一口にドラムと言っても、そのジャンルはロックやポップス、ジャズなど様々です。その中でもジャズドラムは、子供がドラムを始める際におすすめしたいジャンルです。
今回は、子供にジャズドラムがおすすめの理由や、おすすめの練習曲をご紹介します。
ジャズドラムとは?ロックやポップスとは違う?
子供にジャズドラムをおすすめする理由を解説する前に、そもそもジャズドラムとはどのような奏法なのか、よく知らないという親御さんもいるでしょう。ジャズドラムについて、奏法や一般的なロックやポップスドラムとの違いについて解説します。
ジャズドラムとは
ジャズドラムとは、その名の通りジャズセッションで演奏されるドラムです。一般的にドラムと言えば、ロックドラムを指し、激しく叩くダイナミックな奏法のイメージを抱く人が多いでしょう。
しかし、ジャズドラムはロックドラムと比べると、比較的静かで繊細な奏法です。また、アドリブ演奏が多いことも特徴で、同じ曲でも奏者によってフレーズが異なります。
ドラムの種類や役割が異なる
基本的はドラムとは、様々な種類のドラムの集合体を指します。そして、ジャズドラムは、一般的なロックドラムとは、各ドラムの形や役割が違うので、購入する際は注意が必要です。
例えば、ロックやポップスでは、バスドラムやスネアドラムがメインになるのに対し、ジャズドラムではライドシンバルやハイハットがメインになります。
また、ジャズドラムのライドシンバルは他のドラムと比べると薄く作られている場合が多いです。素早い動きを実現させるために、ロートタムを取り外すこともあります。
このように、ジャズドラムは他のドラムとは違う部分があるので、子供にジャズドラムを始めさせるのであれば、専用のものを揃えてあげるようにしましょう。
ジャズドラムが子供におすすめの理由
ドラムの主流と言えばロックドラムですが、あえてジャズドラムを子供におすすめする理由があります。
ロックやポップに比べて自由度が高く、表現力が育つ
ロックやポップスのドラムには楽譜がありますが、実はジャズドラムには基本的に楽譜はありません。なぜならば、ジャズドラムの奏法は即興で音を作り出すアドリブが多いからです。
アドリブ演奏では、自分が作りたい音を自由に作ることができます。そのため、ジャズドラムはロックドラムなど他のドラムより、子供の表現力を育てることができるのです。
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子供のジャズドラムにおすすめの曲
ジャズドラムは即興で音を作るアドリブが多いとは言え、基本のリズムは叩けなければなりません。そこで、ここでは子供のジャズドラムの練習におすすめの曲をご紹介します。
Take The A Train(A列車で行こう)
「Take The A Train」は、ジャズの中でもドが付くほどの定番曲。軽快なリズムで思わず踊りたくなるメロディです。ジャズを始める人ならば、大抵は練習する曲なので、覚えておくとセッションしやすいでしょう。
この曲ではセカンドリフと呼ばれる定番のメロディを間奏で弾くこともあります。
Fly Me To The Moon(フライミー トゥーザムーン)
「Fly Me To The Moon」もジャズの定番曲です。人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のエンディング曲に使われたこともあるので、「あれ?どこかで聞いたような」と思う人も多いでしょう。
ハイテンポでもスローテンポでも演奏できる曲なので、同じ曲でもテンポを変えて練習することができます。
Autumn Leaves(オータム リーブス)(枯葉)
「Autumn Leaves」、和訳すると枯葉となる通り、飽きの物静かな雰囲気が漂う曲です。非常に自由度が高い曲なので、初心者の練習にも使えますし、上級者が自分流のアレンジを効かせて演奏することもできます。
こちらもセッションで使うことが多いので、覚えておくと良いでしょう。
Someday My Prince Will Come(いつか王子様が)
ディズニーの名作アニメ「白雪姫」で使われた曲です。史上最も有名なジャズトランぺッターであるマイケル・デイヴィスが演奏したことで、ジャズの曲としても人気になりました。
3拍子のドラムは、演奏できるようになるまでが大変ですが、慣れれば心地よく弾くことができます。3拍子の練習にもおすすめの曲です。
Alice In Wonderland(アリス イン ワンダーランド)
世界的に人気の童話「不思議の国のアリス」で有名な曲です。可愛らしいメロディなので、子供も親しみやすく、子供のジャズドラム練習にピッタリの曲と言えます。
子供にジャズドラムを習わせるならEYS-Kidsがおすすめ
自由度の高いジャズドラムですが、基本的な叩き方を身に付けることは必須です。ドラムは独学で練習すると、間違った叩き方で覚えてしまうことがあります。
そのため、ドラムはプロの元で習うことがおすすめです。子供のドラム教室は多くありますが、その中でもEYS-Kidsがおすすめです。その理由を解説します。
入会でドラムをプレゼント!
子供に楽器を習わせたいと思ったり、子供が楽器をやりたいと言い出したりした時、気になるのは楽器の値段ではないでしょうか。楽器は高価なものが多く、とくにドラムは一通り揃えると、安くても5万円程度からで10万円以上することも少なくありません。
かと言って、安いおもちゃのような楽器では音色も安っぽいので、子供の音楽才能を十分に伸ばすのは難しいと言えます。
EYS-Kidsでは、そんな悩みを解決するため、プロがデザインした本格的なドラムを無料でプレゼントしています。小さいころから本物の音に触れることで、子供の才能をしっかりと伸ばすことができますよ。
子供一人一人に合ったカリキュラムをご用意
EYS-Kidsでは、画一的なカリキュラムは子供の個性を潰してしまうと考えています。とくにアドリブ演奏が多いジャズドラムでは、個性は必須です。そのため、子供一人一人の個性に合わせたカリキュラムをご用意します。
弱点は集中的に練習して潰し、長所はしっかりと伸ばすので、子供の個性を引き立たせた上で、演奏力を上げることができます。
オンラインレッスンで自宅でもレッスンが可能
ドラムは持ち運ぶことが難しい楽器なので、習う時は教室に備え付けてあるものを使うのが一般的です。EYS-Kidsは、オンラインレッスンもあるので、自宅で自分のドラムを使ってレッスンすることができます。
ジャズドラムは一般的なロックドラムなどと配置が異なるため、「自分のドラムで練習したい」という場合に、オンラインレッスンが便利です。
まとめ
ジャズドラムは、一般的なロックやポップスのドラムとは、ドラムの使い方や演奏方法が異なります。太鼓の音をメインにするロックドラムと違い、ジャズドラムではシンバル系の音をメインとします。
また、ジャズドラムではアドリブ演奏がメインとなるので、楽譜が存在しないことが多々あるのです。それだけ自由なドラムなので、子供の表現力を育てるにはおすすめの楽器と言えます。
自由度の高いジャズドラムですが、基本的な叩き方が身に付いていないと、演奏することはできません。子供にジャズドラムを習わせたいのであれば、EYS-Kidsがおすすめです。
無料体験レッスンもあるので、気になったのであれば、ぜひ一度お試しください。