子供が一生懸命に歌う姿は可愛らしいですよね。子供にもっと歌を上手になってもらいたいと考える親は、多いのではないでしょうか。子供にボイトレをさせると、将来歌の道に進むきっかけになる他、歌以外でも役に立つメリットが身に付きます。
そこで今回は、子供にボイトレをさせるメリットや、練習方法、注意点などを解説します。
子供にボイトレをさせる4つのメリット
子供にボイトレをさせると「心肺機能の向上」、「滑舌がよくなる」、「姿勢が良くなる」、「人前で堂々と喋れるようになる」という4つのメリットがあります。それぞれ詳しく見てみましょう。
心肺機能が向上する
歌を歌うという行動は、一見激しくは見えませんよね。しかし、プロの歌手のライブ映像などを見ると分かりやすいですが、一曲歌っただけでも汗だくになっています。
つまり、歌を歌うということは、実は激しいスポーツをしているのと変わらないくらい、体力を使う行動なのです。
より大きな声を出すには、多くの空気を吸って、一気に吐き出さなければなりません。これをくり返すことで、心肺機能が鍛えられるのです。
ボイトレをすると歌が上手になるだけではなく、すぐにバテない体力も身に付けることができます。
滑舌が良くなる
滑舌が悪いと、何度も話を聞き返されてしまうことがあり、相手が短気な人だとイライラされてしまうことも。滑舌が悪いことを怒られると、怒られたことに萎縮してしまい、ますます滑舌が悪くなるという悪循環に陥ってしまいます。
子供の場合は、滑舌の悪さを周りにからかわれたことが原因で、不登校になってしまうケースもあるのです。
舌は筋肉でできているため、ボイトレで舌を鍛えることで舌の動きが速くなり、滑舌が良くなります。
滑舌の良さは第一印象を決める重要なポイントでもあるので、「うちの子、ちょっと滑舌が悪いかも」と感じたら、子供のころからボイトレで舌を鍛えることをおすすめします。
姿勢が良くなる
大きく、よく響く声は姿勢が良くないと出せません。ボイトレでより大きな声を出す練習をしていると、自然と良い姿勢が身に付くのです。
成長途中の子供の姿勢は、将来様々な影響を及ぼします。小さいころから背中を丸めていると、首や肩の周りの血行が悪くなり、病気の原因となってしまうことも。
また、悪い姿勢で骨格が歪んだ状態では、背が伸びにくくなってしまうため、子供のうちから良い姿勢に正す必要があるのです。
人前で声を出すことへの抵抗がなくなる
子供はこの先、学校や社会で人前で話す場面は多くあります。その時、人前で声を出すことに慣れていないと、言いたいことを上手に言えず、低い評価を受けてしまうことがあります。
子供にボイトレを習わせると、講師の前で声を出してレッスンするので、人前で声を出すことへの抵抗をなくすことができるのです。
子供のボーカルの練習方法
子供のボイトレは、楽器などの道具が要らず、自宅でもできることがメリット。では、どのように練習させるべきなのでしょうか。子供のボーカルの練習方法をご紹介します。
最初は「楽しさ」を意識させる
ボイトレに限った話ではありませんが、子供に何かしら習わせる時、子供が「嫌だな」、「つまんない」と感じてしまうと、嫌々練習をすることになるので、あまり成長できません。
そのため、まず最初は「歌うことは楽しい」と感じて、歌を好きになってもらうことが重要なのです。
お気に入りの歌での練習がおすすめ
子供に歌を好きになってもらうには、お気に入りの歌や曲で練習を始めることがおすすめです。レッスン本などには、おすすめの曲がいくつか載っているので、その中から好きな歌を子供に選ばせると良いでしょう。
また、テレビやアニメ番組で気に入った曲があれば、それを使うのもおすすめです。
個性に合った声を伸ばす
声には個性があり、一人一人違うもの。女の子でも低い声だったり、高い声の男の子もいたり。ハスキーボイスの子や、キンキンと響く声の子もいます。
親としては、「こうあって欲しい」と思う声があるかもしれません。しかし、声は生まれつき持ったものであり、無理に矯正させようとすると、子供ののどを痛めてしまったり、自尊心を傷付けてしまったりすることもあるのです。
子供のボイトレでは、個性を大切にしてあげることを意識しましょう。
正しい姿勢を身に付けさせる
先ほど子供の正しい姿勢の重要性を解説した通り、しっかりと声を出すには姿勢が重要です。ボイトレをする際は、正しい姿勢の指導も行うようにしましょう。
子供の姿勢の悪さは、筋力不足の可能性があるため、適度な運動をさせましょう。また、親子で姿勢矯正のストレッチを行うのも良いですね。
表情筋を鍛える
無表情のまま声を出そうとしても、大きな声を出すのは難しいですよね。歌を歌う上で、表情筋がよく動くことは重要です。
表情筋の鍛え方は、「あいうえお」の口の形をくり返します。「あ・い・え」は口角をしっかり上げる、「う・お」は口を思いっきりすぼめることを意識させましょう。
腹式呼吸を身に付けさせる
息の吸い方には2通りあり、胸を膨らませる「胸式呼吸」と、お腹を膨らませる「腹式呼吸」があります。腹式呼吸の方が多く空気を吸うことができるため、腹式呼吸を身に付けさせましょう。
自宅でボーカル練習をさせる際の注意点
ボイトレは楽器などの道具が必要ないため、自宅で気軽に行えるのがメリットです。しかし、反対にデメリットもあるため、注意しましょう。
間違ったトレーニングでも気が付けないことがある
自宅でのトレーニングは、親子で行いますが、親が素人の場合、間違ったトレーニングをしていても気が付けないことがあります。
せっかくトレーニングを重ねても、方法が間違っていては意味がありません。間違った方法は逆効果になってしまうこともあるので、注意が必要です。
子供のボイトレはEYS-Kidsがおすすめ
子供にボイトレをさせる場合、自宅レッスンでは間違った方法に気が付けないことがあります。そのため、教室でプロから学ぶことをおすすめします。とはいえ、ボーカル教室は全国に多くあるので、教室選びで迷ってしまうこともあるでしょう。
子供のボーカル教室を探しているのであれば、EYS-Kidsがおすすめですよ。その理由を解説します。
子供の個性に合わせたカリキュラム
EYSでは、画一的なカリキュラムでは子供の個性や可能性を潰してしまうと考えています。そのため、年齢はもちろん、子供自身のレベルにも合わせた、一人一人違うカリキュラムをご用意。
弱点を丁寧な指導で克服し、長所は思いっきり伸ばすことで、子供の才能をしっかりと伸ばすことができます。
オンラインレッスンで自宅でもトレーニング可能
感染症の危険がある昨今、なかなか外に出ることが難しいという場合もあるでしょう。EYSでは、オンラインレッスンもあるので、家にいながら本格的なレッスンを受けることができます。
オンラインレッスンは、教室に通う時間が短縮できたり、レッスンの様子を親も確認できたりするのも嬉しいポイントですね。
まとめ
子供のボーカルレッスンは、歌が上手になるだけでなく、心肺機能が鍛えられたり、正しい姿勢が身に付いたりと、子供の将来に役立つメリットがたくさんあります。
ボーカルレッスンは、家で手軽にできるのも嬉しいポイントですが、家での自主練習では間違ったトレーニング方法に気が付けないことも。EYSでは、プロから子供の個性を伸ばすレッスンを受けることができます。
無料体験レッスンもあるので、少しでも気になるのであれば、ぜひお試しくださいね。