子どものピアノの才能を伸ばしたい…
ピアノは早いうちから始めた方がいい、ピアノが上手に弾けるようになってほしいなどの思いから、小さい頃からピアノの英才教育に熱心な家庭が多いのです。
とはいっても、ピアノは子どもが弾くにはとても大きな楽器。小さな体でピアノを弾くことはできるのか不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに不安はあるけれど、ピアノを始めた先にあるメリットを考えてみませんか。そこで、ピアノ英才教育のメリットとデメリットから家庭でできるピアノ英才教育についてご紹介します。
ピアノ英才教育のメリットとデメリット
英才教育とは
英才教育とは、才能のすぐれた子どもの能力を育てて伸ばすための教育です。最近では、年齢にとらわれずに就学前の小さな子への英才教育という意味で早期英才教育とも呼ばれることがあります。英才教育はスポーツや芸術、語学など多様な分野で優秀な人材が育っています。
ノーベル経済学賞を受賞したヘックマン博士によって幼少期の教育効果が生涯にわたって続くことが明らかになったことから早期英才教育が身近なものとなってきています。
ピアノ英才教育のメリット
ピアノの英才教育を受けることにどのようなメリットがあるのでしょうか。
脳科学学者の澤口俊之教授によると、ピアノを習う子どもはHQ(Human Quotient)が他の教育に比べても突出して高いと述べています。
HQは人間性知能と訳されて目的・夢に向かって、社会の中で協調的に生きるための脳力のこと。具体的には学習意欲、問題解決能力、協調性などです。
HQが高くなる理由を「ピアノは両手で演奏すること」「楽譜を先読みして弾くこと」にあると推論しています。ピアノ英才教育の大きなメリットといえます。
ピアノ英才教育のデメリット
大きなメリットがあれば、やはりデメリットも気になりますね。どのようなデメリットがあるのでしょうか。
乳幼児期の子どもの手の大きさとピアノの関係から、指がどこまで届くのか、和音を押さえることが難しいなどがあります。手が未発達の子どもには鍵盤を押さえることが大変ということがデメリットといえるかもしれません。
しかし、小さな手のための練習曲やテクニックがあります。手の大きさは体の成長とともにクリアできるのでデメリットにはならないでしょう。
ピアノで英才教育を始めるべき時期について
何事も始めようと思った時がチャンスとはいいますが、ピアノで英才教育を始めるのに適した年齢はあるのでしょうか。
ピアノを楽しむことは何歳からでもできます。ピアノの鍵盤を押す力は約7gといわれていますから音を鳴らすこと自体は小さな子どもでも簡単なことだからです。しかも正しい音程を出すこともできます。
専門的な教育を受けるとなれば、一定の時間はイスに座ることができて先生の話を聞くことができるなど手指の力以外にも必要なことがあります。ですから、個人差がありますが早くて3歳前後ではないでしょうか。
本格的にピアノを両手で弾くまでは導入期といって、ピアノを弾くことだけでなく歌とリズム練習といったソルフェージュで音楽の基礎を学びます。学ぶといっても子どもが飽きないように工夫されていて遊ぶように楽しみながら身につけていけるようになっています。
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早いうちから、楽器を触り音を出す習慣をつけることで、感性を磨いていくことができます。3歳からでも全然早くなく、早ければ早いほど良いのです。
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ピアノ遊びから始めよう!家庭でできる英才教育
名前を呼んでお返事遊び
親も子どもも1本指でも手のひらでもOKです。呼びかけを音にするなら「ミレミ」など話し声に近い高さにしてみてください。
①子どもの名前を「◯◯ちゃん」呼びかけながらピアノ♩♩♩(タン タン タン)と弾きます。子どもに「はーい」と言いながら♩♩♩(タン タン タン)と見本を見せてあげましょう。
②子どもも返事をしながらピアノを弾きます。
リズムにこだわらはくてもいいです。音のやりとりを楽しみましょう。呼びかけの速さを変えてみると楽しさが増します。
動物の鳴き声をリズム遊びで
子どもがよく知っている動物、小鳥、ゾウ、犬など音で表現しましょう。ピアノは右に行くほど音が高くなります。音の高さを変えると子どもも高低に気づいて表現が広がります。絵本を見ながら行うとイメージしやすいですよ。
感じたままに音遊び
歌をうたいながら打楽器を鳴らすように弾きます。好きな音楽があれば聴きながら弾くのもいいです。手の形はパーで時々グーのように変化させると面白いです。
ピアノ遊びの目的は楽しむこと。楽しみながら手指を使いましょう。脳科学おばあちゃんこと久保田カヨ子先生が「手や指先がよく動くのは脳の働きがよい証拠」だと話されていました。親子の楽しく賑やかな時間を!
子どもにピアノを習わせるならEYS音楽教室へ
ピアノ教室を選ぶ際のポイントはどのようなことでしょうか。料金、先生との相性、立地の3点について考えてみます。
・料金 入会金、月謝、教材費、その他の料金を確認しましょう。入会時に必要な総額と明細、月謝総額と明細、月謝はレベルが上がるにつれて高くなっていくか、発表会参加費などについて確認する必要があります。
料金の総額だけでなく、体験レッスンを通して月謝とレッスン内容が合っているかを判断することをおすすめします。
・先生との相性 ピアノや音楽が楽しいと思えることと、演奏技術の向上に最も重要なポイントになるのは先生との相性です。
・立地 自宅から教室までの道のりを確認しましょう。アクセスがしにくい、自宅から遠く時間がかかるなど、時間と体力に無理のない教室を探しましょう。
ここで、ご紹介するEYS音楽教室には、一人ひとりと向き合う音楽教育を提供するため、0歳から始められるリトミックコース、全47種類の楽器コース、ボーカルコースがあります。
レッスンはオールフリー制度、「日程」「スタジオ」「講師」「楽器」を自由に選びチェンジすることもできます。ご自分のライフスタイルに合わせてレッスンが受けられるサービスです。
まずは気軽に無料体験レッスンから始めてみませんか?今ならオンラインレッスンも受付中です。
最後に
ピアノの英才教育を始めるにあたって、子どもが音楽が好き!という気持ちを持ち続けられるように環境をサポートしてあげてください。
私は3歳になる少し前にグループレッスンに参加しました。教室の行き帰りを母と歌をうたいながら手を繋いで歩いたことが楽しい思い出になっています。
子ども時代の親子が音楽を楽しんで心が動かされる経験は一生の財産になります。きっといつかピアノ演奏に表れてきます。