子どものピアノをより上達させるにはどうしたらいい?
せっかくピアノ教室に通っているのだから、ピアノがうまくなってほしいと子どもに期待してしまいますよね。どうしたらもっと上達してくれるかなと、日々考えているパパママも多いのではないでしょうか。
子どものピアノをより上達させるために、パパママができることをご紹介していきます。ぜひ、確認して試してみてくださいね。
子どものピアノを上達させるために親ができること
子どものピアノを上達させるためには、子どもだけが頑張ればいいというわけではありません。パパやママにもできることはたくさんあります。
子どもがよりピアノを上達していけるような環境を整えてあげましょう!
①音楽が好きになってくれるような環境づくり
音楽が好きではない、という子どもはピアノに向き合うことが苦痛かもしれません。音楽が好きであれば、ピアノに楽しく向き合ってくれるでしょう。
そのため、子どもが音楽をより好きになってくれるように環境づくりをしてみましょう。
子どもが小さい頃は、パパやママがたくさん歌をうたってあげてください。一緒に手遊びをする、音楽に合わせて一緒に体を動かすのもいいでしょう。
音楽を身近に感じられる環境にいれば、音楽があって当たり前、音楽が好きという状況になってくれるはずです。
音楽が身近にないと、音楽を好きになるきっかけもありません。音楽と共に暮らせるような環境を作ってあげてくださいね。
②ピアノ教室のレッスンに付き合い内容を把握する
忙しくてピアノ教室に一緒に行けていない……という家庭も多いかもしれません。しかし、パパやママが一緒にレッスンに付き添い、レッスンの内容を把握することがとても大切です。
パパママがレッスン状況を知らなければ、子どもは1人で練習するしかありません。これではなかなか上達できないかも。
③家での練習にも付き合う
自宅での練習にも付き合ってあげましょう。レッスン内容を把握しているのであれば、子どもがどの箇所を練習したらいいかもわかるはず。適切なアドバイスをしてあげましょう。
さらに、ピアノを弾くことも大切ですが、ピアノをより上達させるためには楽譜を読む力を付ける必要があります。
大薮真紀子氏の「ピアノ上達のセオリー」という論文でも、
ピアノ上達のために必要な能力として「読譜」が挙げられる。
file:///C:/Users/mirumoppu/Downloads/05oyabu.pdf
と紹介しています。ピアノを弾くのと同時に、楽譜を読む力を身につけられるとなお良いでしょう。
④できるようになったところをたくさん褒めてやる気をアップさせる
練習中にできるようになった、間違える回数がすくなってきた、など子どもができるようになったことはたくさん褒めてあげましょう。
褒めることで子どものやる気はアップします。
「指導者の言葉がけが子どものやる気と認知に及ぼす影響」という論文の中でも、
子どもは指導者からの言葉を敏感に捉え、否定的な言葉かけは子どものやる気を低下させ、肯定的な言葉かけが子どものやる気を高めることが多くの研究で明らかにされている。
file:///C:/Users/mirumoppu/Downloads/KJ00005223221.pdf
と紹介しています。
できることを褒めて、子どものピアノに対するやる気を上げていけるようにしていきましょう!
⑤怒るのはNG。子どもに自信をつけさせてあげて
先述した通り、否定的な言葉かけは子どものやる気を低下させてしまいます。また、怒られてばかりいると子どもは自分のピアノに自信がなくなります。
自信がなくなってしまうとピアノを弾くことが苦痛になることも考えられます。
子どもに自信をつけさせてあげるような言葉かけを意識してみてくださいね。
ピアノは子供が小さいうちから始めよう!まずは無料体験から
ピアノ教室に通うことを検討しているのなら、体験レッスンを受けるのがおすすめ。すぐに入会してしまうと、通い始めてから気になるところが出てきてしまうおそれがあります。
子どもが通うピアノ教室、不明点をなくして安心して通えるようにするためにも、一度体験レッスンを受けて教室や講師の雰囲気を確認してみましょう。
子どものピアノの上達を邪魔する……やってしまいがちなNG行動
子どものピアノをより上達させるためにできることを紹介してきましたが、逆に子どもの上達を邪魔するNG行動もご紹介します。
無意識にやってしまいがちなこともあるので、注意しましょう。
①できないところばかり指摘してしまう
練習に付き合っていると、できないところが気になってしまうかもしれません。できないところばかりを指摘してしまうと、子どものやる気は低下してしまうでしょう。
できないところの練習にとことん付き合ってあげるのはいいですが、できないところばかりを指摘するのではなく、できるようになったところにも注目してたくさん褒めてあげてください。
②~しなさい!とばかり注意してしまう
なかなか練習しない子どもやピアノに集中しない子どもに、「~しなさい!」と注意してしまいがち。
これは「すっぱい葡萄効果」に当てはまってしまい、子どものやる気を低下させてしまいます。
「すっぱい葡萄効果」とは、イソップ物語「すっぱい葡萄」から名付けられたものです。
おいしそうな葡萄を見つけたキツネが、飛び上がって葡萄を摂ろうとします。しかし、葡萄は高い場所にあったため、何度ジャンプをしても摂れなかったのです。
そして、最終的にキツネはおいしそうな葡萄を摂ることを諦めるのですが、負け惜しみに「あの葡萄はすっぱいからいらない」といいました。キツネは、自我を守るために葡萄の価値を下げたのです。
この働きは、子どもにも当てはまります。
「ピアノの練習をしなさい」と注意ばかりしていると、子どもの中でピアノの練習の価値が下がります。ピアノの練習をしなくても自分は困らないと考えだしてしまうおそれがあります。
注意したくなってしまうところですが、子どものやる気を低下させないように十分注意しましょう。
③ほったらかし……
子どものピアノのレッスンにも付き合わない、練習にも付き合わないでは、子どもはなかなか上達できないかもしれません。
一緒に練習をしてたくさん褒められることで、子どもはやる気を出します。
忙しいかもしれませんが、10分、20分でもいいので、子どものピアノの練習に付き合ってあげましょう。
それでもなかなか上達しない……先生との相性は大丈夫?
子ども、パパママが頑張ってもなかなか上達しない場合、もしかしたら先生との相性に問題があるのかもしれません。
ピアノ教室に通うのが苦痛そう、子どもがピアノの先生の話をしたがらないなどがみられたら、ピアノ教室を変えてみるのもいいかもしれません。
相性の良い先生との出会いで、グンっとピアノが上達することもあり得ますよ。
EYS音楽教室なら相性の良い先生を見つけられる
子どもと相性の良い先生を見つけたいのならEYS音楽教室に通うのがおすすめ!というのも、EYS音楽教室はレッスン内容に満足できなければ、レッスンのやり直しをお願いできるから。
講師を変えてレッスンをやり直してもらうこともできるので相性の良い先生に出会える可能性が上がります。
そのほかにも、
- 楽器のプレゼントがある
- 通いやすい月謝
- 急にレッスンを休んでも補講が無料
- イベントが豊富
- 通いやすいスタジオを探せる
- 体験レッスンが無料
といった魅力も詰まっていますよ。
体験レッスンは無料で受けられるので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
最後に
子どもがピアノをより上達させていくためには、パパやママの力が必要です。子どもが楽しく、そしてやる気をもってピアノに向き合えるように、環境を整えてあげましょう!
ピアノは子供が小さいうちから始めよう!まずは無料体験から
ピアノ教室に通うことを検討しているのなら、体験レッスンを受けるのがおすすめ。すぐに入会してしまうと、通い始めてから気になるところが出てきてしまうおそれがあります。
子どもが通うピアノ教室、不明点をなくして安心して通えるようにするためにも、一度体験レッスンを受けて教室や講師の雰囲気を確認してみましょう。