく歌うお手本を見せる
子供に歌を教える場合は、まずは指導者が歌って、お手本を示しましょう。この時、ただ歌うだけではなく、歌うのがとても楽しいという感じに見えるように、笑顔で歌うようにしましょう。
子供は大人が楽しそうにしている姿を見ると、自分もやってみたいと感じます。そのため、最初は興味をあまり示さなかった歌でも、指導者が楽しく歌っている姿を見せることで、歌ってみたいという気持ちを引き出すことができるのです。
特徴のあるサビから歌い始める
子供は、曲の前奏が長いと「つまらない」と感じてしまうことも。歌を教え始める際は、最初からではなく、一番盛り上がり、特徴のあるサビ部分から教えるようにしましょう。
子供に歌を教える際のコツ
子供に歌を教える際は、いくつかのポイントを抑えることで、子供が覚える意欲を出してくれたり、スムーズに覚えられたりします。子供に歌を教える際のコツをご紹介します。
曲や歌詞の意味はとりあえず無視する
童謡やわらべ歌に多いですが、今とは違う昔の言葉が出てくる場合があります。また、現代の曲でも子供には難しい単語が出てくることもあるでしょう。
指導者としては、つい「この単語の意味はこうだよ」と、教えたくなることもあるかもしれません。
しかし、目的は子供に歌を覚えてもらうことで、楽しく歌えれば問題ありません。難しい言葉の意味をくどくど説明していると、子供が飽きてしまう可能性があるので、難しい言葉の意味はいったん無視して教えましょう。
歌のイメージは映像で伝えるのがおすすめ
子供に歌のイメージを伝える場合は、文字だけだとなかなか伝わりにくいもの。紙芝居やイラスト、アニメなど、映像付きで教えるのがおすすめです。
早く覚えさせようと焦らない
子供は大人ほど記憶力が発達していないので、短いフレーズでも何度も繰り返して教える必要があります。また、短いフレーズを覚えられても、いざ通しで歌わせると、次の歌詞が出てこなくなってしまうことも。
そんな時、「何でさっきやったところなのに覚えてないの?」と、ついイライラしてしまうこともあるでしょう。しかし、そこで怒ってしまうと子供はパニックを起こしてしまい、ますます覚えられなくなってしまいます。
子供に歌を教える際は、まずはサビ部分を覚えさせて、完璧に覚えたらその前後を、さらに1番ができたら2番というように、段階に分けて教えるようにしましょう。
また、練習の途中で子供が疲れた素振りを見せたら、無理をせず休憩を挟むなどして休ませてあげましょう。疲れたまま練習をしても、子供の集中力は落ちてしまっているので、ほとんど覚えられず効率が悪くなってしまいます。
また、せっかく興味を持たせた歌でも「疲れちゃったし、もういやだ。」と嫌いになってしまうことも。そうなってしまうと意味がないので、子供に歌を教える際は、焦らず無理をさせないことを意識しましょう。
どうしても歌えない場合は年齢に合っていない可能性も
何度教えても、どうしても歌詞が覚えられなかったり、声を出しづらそうにしたりする場合は、その歌が子供の年齢に合っていない可能性があります。
小さいうちは記憶力が発達途中なので、歌詞が多いと覚えきれません。また、子供の出せる音域は、小さいころは狭く、成長によって段々広がっていきます。子供の出せない音域の歌を無理に歌わせると、声帯に負担がかかってしまい、声が枯れる原因になるので、絶対に無理はさせないでください。
子供がどうしても歌を歌えない場合は、覚える歌詞が少ない歌や、音程の変化が少ない歌に変えてみましょう。また、子供が無理せず歌えるのは「ミ・ファ・ソ・ラ」の音と言われているので、音程が合っていないかもと感じたら、移調して子供が歌いやすい音程を合わせてあげるのもひとつの手段です。
歌えたらしっかりほめる
子供が少しでも歌える部分が増えたのなら、しっかりとほめてあげましょう。ほめてあげることで、歌が楽しい、もっと歌えるようになりたいという気持ちを引き出すことができます。
復習は歌えなかった部分のみにする
上手に歌えなかった部分の復習は、歌えなかった部分のみにしましょう。途中で間違えたからといって、何度も最初からやり直していては、子供は疲れてしまいます。
子供に歌を教えるならEYS-Kidsがおすすめ
子供に歌を教える際は、色々なポイントに気を付ける必要があります。また、根気も必要ですが、忙しくてなかなか歌の練習に付き合ってあげられないという人も多いでしょう。
子供に歌を教えるのであれば、プロの元で習わせるのがおすすめです。プロに習うことで、歌を覚える他に、正しい発声方法も学ぶことができるからです。
子供の歌教室は数多くありますが、おすすめはEYS-Kidsです。その理由を解説します。
プロの講師から良質な音楽教育を受けられる
EYS-Kidsの講師は、プロの音楽家でもあります。子供のころからプロの元で良質な音楽に触れることで、子供の音楽才能をしっかりと引き出して伸ばすことができますよ。
子供に合わせたカリキュラムをご用意
EYS-Kidsでは、画一的なカリキュラムは子供の才能を潰してしまうと考えています。そのため、年齢はもちろん、子供一人一人の個性に合わせたカリキュラムをご用意します。
弱点はしっかりと克服し、逆に長所はしっかりと伸ばすので、子供の歌唱力は飛躍的に向上することでしょう。
子供に合った講師を探せる
子供のやる気を引き出すためには、講師との相性は非常に重要です。講師と相性が合わないと、子供のやる気は削がれてしまい、いやいやするレッスンではせっかくの才能も伸ばすことができません。
EYS-Kidsでは、子供と相性の良い講師を探すためのシステムを充実させています。他の受講生から寄せられた講師の満足度を公開しているため、一目でその講師がどのような人物か分かります。また、レッスンがつまらないと感じた場合は、Enjoy保証を申請することで、別の講師で無料でレッスンをやり直すことができるのです。
まとめ
子供へ歌を教える際には、まずは親や指導者が率先して歌を楽しみ、子供の興味を引きましょう。また、子供の年齢によって、合う歌と合わない歌があるので、選曲は慎重に行うべきです。
子供に歌を教えたいのであれば、歌の基礎から教えてくれるプロの元で学ばせてみてはいかがでしょうか。EYS-Kidsでは、講師が子供一人一人に合わせてカリキュラムを組み、丁寧に指導致します。無料体験レッスンもあるので、ぜひお試しください。