子供にピアノを習わせている人は多いですが、練習用の楽譜はどんなものを選べばよいか迷ってしまうという人も多いようです。
子供用の楽譜や練習曲を選ぶ際は、子供のレベルに合っているのかも大切ですが、子供がピアノへの興味を失わないような工夫がなされているかどうかも重要なチェックポイントです。
そこで今回は子供の練習用楽譜の選び方や、おすすめの練習曲をご紹介します。
子供のピアノレッスンは電子ピアノがおすすめ
子供の自宅でのピアノレッスンは電子ピアノがおすすめです。その理由としては「騒音を気にしなくても良いこと」と「ガイド機能がついていること」が挙げられます。それぞれの理由を詳しく見てみましょう。
音を気にしなくて済む
電子ピアノの一番の利点であり、最大の特徴とも言えるのが、ヘッドフォンを付ければ音が外に漏れないということ。騒音の心配がないので、子供が思うままピアノを弾くことができます。
まだ子供が小さいうちは気まぐれな部分も多く、弾きたいときでないとなかなかピアノを弾いてくれません。しかし、ピアノは毎日少しでも触って慣れることが大切なので、子供が小さいときにこそ、弾きたいときに弾ける電子ピアノがおすすめなのです。
ガイド機能がついている
電子ピアノにはガイド機能がついているものが多く、例えば正しい指使いを音声でガイドしてくれるなどの機能があります。
親がピアノに詳しくない場合、もし子供に分からない部分を聞かれても困ってしまいますが、電子ピアノがあれば一緒にガイドを聞くことで解決できるでしょう。そのため、独学で学ぶよりも上達が早いと言えます。
子供の練習用楽譜の選び方
小さな子供のピアノ教育では、技術を伸ばすことは大切ですが、子供がピアノへの興味を失ってしまうと続きません。そのため、どれほど楽しく学習できるかどうかも大切なポイントなのです。
子供の練習用楽譜を選ぶ際は、子供がもっと上手になりたい、ピアノが楽しいと思うような楽譜を選びましょう。
レベルに合った楽譜を選ぼう
楽譜の内容が子供のレベルに合っていないと、途端に「難しい!ピアノもう嫌い!」ということになりかねません。また、いつまで経っても初心者用の楽譜でばかり練習していては技術は向上しませんよね。
このことから、楽譜のレベルが子供に合っているかは楽譜選びで最重要ポイントであると言えます。
始めたばかりなら一音で弾けるものがおすすめ
子供がまだピアノを始めたばかりの場合や、子供の年齢が1~3歳くらいの幼い場合は、技術を伸ばすよりもまずはピアノを楽しいと思ってもらい、ピアノに触れることに慣れるようにする方が重要です。
そのため、一音で弾けるようなごく簡単な楽譜から始めましょう。例えば「ド」だけで弾けるような、簡単な曲が多いものが望ましいです。
慣れたら基礎トレーニングができるものを
一音で弾ける曲から始め、ある程度ピアノに慣れてきたら、複数の鍵盤を使う曲のものにレベルアップしていきましょう。
さらにそれにも慣れられたら、やや複雑なリズムのものや、両手を使う楽譜へとステップアップというように、段階を踏んで楽譜のレベルを上げましょう。
大切なのは、焦らず楽譜をひとつずつ着実にマスターしていくことです。
子供が興味を持ちやすいデザイン
楽譜のレベル、つまり内容も大切ですが、子供が使う場合はデザインも重要です。
例えば絵本仕立てになっていたり、カラフルなイラストが載っていたりするような、子供が興味を持ちやすいデザインかどうかもチェックしましょう。
子供が知っている曲が多いもの
子供が好きな曲や知っている曲は、興味を持ちやすくモチベーションが上がりやすいのでおすすめです。とくに親も知っているものが多い童謡ならば、一緒に歌いながらトレーニングしやすいでしょう。
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子供におすすめの練習曲
ここでは子供におすすめの練習曲をご紹介します。どの歌も知らない人はいないくらいに有名な曲ばかりです。お子様と一緒に歌いながら楽しくトレーニングができますよ。
「なべなべそこぬけ」(日本のわらべうた)
「な~べな~べそ~こぬけ」でおなじみの日本の民謡です。親はもちろん、おじいちゃん、おばあちゃん世代にも馴染みのある曲ではないでしょうか。
この曲は、曲自体が非常に短くコードも「ラ・ド・ミ」しか使いません。曲が短いことで、短期間でマスターできるでしょう。そして、1曲マスターできたら褒めてあげてください。
1曲覚えたことで自信が付き、モチベーションも上がるでしょう。
「メリーさんのひつじ」(アメリカ童謡)
日本でも非常に有名なアメリカ童謡である「メリーさんのひつじ」。たった2つのコードで弾けるので、子供の練習曲にぴったりと言えます。
子供のピアノ発表会で使われることも多い曲なので、ピアノ教室に通っている、あるいは通わせたいと思っている場合は、ぜひマスターしておきたい曲ですね。
「ちょうちょう」(ドイツ童謡)
「ちょうちょ~ちょうちょ~菜の葉にとまれ~」と、こちらの歌も誰もが知っている曲ではないでしょうか。実はこの歌はドイツ民謡が元であり、元の歌は蝶々は関係ないとか。明治時代に日本で今の歌詞が付き、広まったようです。
シンプルな歌なので、子供の練習にはぴったりと言えます。また、シンプルゆえにアレンジがきかせやすく、ネットで調べると片手で弾ける基本の楽譜から両手演奏タイプまで様々にあります。
同じ曲で難易度が違う楽譜があると、子供のステップアップする様子が分かりやすいですよ。
「かっこう」(ドイツ民謡)
のどかな雰囲気の「かっこう」は、こちらもドイツ民謡が元になっています。この曲は最初は「ソ」と「ミ」、「レ」と「ド」を2回繰り返すだけなので、小さな子供でも簡単に弾くことができます。
その後はもう少し音も増えますが、最初の部分だけでもすぐにマスターできれば、子供も自信が付いて気分良く練習してくれるでしょう。
「ジングルベル」(クリスマスソング)
クリスマスの定番である「ジングルベル」。クリスマスパーティーのときに、子供に弾いてもらいたい曲ですよね。こちらもメロディーが簡単なので、比較的すぐに覚えることができます。
まとめ
子供のピアノ練習曲や楽譜を選ぶ際は、まずは子供がピアノを好きになれそうな要素が多く含まれたものを選ぶことが重要です。
最初のうちから難しい曲を教えようとして、子供がピアノを嫌いになってしまっては、その後のレッスンが上手くいきにくく、子供にも嫌いなことをさせているストレスがかかってしまうからです。
楽譜や曲を選ぶ際は、今回ご紹介したポイントを参考に、子供が好きになれるものを選んでくださいね。
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