若者を中心に人気のアーティスト・米津玄師が作詞作曲し、大ヒットした「パプリカ」。とくに、このパプリカを歌うために結成された子供ユニット「Foorin」に影響されて、パプリカを夢中で歌って踊ったという子供は多いのではないでしょうか。
街中で、パプリカが流れた途端に口ずさんだり、踊り出したりした子供を見かけたという人も多いでしょう。このように子供に大ヒットしたパプリカですが、実はパプリカを歌うことで子供に嬉しいメリットがあったのです。
そこで今回は、パプリカが子供におすすめの理由と、パプリカを上手に歌うためのコツについて解説します。
パプリカとは?
パプリカはどのような経緯で作られたのでしょうか。また、子供たちになぜ大ヒットしたのか解説します。
「2020応援ソングプロジェクト」で米津玄師が作詞作曲を担当
パプリカは、NHKが2020年に開催したプロジェクトである「<NHK>2020応援ソングプロジェクト」のテーマソングとして作られました。
このプロジェクトは、「あしたにたねをまこう!」をキャッチコピーとして、未来に向けて頑張る人を応援するためのものです。
パプリカは、幸せな子供時代が、この先辛いこともある未来で幸せの糧になることを描いています。未来へ向かって頑張る人が、今の幸せを糧にするという、まさに「あしたにたねをまこう!」というキャッチコピーにぴったりの曲と言えますね。
歌って踊れる曲として子供たちに大ヒット
パプリカは子供たちにも歌って踊れる曲として大ヒットしました。今までもフレーズや振り付けがヒットする曲は多くありましたが、パプリカほど流行った曲は珍しいと言えます。なぜパプリカはここまでヒットしたのでしょうか。
その理由は、簡単なようで難しいサウンドと、誰でも踊りやすい振り付けにあります。
パプリカのサビ部分である「パプリカ 花が咲いたら」という部分は、「パプリ~ィイカ はながさい~たぁら」とこぶしを効かせなければ上手に歌えません。
子供には簡単な歌ほど好むと思いがちですが、あまりに単調だと飽きてしまう傾向にあります。そこで、簡単な単語でも、単調では歌えないパプリカにハマったと考えられるのです。
そして、歌い方とは逆に、振り付けは誰でも簡単にまねができるものになっています。小さな子供でもまねしやすい振り付けなので、幅広い年齢の子供たちが夢中になったのでしょう。
子供にパプリカがおすすめな理由
子供がパプリカを歌うことで「歌の基本のコツが覚えられる」、「英語の勉強ができる」という2つのメリットがあります。それぞれ詳しく見てみましょう。
歌の基本のコツが覚えられる
パプリカを上手に歌うためには、同じようなメロディを何度も繰り返すリフや、演歌でよく使われるこぶし、一つの音節に複数の音符をはめてつなげて発生するメリスマの技術が必要です。
一見難しそうに聞こえますが、これらは歌を歌う上での基本のテクニックです。つまり、パプリカを歌うことで、歌の基本のコツを覚えることができるのです。
英語verでは英語の勉強にもなる
パプリカには英語verもあります。英語verを歌うことで英語の勉強になります。また、例え出てくる単語が難しくても、英語に触れることで将来英語を学ぶ際に、英語への抵抗を少なくさせる効果があるのです。
日本語verをある程度歌えるようになったら、英語verにもぜひ挑戦してみてくださいね。
子供がパプリカを上手に歌うコツ:基本編
子供がパプリカを上手に歌うためのコツについて、まずは基本編を解説します。
子供Verの方を覚えさせる
パプリカは米津玄師が歌ったものと、Foorinが歌ったものの2パターンがあります。米津玄師verは、子供にとってはキーが低すぎるので、Foorinが歌っている方をお手本に練習しましょう。
歌詞はアニメや振り付けと合わせて覚えさせる
パプリカの歌詞は長く、子供が覚えるのはなかなか困難です。そこで、アニメやダンスの振り付け動画を見ながら覚えるようにしましょう。
アニメや動画と合わせることで「あ!この絵のところはこう歌うんだった」というように、歌詞を覚えやすくなります。
親も一緒に練習する
子供は親が楽しそうにしていることを真似したいと思うもの。子供のモチベーションを維持するには、親も一緒になって練習することが効果的ですよ。
子供がパプリカを上手に歌うコツ:実践編
パプリカを歌う際の、具体的な歌のテクニックについて解説します。
歌い出す前に息を吸う
パプリカは一節が長く、節の最後は大抵伸ばします。そのため、歌い終わった後に息を吸うと、次の一節を歌い切るまで息が持ちません。
そこで、一節を歌い出す直前に息を素早く吸うようにしましょう。
発音は口を大きく開ける
パプリカは音程が低めの部分があり、口の開け方が小さいと音程が落ちやすくなってしまいます。そのため、パプリカを歌う際は、口を大きく開けることを意識しましょう。
笑顔で歌うようにすれば、自然と口が大きく開きますよ。
語尾を伸ばす拍数はしっかり数える
パプリカは語尾を伸ばす部分が多いですが、無駄に伸ばすとだらしない雰囲気になってしまいます。また、逆に短過ぎても、歌がブツブツと切れてしまい、息が苦しいように聞こえてしまいます。
伸ばす部分は何拍伸ばすのかを数えておき、きっちりその拍数で止めて、メリハリを付けるようにしましょう。
子供の歌う能力を伸ばすならEYS-Kidsがおすすめ
子供がパプリカを上手に歌うためのコツをご紹介しました。ボーカル練習は、とくに道具が要らないため、家でも簡単にできるように感じますが、デメリットとして間違った教え方をしていても気が付けないことが挙げられます。
子供の歌う能力をしっかりと伸ばしたいのであれば、プロの元でボーカルレッスンを受けることをおすすめします。とはいえ、子供のボーカルスクールは全国に多くあるので、どこに通わせるべきか迷ってしまいますよね。
子供のボーカルスクールはEYS-Kidsがおすすめです。その2つの理由を解説します。
歌の基本のテクニックを丁寧に指導
EYS-Kidsでは、子供への指導経験豊富な講師が担当します。そのため、子供にとっては分かりづらい部分も、丁寧に分かりやすく指導します。
子供に合わせたカリキュラムをご用意
多くのスクールでありがちな、画一的なカリキュラムでは、子供の才能を十分に引き出せないとEYS-Kidsは考えています。そこで、EYS-Kidsでは、カリキュラムは子供一人一人に合わせたものをご用意します。
その子供の弱点を克服し、長所を伸ばすようにカリキュラムを組むので、子供の才能をしっかりと引き出し、伸ばすことができますよ。
まとめ
子供に大人気のパプリカ。歌を歌う上で必要なテクニックも覚えられるので、ぜひ子供に歌わせたいですよね。
今回ご紹介したコツを参考に、ぜひ親子でチャレンジしてみて欲しいですが、なかなか時間がとれないという人もいるでしょう。
その場合は、プロの元で指導を受けるのも一つの方法です。EYS-Kidsでは、子供の才能を伸ばすために、指導経験豊富な講師が、子供一人一人に合ったカリキュラムを組んで丁寧に指導します。無料体験レッスンもあるので、ぜひお試しください。