【子供に三味線を習わせる4つのメリット】教室の探し方や注意点も解説

日本の伝統楽器である「三味線」。最近では津軽三味線でポップスやロックを奏でる演奏者も登場して、人気が出てきています。

実は三味線は子供に習わせると、洋楽器にはないメリットがあるのです。今回は三味線を子供に習わせるメリットや、子供用三味線や教室の選び方を解説します。

子供が三味線を習う4つのメリット

子供が三味線を習うメリットとしては、大きく4つ「日本文化に詳しくなる」、「礼儀作法が身に付く」、「リズム感が身に付く」、「音感が鋭くなる」が挙げられます。それぞれ詳しく見てみましょう。

日本文化に詳しくなれる

三味線は中国から渡ってきた弦楽器が日本で進化を遂げた楽器です。三味線が誕生したのは16世紀ごろ、室町から安土桃山時代にかけてのこと。それ以降、日本の楽器として人々に親しまれてきました。

三味線は日本の伝統舞踊や民謡などにも深く関わっている楽器です。三味線を習うことで三味線のルーツや、関係する物事に対しての知識も得ることができるので、日本文化に詳しくなれるのです。

礼儀作法が身に付く

伝統的な日本のお稽古事は「礼に始まり礼に終わる」と言われるほど、礼儀作法が重視されます。そのため、三味線を習うことで、挨拶の仕方やお礼の仕方、目上の人への接し方などが自然に身に付き、引いてはビジネスマナーも身に付けることができます。

大人になると、様々な場面で礼儀作法が求められます。例えば受験や入社試験の際の面接や、社会に出てから取引相手と接するときなど、礼儀作法がなっていないと、信頼が得られなかったり、失望されてしまったりすることも。

そのため、子供のうちから礼儀作法を教えることが大切ですが、それには三味線がぴったりなのです。

三味線はリズムが重要なのでリズム感が身に付く

三味線の音は笛やバイオリンなどとは違い、伸びません。ベンッ、ベンッと短い音が連続する楽器のため、音色以上にリズムが重要と言われています。

リズム感を身に付けておけば、他の楽器を演奏するときや、歌を歌う際にも役立ちます。

演奏中に微調整をするため音感が鋭くなる

三味線の弦には絹糸が使われることが多いです。絹糸から作られた弦は、ナイロンなどの科学繊維製の弦よりも美しい音色であると言われています。しかし、非常に伸びやすいので、演奏前にどれだけきちんとチューニングをしても、演奏途中で糸が伸びて音色が変わってしまいます。

そのため、演奏中に微調整をして音色を整えなければなりません。しかし、その微調整をくり返すことで、少しの音の変化にも敏感に反応できるようになり、音感が鋭くなるのです。

子供用三味線の選び方

子供に三味線を与える場合は、どのようなポイントに気を付けて選べば良いのでしょうか。

様子見の場合はおもちゃから

三味線は安い物でも5万円以上と、高価な楽器です。そのため、いきなり子供に買い与えるのは迷ってしまいますよね。

子供が三味線にそもそも興味があるのかどうか、様子見の場合はおもちゃの三味線がおすすめです。また、三味線のイベントや体験教室などで触れさせてみるのも良いでしょう。

6歳からは大人用三味線も持てるようになる

三味線は比較的小さめの楽器なので、6歳頃から大人用が持てるようになります。逆を言えば、それまでに子供用を買ってしまうと数年、短ければ1年程度で使えなくなってしまうということです。

6歳前後に三味線を習わせたいのであれば、最初から大人用を買うようにしましょう。

子供の三味線教室の選び方

子供に三味線を習わせる際、教室選びは重要です。なぜならば、三味線は流派が細かく分かれており、流派によっては子供が弾きたいテイストでないこともあるからです。子供の三味線教室の選び方を解説します。

先生の流派を確認する

子供に三味線を習わせる場合、子供が三味線に興味を持つことが重要ですが、先生の流派が子供が興味を持った流派とは違う場合、モチベーションが上がらず、お稽古を嫌がってしまうこともあるのです。

そのため、三味線教室を探す場合は、家から通いやすい距離か、先生はどのような人かも気になりますが、先生の流派も確認しましょう。

三味線は流派が細かく分かれる楽器

三味線の流派は非常に細かく分かれています。まず三味線自体が、太棹・中棹、細棹と、3種類の棹の太さの物に分かれます。

そして、それぞれの種類で演奏するジャンルが異なり、太棹は、「津軽民謡」や「浪曲」、「義太夫節」。中棹は「地唄」や「小唄」。そして細棹は、「長唄」などで使います。

さらに、例えば同じ長唄でも、そこから細かく流派が別れるのです。

子供の三味線教室はEYS-Kidsがおすすめ

子供の三味線教室はEYS-Kidsがおすすめです。その理由を見てみましょう。

三味線の無料プレゼントあり

三味線は高価な楽器なので、値段がネックで子供に習わせるのをためらってしまう人は多いでしょう。EYSでは、入会者に楽器の無料プレゼント特典があるので、少ない費用で習い事をスタートさせることができますね。

プレゼントされる楽器は、無料だからと言って品質が悪いわけではありません。三味線コースでプレゼントされる津軽三味線は、棹は耐久性が高い紫檀で、物の扱い方がまだいまいち分からない子供が扱っても壊しにくいので安心ですね。

糸も、伝統的工芸品産業大賞で準グランプリを獲得した丸三ハシモト製で、しっかりした作りです。本体に貼られている皮は、オリジナルの合成皮革。耐久性を強めてあるので、こちらも棹同様、子供に安心して持たせることができます。

しかし、なぜ高価な三味線が無料でプレゼントできるか、気になる人もいるでしょう。その秘密は、楽器工房とのコレボレーションです。安定した生産を約束し、型などのバリエーションを絞ることで、高品質な楽器を安価に大量生産することができるのです。

流派にこだわった教え方をしない

先述したように、三味線の流派は非常に細かく、先生の流派によって教える内容がことなるので、先生選びで迷ってしまう人が多いでしょう。

EYSでは流派にこだわった教え方はしません。生徒に合わせた教え方をしてくれるので、「先生の教え方が分かりづらい」「弾きたい曲はうちの流派に合わないから教えないと言われた」というような、流派の違いによるトラブルを避けることができるのです。

三味線は礼儀作法も身に付けられる楽器

日本に古来から伝わる三味線は、弾き方を学ぶ上で日本の歴史について学べたり、礼儀作法が身に付いたりします。また、リズム感や鋭い音感も身に付くので、メリットがたくさんあります。

しかし、三味線の流派は細かく分かれており、流派によっては子供が習いたいことを教えてくれない場合もあります。そのため、子供に三味線を習わせる際は、教室が子供が興味を示した流派であるか確認が必要です。

EYSでは、流派にこだわった教え方ではなく、子供の個性に合った教え方をします。また、三味線は高価な楽器ですが、EYSは入会者に楽器の無料プレゼントもあるため、始めやすいですね。

EYSは無料で体験レッスンを受けることもできるので、子供が三味線に興味があるのであれば、一度ぜひ体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか。

その他」の最新記事

カテゴリから記事を読む