ピアノ初心者が練習するバイエルとは?種類や次のステップもご紹介

バイエルとは何か

ピアノを習っている、またはピアノの練習をしている人の多くは「バイエル」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。この バイエルとは、ピアノの教則本です。

1806年生まれのドイツの作曲家のフェルディナンド・バイエルが、 1851年頃に初めてピアノを学ぶのに最適な入門テキストとして作ったのが「バイエル」です。

バイエルには106曲の練習曲から構成されており、クラシックピアノを習う多くの生徒がバイエルを弾くことになるでしょう。

バイエルと一言でいっても、子供用のバイエル、大人のためのバイエルなどが出版されています。次では、バイエルの種類についてご紹介していきます。

そちらもチェックしてみてくださいね。

バイエルの種類とは

バイエルについてご説明してきましたが、バイエルは大きく分けて「子供用」と「大人用」があります。子供がバイエルに取り組もうと考えているのであれば、もちろん「子供用」を購入して始める必要があるでしょう。

それぞれどのような特徴があるのかご紹介しますので、確認しておきましょう。

①片手から始まる「子供のバイエル上巻」

出版社:全音楽譜出版社
価格:1,100円

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子供用バイエルにはディズニー版や可愛いキャラクターが描かれたタイプも出版されていますが、ここでは「子供のバイエル」についてご紹介させていただきます。

「子供のバイエル」には、「赤バイエル」と呼ばれる上巻と「黄バイエル」と呼ばれる下巻があります。

上巻は、ピアノを始めたばかりの子供が練習するものです。はじめは片手で弾いていくので、ピアノ初心者が挑戦するものなんですよ。

「赤バイエル」と呼ばれる上巻には、1番から43番の練習曲が載っています。

②両手で弾く・難易度も上がる「子供のバイエル下巻」

出版社:全音楽譜出版社
価格:1,100円

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先述している通り、「黄バイエル」と呼ばれる子供のバイエル下巻。「赤バイエル」が終わり、両手でピアノを弾くことに慣れてきた頃から練習する教則本です。

下巻には、44番から106番の練習曲が収録されており、後半はなかなか難しいと感じてしまうかもしれません。

③1冊にまとまっている(大人用・標準)バイエル

出版社:全音楽譜出版社
価格:990円

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大人用のバイエルというよりは、通常版のバイエルといった方がいいでしょうか。通常版のバイエルは、1番から106番の練習曲が1冊にまとめられています。

子供用と比べると楽譜も小さく書かれているので、子供には見にくいうえに、難しく感じてしまうかもしれませんね。

バイエルの難易度は?

バイエルの難易度は「赤バイエル」がピアノ初心者が弾くもので、片手で弾く曲から始まります。ピアノを始めようと思っているのなら、まず「赤バイエル」から練習します。

「黄バイエル」は両手で弾くのに慣れた頃から練習するもの。後半は難しいので、弾けるようになるまでに時間がかかってしまうかもしれません。「黄バイエル」は両手で弾く曲からはじまるため、まずは「赤バイエル」をクリアしてから練習するようにしましょう。

バイエルは、ピアノの基本がまとまっている教則本として日本で長く愛されています。ピアノを習ったことがある方なら、練習してきたことでしょう。

しかし、もしかしたらあまりいい思い出がある人は少ないかもしれません。同じようなメロディ、同じような曲がずっと続くので、つまらないと感じてしまう人もとても多いです。

特に子供は飽きてしまうかもしれません。それでも、ピアノを習ううえで大切な基本を身につけるには、バイエルは必要でしょう。

ピアノ教室によってはバイエルに変わる別の教本を使う場合もあるため、ピアノを習おうと思っているのなら先にどの教本から練習するのか確認しておいた方がいいでしょう。バイエルを使わない場合も考えられるので、ご注意くださいね。

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ピアノを習う上でバイエルは通る道!

バイエルはピアノを始めるにあたり、練習すること人が多い教則本です。ピアノを習う人の多くはバイエルを通ることでしょう。

つまらないと感じてしまう内容かもしれませんが、ピアノの基本がまとまっています。やるのとやらないのとでは、後々差が出てしまうこともあります。

つまらないからやらない……とならずに、しっかりとバイエルも練習していきましょう。

バイエルではない別の教本を使う音楽教室もあります。その場合は、通っている音楽教室に従って練習を進めてくださいね。

バイエルの後は「ブルグミュラー」へ!

出版社:全音楽譜出版社
価格:770円

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バイエルは1番から106番までの練習曲を3年程度かけて進めていくことが多いようです。意外と期間がかかる教則本。

そのバイエルが終わると多くの人が「ブルグミュラー」へと進んでいきます。「ブルグミュラー」も人の名前。ドイツ人の作曲家、フリードリヒ・ヨハン・フランツ・ブルクミュラーによるピアノ教則本が「ブルグミュラー」です。

25の練習曲からなる教則本で、バイエルが終わった人が挑戦するもの。つまり、ピアノを始めたばかりの人にとっては難易度がかなり高めです。

しかし、「アラベスク」や「貴婦人の乗馬」など有名な曲もあるので、バイエルよりも練習するのが楽しくなるでしょう。聞いたことがある曲を練習するのは嬉しいですよね。

「ブルグミュラー」に進めるように、しっかりとバイエルを練習していきましょう!

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体験レッスンは無料で受けられるので、通いやすいスタジオを探し、申し込みをしてみましょう。そして、実際にレッスンを受けることで、教室や先生の雰囲気をチェックしてみてくださいね。

最後に

ピアノを習う人がまず練習するのがバイエルです。長く愛され続けているバイエルを実際に練習してきたパパママも多いでしょう。そのバイエルを子供ともう一度練習するのも、なかなか素敵な時間が過ごせそう。

ピアノ教室に通うことを検討しているのなら、紹介したEYS音楽教室もチェックしてみてください。たくさんの魅力がある音楽教室なので、子供も楽しく通ってくれるはずですよ。

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