子供に和太鼓を習わせるなら何歳から?メリットや教室の選び方も解説

お祭りやイベントなどで、大人でも抱えるのが大変そうなほど大きな太鼓、「和太鼓」の演奏を見たことがある人は多いでしょう。

バチを握りしめ、巨大な太鼓を力強く演奏する姿は格好良いですよね。「僕も叩きたい!」と、夢中になる子供も多いです。子供に和太鼓を習わせたいと思っても、何歳から始められるのか、教室はどのように選ぶべきか気になりますよね。

そこで今回は、子供に和太鼓を習わせるメリットと開始適齢期、教室の選び方を解説します。

子供に和太鼓を習わせる5つのメリット

音楽の習い事には様々なメリットがありますが、和楽器、とくに和太鼓には独特のメリットもあるのはご存知でしょうか。子供に和太鼓を習わせるメリットについて解説します。

礼節を重んじるため礼儀作法が身に付く

和太鼓やその他の和楽器、お茶や習字など、和の習い事は「礼に始まり礼に終わる」と言われるほど、礼儀作法を重視します。例えば、とある和太鼓教室では、正座してバチを置き、頭を下げる最初の挨拶が済むまでは練習を開始しません。

そのため、和太鼓を習ううちに、挨拶の仕方や、目上の人への接し方、お礼の仕方などを自然と身に付けることができるので、礼儀作法が身に付きます。

礼儀作法は大人になってから仕事や生活全般で必要です。また、大人になって慌てて礼儀作法を習っても、付け焼刃でボロが出てしまうことが多いので、子供のうちに身に付けさせると良いですよ。

リズム感が身に付くので音楽全般が得意になる

和太鼓はリズムよく叩かなければ、上手な演奏はできません。そのため、リズム感を鍛えるためにはぴったりの楽器と言えます。

最初はリズム感がずれていても、練習するうちに身に付いてくるので、和太鼓以外に他の楽器を演奏したり、歌を歌ったりする際にも役立ちます。

チーム演奏で協調性が身に付く

和太鼓は独奏よりも、チームで演奏することが多い楽器です。そのため、自分勝手に演奏していては、全体の演奏が上手にまとまりません。

チームで演奏することで、自分がずれていることに気が付くことがあります。また、チームの中でずれている人を発見することもあるでしょう。自分が遅れていることに気が付いたり、音がおかしい人にアドバイスしたりとすることで協調性が身に付きます。

姿勢が良くなる

和太鼓は力いっぱいバチで胴(太鼓で叩く部分)を叩く楽器です。力いっぱい胴を叩くためには、背筋を伸ばして、力を腕から肩に集中させ、背中から下半身で支えなければなりません。そして、力一杯叩けなければ、和太鼓の本質とも言える「大きな音」は出ないのです。

そのため、和太鼓を演奏するためには、きれいな姿勢が必要であり、和太鼓を演奏することで姿勢が良くなる効果を得ることができるのです。

体力・筋力が付く

和太鼓は全身全霊でバチを振るって演奏する楽器です。演奏にはリズム感や協調性が必要ですが、そもそも基本として最後までバチを振るえなければなりません。

和太鼓を習うことで、基礎体力が付きます。さらに、バチを振るうための上半身の筋肉、上半身の動きを受けとめるための下半身の筋肉、つまり全身の筋肉を鍛えることができます。

用意はバチのみで始められる

楽器の習い事をさせる上で、ネックな点が「楽器代がかかること」です。楽器は高価な物が多く、どのような楽器でも安くても数万円はします。

しかし、和太鼓は非常に大きな楽器のため、自分で所有することは少ない楽器であり、教室に備え付けられていることが多いです。そのため、和太鼓教室に通う際も、用意するのは太鼓を叩くための「バチ」のみで良い場合がほとんどです。

バチは高くても数千円程度なので、和太鼓は他の楽器と比べて、始める際のハードルが低いと言えます。

子供の和太鼓は何歳から?

和太鼓はとても大きな楽器ですが、子供でも習うことはできるのでしょうか。また、習わせられるのであれば、何歳から可能なのか気になりますよね。和太鼓の開始適齢期についてお話します。

3歳辺りから習うことは可能

和太鼓は3歳辺りから習うことができます。最初から大人と同じサイズを叩くことはできませんが、小さいサイズの太鼓で基本の叩き方やリズム感などの基礎練習を積むことができます。

子供の和太鼓教室の相場と選び方

子供を和太鼓教室に通わせるには、どの程度の費用が必要なのでしょうか。また、教室を選ぶ際にはどのような点に注意するべきかも解説します。

和太鼓教室の月謝の相場

和太鼓教室の月謝は、教室によってばらつきがあり、月に通う回数によっても変化します。月の回数ごとの相場は以下の通りです。

・月1回:1,500~3,000円

・月2回:3,000円~7,000円

・月3回:4,500円~13,000円

習える太鼓の種類が多いか

一口に和太鼓と言っても、その種類は豊富です。例えば、和太鼓と言われて多くの人が想像する巨大な太鼓は長胴太鼓(ながどうだいこ)という種類で、他にお囃子や獅子舞の伴奏に使われる締太鼓(しめだいこ)、胴が短い平太鼓(ひらだいこ)、手で打ち鳴らす鼓(つづみ)などがあります。

習える太鼓の種類が多ければ、叩ける太鼓の種類も多くなります。子供が太鼓を習ううちに、どの和太鼓を叩きたいのか決める際の選択肢を増やすことができるので、習える太鼓の種類は豊富か確認しましょう。

和太鼓教室はEYS-Kidsがおすすめ

和太鼓教室探しで迷っているのであれば、EYS-Kidsがおすすめです。ここではEYSがおすすめの理由をご紹介します。

子供が楽しめるイベントが盛りだくさん

EYSでは、ただ楽器を教えるだけではありません。夏祭りやハロウェインなど、季節ごとにイベントや音楽会を開催しています。そこでは今までに習ってきた楽器の演奏の腕前を披露することができるので、子供のモチベーションを上げることができるのです。

また、他の子供と交流することで、社交性を磨くこともできます。

子供と相性の良い講師をとことん選べる

音楽教室では、子供と講師の相性は重要です。例え、評判の良い先生でも自分の子供と相性が良いとは限りません。相性が合わない講師の元では、子供も学びづらく、レッスンが嫌になってしまうことも。また、優し過ぎる先生も問題です。子供は懐きやすいですが、優し過ぎるがゆえに子供が成長できません。

EYSでは、子供にぴったりの講師が見つけられるシステムが充実しています。例えば、子供がレッスンをつまらないと感じたときや、親が講師の指導方法に疑問を抱いた場合は、無料で別の講師でレッスンを受け直すことができるのです。

まとめ

和太鼓は子供の体力や協調性を育てるためにぴったりの楽器です。また、礼儀作法やリズム感も身に付けることができます。

和太鼓は3歳程度から始めることができます。また、和太鼓は教室の物を使うため、初期費用はバチ代の数千円のみで済むので、始めやすいと言えますね。子供が興味を示すのであれば、和太鼓を習わせてみてはいかがでしょうか。

EYSでは無料体験レッスンも行っております。実際に本格的な太鼓に触れることができるので、子供も喜ぶことでしょう。気になる方は、ぜひ一度お試しください。

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