子供の習い事には様々なものがあり、音楽関係の習い事も人気があります。その中でも、ボーカルレッスンは最近様々なメリットがあるとして注目を浴びていることをご存知ですか?
今回は子供にボーカルを習わせるメリットや、レッスンの種類と内容、教室の選び方を解説します。
子供にボーカルを習わせる6つのメリット
ボーカル教室というと、プロ歌手を目指す人が通うイメージがありますよね。そのため、「声が安定しない子供のうちから通わせても意味があるの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
実は、ボーカル教室には様々なメリットがあり、それらは子供だからこそ身に付けて欲しいものが多いのです。子供にボーカルを習わせるメリット6つを詳しく解説します。
大きい声が出せるようになり自信が付く
ボーカル教室では、人前で大きな声を出す練習も行います。子供のうちから人前で喋ったり、歌声を披露したりする練習を重ねることで、人前で堂々と喋ることができるようになります。
自信を持って喋れるようになれば、学校での発表会や、社会に出た際の面接などで役立つでしょう。
歌詞を表現するため表現力が豊かになる
歌詞には物語や作詞家の想いがこもっています。それらの想いを表現する練習をすることで、子供の表現力が育つのです。
また、歌詞の表現は声だけでなく、表情でも表すため、表情豊かな子供に育つでしょう。
歌詞の内容を考えることで考察力が身に付く
歌の中には、一見「どんなことを表しているのだろう?」と歌詞の意味が分かりにくいものがありますよね。歌詞の内容を、メロディや隠喩している語句から想像することで、考察力が身に付きます。
また、歌詞に使われている言葉の意味を調べることで、国語の勉強にもなります。
正しい歌い方が身に付く
歌うことは、簡単そうに見えますが、実は正しい姿勢と腹式呼吸がしっかりしていないと正しく歌えません。ボーカル教室で正しい歌い方を身に付けることで、音楽の授業や社会に出た際に自信を持って歌うことができます。
正しい姿勢を身に付けることは、子供の成長や将来の健康にも関わってきます。正しい姿勢でいることで、子供の背が伸びやすくなります。
さらに将来、肩こりや腰痛、不眠や肥満といった悪い姿勢が原因で起こる不調を予防することもできるので、ぜひ小さいうちからボーカル教室で正しい姿勢を手に入れさせたいですね。
のどを痛めない発声方法が身に付く
発声方法は本来、成長の中で自然と身に付いていきます。しかし、それは大声を出してのどを痛めるなどの失敗を重ねながらとなるので、地声がかすれて声質が変わってしまうことがあるのです。
地声がかすれてしまうと、コンプレックスの元になってしまうことも。そのため、小さいころからボーカル教室で、のどを痛めずに大きな声を出す方法を学ぶことをおすすめします。
声変わり期のコンプレックスの改善につながる
声変わりというと、男の子にだけ起こるイメージがありますが、実は女の子にも声変わりはあります。そして、男の子・女の子に関わらず、声変わりの時期に思ったように声が出ないことは大きなストレスです。また、コンプレックスを感じて喋ることが苦手になってしまう場合も。
声変わりの時期もボーカル教室でトレーニングを積み、正しい声の出し方を身に付けることでストレスを軽減し、コンプレックスの改善が期待できます。
子供のボーカルレッスンの種類と適正開始年齢
子供のボーカルレッスンには様々な種類があり、種類によって適正開始年齢が異なります。それぞれ詳しく見てみましょう。
リトミック:0歳~
リトミックとは、音楽を使った教育プログラムのこと。まだ言葉を話せない子供でも、様々な音に触れることで脳が刺激されて、表現方法や思考力を高めることができます。
合唱:3歳~
大勢で同じ曲を歌う合唱(コーラス)は3歳辺りから習うことができます。合唱は仲間と力を合わせなければ美しくまとまりません。合唱を習うことで、発声方法や歌い方だけではなく、協調性をはぐくむこともできます。
ゴスペルコーラス:3歳~
合唱と似ていますが、独特の世界観を持つゴスペルコーラスは、3歳辺りからスタート可能です。ゴスペルは発声方法やリズムの取り方など、歌の基本はもちろん、英語の歌詞も多いため、英語の発音も同時に学ぶことができます。
ボーカル:3歳~
発声方法や発音、呼吸方法など、「声」を専門に鍛えるボーカルレッスンも3歳辺りから習わせられます。将来、歌に関する仕事をしたい子供にはぴったりのレッスンです。
声楽:6歳~
声楽とは、その名の通り声をひとつの「楽器」としてとらえる音楽です。クラシック音楽が中心で、小学校に上がる辺りから習うことができます。
子供のボーカルレッスンの内容とは?
子供のボーカルレッスンでは、どのようなことを学ぶのでしょうか。詳しく見てみましょう。
発声方法を学ぶ
ボーカルレッスンでは、「地声」と「裏声」の発声方法を学びます。裏声はのどへの負担が軽いため、声帯を痛めにくくする効果があります。
ミックスボイスも学ぶことができる
ボーカル教室では、裏声と地声を混ぜた「ミックスボイス」の発声方法も学ぶことができます。このミックスボイスは歌声として注目されており、普段の声より響きやすい独特の音色があります。
歌手を目指すのであれば、ぜひ習得しておきたい発声方法です。
ボーカル教室の月謝の相場と選び方
子供をボーカル教室に通わせたいと思ったとき、気になるのは月謝や教室の選び方ではないでしょうか。ボーカル教室の月謝の相場と、教室の選び方を解説します。
ボーカル教室の月謝の相場
ボーカル教室の月謝は、グループレッスンと個人レッスンによって大きく異なりますが、相場は以下の通りです。
- グループレッスン(月4回):8,000円~
- 個人レッスン(月4回):10,000円~
教室選びでは講師との相性をチェック
最近人気となっているボーカル教室は、各地に増えつつありますが、その分選ぶときに迷ってしまいますよね。つい、講師の実績や肩書きばかりを気にしてしまいますが、ボーカル教室を選ぶ際に重要なのは、講師と子供の相性です。
いくら講師の実績が素晴らしくても、子供と相性が悪ければ子供はレッスンを楽しむことができず、ボーカルを習うことが嫌になってしまうでしょう。
見学や体験教室があれば、入会前に一度試してみて子供との相性を確かめておきましょう。
子供のボーカル教室はEYS-Kidsがおすすめ
子供のボーカル教室を探しているのであれば、EYS-Kidsがおすすめです。その理由をご紹介します。
子供と相性の良い講師を探せる
子供のボーカル教室選びでは、講師と子供の相性が重要です。EYSでは、指導力はもちろん、子供への接し方など厳しい基準をクリアした講師のみが揃っているので、子供と相性の合う講師が探しやすい特徴があります。
また、もしもレッスンがつまらないと感じた場合は、無料で別の講師でレッスンをやり直すことができるので、子供の才能を引き出してくれる講師をとことんこだわって探すことができますよ。
子供が楽しめるイベントが多い
EYSでは、ハロウィンやクリスマスなど、季節に合わせたイベントや音楽会を開催しています。イベントで普段の練習の成果を披露することで、子供に自信が付き、モチベーションを上げることができます。
まとめ
ボーカル教室は、発声方法や歌い方など声に関して学ぶだけではなく、表現力や考察力が身に付きます。また、大きな声が人前で出せるようになると、自信が身に付くので、将来役に立つでしょう。
ボーカル教室で子供の素質を引き出してみてはいかがでしょうか。EYSでは、無料で体験レッスンを受けることができるので、ぜひお試しください。