【子どものピアノ講座】基本の指使いで演奏しよう!指使いをスムーズにするコツ

子どものピアノ指使いに困っていませんか?

ピアノの指使いに困って、かえってややこしい指使いで弾いていませんか。子どもは楽譜に書かれている指番号を見落として、何となく弾き始めてしまうことがあります。弾くたびに指使いが違うことも……。

指使いが原因で上手に弾けないままでは、ピアノが嫌いになってしまうかもしれません。実はピアノは基本的な指使いを覚えると、もっと楽に弾けるようになります。弾けるようになると楽しいですよね!

今回は指使いが難しくて困っているという方に基本の指使いを確認して、指使いをスムーズにするコツをご紹介します。よく知っている曲を使って、楽譜に指番号をつけましたので、ぜひお子さんと一緒に弾いてみてください。

ピアノの基本は指使いから

はじめに指番号を覚えよう

左右どちらの手も1〜5までの番号が決められています。まずはじめに、両手の指番号を確認して覚えましょう。

親指→1番、人差し指→2番、中指→3番、薬指→4番、小指→5番になります。

指番号を覚える時に気をつけたいのが左手。左手の小指を1番と勘違いしやすいので、必ず親指が1番と覚えてください。指番号を覚えたら楽譜に書かれた指番号を確認してから弾くことを習慣にしておきましょう。

ピアノで真ん中のドの位置を覚えよう

指番号がわかったら、次はピアノでドの音がどこにあるか探してみましょう。

ピアノには黒と白の鍵盤があります。よく見ると、黒い鍵盤は2つと3つのグループがありますよね。2つの黒い鍵盤のすぐ左下にある白い鍵盤がドです。

ピアノの両端から白い鍵盤を1音ずつ弾いてくるとミとファで指がくっつきます。ここがピアノの真ん中です。そこから少し下にある「ド」が、ピアノを習うと真っ先に習う「真ん中のド」と呼ばれるドの音のです。

ピアノで指使いの練習をしよう

指番号と真ん中のドがわかったところで、小さな子どもやママがよく知っている童謡「ちょうちょう」をピアノで弾いてみましょう。

今回は、1本の指に1音を割り当てています。指番号と音を確認してから右手で弾いてみましょう。

次に左手でも指使いの通りに弾いてみましょう。右利きの子どもだと慣れるまでは弾きにくいかもしれません。ゆっくりと繰り返し弾いてください。

ピアノは指使いが重要!

音の流れをスムーズにする

指使いは曲全体の雰囲気を損ねないように、音の流れをスムーズにするために考えられています。部分的に弾きにくくても、次へ進んでいくと音の流れがつながっていくのです。

決められた指使いで練習すれば、弾きにくかったことが不思議に感じられるくらい音の流れがスムーズになりますよ。

手指に負担がかからない

指使いに困って薬指が小指の上をまたいだり、人差し指が中指をまたいだりと指や手首をねじって弾くことがありませんか。

弾きたい気持ちはわかりますが、手指に負担がかかりますね。痛くなってしまうこともあるでしょう。自然な指使いは手指、さらに手首や肘などにかかる負担を最小限にするのです。

ですから、指使いを守ると手が小さな子どもでも手指に無理なく弾けるようになります。

楽譜を読む力がつく

楽譜を読む力は、楽譜を見ながら弾くからこそ身につきます。なので、音の高さや音符の長さがわかって、指使いを守って弾く(正しい位置に指がある)ことが重要です。

指使いの練習に使うハノンや音階練習は、速く指を動かせるようにすることが目的の1つです。指使いのルールやパターンを知ると楽譜を読む力がどんどんついていきます。

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ピアノの指使いをスムーズにするコツ

弾きにくい部分を確認する

弾きにくい部分をそのままにしないで、楽譜の指使いと自分が弾いている指使いを確認しましょう。

例えば、黒い鍵盤は白い鍵盤よりも幅が狭いので太い親指や短い小指で弾くと音を外しやすいです。音をつなげて弾けない部分は、指使いを守っていないか正しい指使いで弾いていないので必ず確認しておきましょう。

自分に合う指使いを考える

手の大きさや指の長さは人それぞれ。特に子どもは成長の途中ですから、楽譜に書かれた指使いでは指が届かないことはよくあります。

まず、決められた指使いで弾いてみて、他の指使いの方が弾きやすいようなら変えていくのもよいことです。

自分に合う指使いを考えるポイントは、弾きにくい部分の指使いを考えたら、必ずフレーズを通してみることです。音の流れがスムーズになるための指使いですから。何度弾いても同じ指使いで自然に指を動かせることが重要です。

楽譜に指番号を書く 

自分なりの指使いが決まったら、忘れないように楽譜に指番号を書いておきましょう。毎回違う指使いで弾かないために有効です。

練習していて、もっと楽な指使いを発見できたら書き直して練習しましょう。この経験を積み重ねていくと、この音の流れはこの指使いで!とひらめくようになります。

子どもが自分で指使いを考えてピアノを弾くのは難しい!

子どもが自分の指の特性や音楽表現を考えながら、指使いを考えるのは難しいですね。音を読むことに精一杯ならなおさらです。指使いだけに時間を費やすのはもったいないともいえます。

ピアノレッスンで先生に教えてもらえば、もっと簡単で楽に子どもに合った指使いで弾くことができます。指使いを守って弾くためには、手の形やピアノを弾く姿勢などから正しく身につけていくことも必要です。指使いに困ったら、ぜひ音楽教室に通うことを検討してくださいね。

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最後に

今回は基本の指使いと指使いをスムーズにするコツを紹介してきました。指使いは弾き間違いを避けで、音楽表現を高めるためのものです。

小さな子どもが、ドレミファソラシドの音階練習でソより上の音をすべて小指で弾いていれば、それはテクニック上の禁じ手!かわいいですけど。

私の経験ですが、指使いを守らなかったばかりに3ヶ月も合格できないことがありました。弾ける部分でも指使いを守ればもっと弾きやすかった!音楽的にも必要だったわけです。今となれば妥協を許さない先生に感謝しています。

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