【子どものバイオリンは習い始めが肝心】自宅練習を飽きさせないおすすめの方法は?

子どものバイオリン…毎日の練習は必要?

子どもにバイオリンを習わせたいと考えた時に悩ましいのが自宅での練習。どのように練習させればよいのでしょうか。そもそも練習は必要なのでしょうか。

結論からいえば、バイオリンに限らず楽器の習い事には自宅の練習は必須です。週1回のレッスンでしか楽器に触れないのでは上達は望めません。自宅練習ではレッスンの内容を復習して、既にできることは自信をもてるように、できないことはポイントを絞って練習することが大切です。

レッスンが進んでいくにつれて、思うように弾けなくて練習がイヤ!ということが起こります。イヤになってしまう前に自宅で練習することが当たり前になるようにしておきたいものです。

そこで、自宅練習で親が考えておくべき点と子どもに飽きさせない自宅での練習方法、親子でバイオリンを楽しむ方法をご紹介していきます。自宅での練習や親子の時間を充実させるためにも参考にしてくださいね。

バイオリンの自宅練習で親が考えておくべき点

上達には時間がかかる

バイオリンは見ているだけなら簡単そうに思えますが、手に持って弾く楽器なので子どもにとっては正しく構えるだけでも大変なことです。バイオリンの持ち方、指の置き方、弓の持ち方と動かし方などを覚えていかなければいけません。

さらに、バイオリンはピアノのように弾いたらすぐに正確な音程の音を出すことが難しい楽器です。指の少しのズレで音程が変わってしまうので、自分で音程を作れるようになるまでに時間が必要です。

演奏テクニックなどの上達には時間がかかりますが、バイオリンの「よい音」は練習することで比較的早く身につけることができます。上達に時間がかかることを知っておけば、「上達が遅いのでは?」と焦ることはありませんね。

親も練習に付き合う

バイオリンの練習をする前に弦や弓を張ってチューニングをしたりする準備は、子どもが自分でできるようになるまでは親が行います。

練習の仕方は、レッスンの時に先生から指示があるので子どもに教えてあげましょう。親がバイオリンを弾いてみてもよいですよ。親が楽しそうに弾いてる姿を見ると子どももやってみたくなるものです。

親から子どもへ、バイオリンの練習をとても楽しみにしていることを伝えてあげましょう。

子どもに完璧を求めない

子どもが弾いている時、少しでも良くなってきたら「その調子!」と励ましてあげましょう。ついダメ出しをして何度もできるまで弾かせてしまいがち。無意識に完璧を求めてしまうのです。

レッスンまでにできるようにしなければいけないと焦ったりイライラすると、子どもにも伝わります。できないところはレッスンで先生に聞けばいいというスタンスで大丈夫です。自宅練習では子どもに完璧を求めないで、励ましながら成長をサポートしましょう。

子どもに自宅練習を飽きさせない方法

練習は毎日、時間は子どもに合わせる

練習というと、できないことができるようになるまで時間をかけて行うものと考えがちですが、小さな子どもは集中力が長く続きません。また同じことを何度も繰り返すことも嫌がります。

ここで無理をさせるとバイオリンが嫌いになってしまうことも。長時間の練習はむしろ逆効果ともいえます。練習時間は10分でもOKくらいの気持ちで、時には楽器を出して触れたらおしまい!と、子どもの様子を見て切り上げるようにしましょう。

練習する時間を子どもに合わせて細やかに調整することで毎日の練習を続けられるようになっていきます。

練習は毎日の習慣に

バイオリニストの葉加瀬太郎さんにとって子どもの頃の練習は、歯磨きやご飯を食べることと同じくらい当たり前のことだったと話しています。練習を当たり前のことにするためにはどのようにしたらよいのでしょうか。

子どもも親もうっかりということがないように時間帯を決めておきたいですね。たとえば幼稚園や保育園から帰ったらすぐ、ご飯の前になど子どもが意識しやすいように設定することで習慣化しやすくなります。

目標をもたせる

子どものモチベーションが上がるように、小さな目標でもいいので何か1つ考えてみましょう。

おじいちゃんやおばあちゃん、あるいはお友達に聴かせてあげよう!というような実現可能で身近なものがよいです。誰かに聴いてもらって褒めてもらうことは自信につながります。

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感性豊かに育てよう!親子一緒にバイオリンを楽しむ方法

日常の中にバイオリンの名曲をBGMとして流して興味を持たせましょう。バイオリンの音色は楽器によっても弾き手によっても違いがあります。そして機会があれば、ぜひプロの生演奏を聴くことをおすすめします。生演奏は音の響きを肌で感じられ臨場感を味わえます。

小さな子どもを連れて演奏会はなかなかハードルが高い…という時は「0歳からの音楽会」へ。状況によってはオンラインで開催されているものもあります。さまざまな音楽体験を親子で楽しんでバイオリンを深めてもらえたらいいなと思います。

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バイオリン教室を選ぶ際のポイントはどのようなことでしょうか。料金、先生との相性、立地の3点について考えてみます。

・料金 入会金、月謝、教材費、その他の料金を確認しましょう。入会時に必要な総額と明細、月謝総額と明細、月謝はレベルが上がるにつれて高くなっていくか、発表会参加費などについて確認する必要があります。

・先生との相性 ピアノや音楽が楽しいと思えることと、演奏技術の向上に最も重要なポイントになるのは先生との相性です。

・立地 自宅から教室までの道のりを確認しましょう。アクセスがしにくい、自宅から遠く時間がかかるなど、時間と体力に無理のない教室を探しましょう。


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最後に

バイオリンは演奏の難しさなどから敷居が高く感じられることが多いようです。確かにバイオリンは「よい音」を響かせるまでにも時間を必要とします。しかし毎日の練習を積み重ねれば必ず演奏できるようになります。

バイオリンを手にした感動や技術を身につけていく喜びといった経験は、始めてみないと知らない世界のまま。無料の体験レッスンから始めてみませんか?


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