ハ長調の曲を両手で弾く方法&簡単アレンジをご紹介【子どものピアノテクニック】

子どもとピアノを両手で弾きたい!

ピアノを両手で弾けたら気分はピアニスト。どんな曲を弾いてみたいですか。知っている曲ならイメージがつきやすいですね。

いきなり複雑な曲は難しいので、初めての両手練習はハ長調がおすすめです。ハ長調はシャープやフラットがない白鍵で弾くシンプルな音階でできているからです。

そこで今回は「メリーさんのひつじ」の両手の弾き方と簡単なアレンジをご紹介します。とても簡単なのに楽しく弾けるので、せひお子さんと弾いてみてくださいね。

ハ長調って何?

ハ長調はドから始まってドで終わる長音階のことです。簡単にいうと「ドレミファソラシド」。ハ長調を楽譜にするとこのようになります。

調は音階の種類のことです。調には2種類あって長調は明るく、短調は暗い感じがします。

では、ハ長調の「ハ」は何を示しているのでしょうか。イタリア語のドレミファソラシドを日本語にすると「ハニホヘトイロハ」となります。というわけで、ドは日本語の「ハ」のことです。

メリーさんのひつじをピアノで弾く前に確認

メリーさんのひつじを歌ってみよう

この曲はアメリカの童謡で、メリーさんという少女が飼っていた羊のお話を元に6番まであります。日本では高田三九三さんによって訳されています。

メリーさんのひつじ/メェメェひつじ/メリーさんのひつじ/まっしろね

歌のワクワクした感じがわかったら、ひつじがどんな動物なのか絵本や写真で見るとイメージが膨らみますね。ピアノの楽譜はどのようになっているのでしょうか。

メリーさんのひつじの楽譜を読んでみよう

楽譜の読み方は、ミレドレ/ミミミー/レレレー/ミソソー/ミレドレ/ミミミー/レレミレ/ドーーー/ ドからソまでの音なので歌っているうちに覚えられそうですね。

さあ、いよいよピアノで弾いてみましょう。練習の進め方を解説していきます。

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いよいよ子どもとピアノを弾こう!両手の進め方

まず右手でピアノを弾こう

両手の指には番号があります。親指を1として、人差し指2、中指3、薬指4、小指5となります。そこで楽譜を指番号にすると以下のようになります。

3212/333  /222  /355  /3212/333 /2232/1

番号を読み上げながら弾いてください。この番号の通りに鍵盤を弾くと簡単に弾けますよ。

2通りの左手の弾き方でピアノを弾こう

①左手の人差し指でソの音を弾く

1小節ごとにソを弾きます。1、2、3、4と数えながら1で弾き直してください。ママがメロディを弾いてあげてもいいですよ。

②左手でソとドを交互に弾く

1小節めをソ、2小節めをドと交互に弾いていきましょう。基本としてはソを親指、ドを小指で弾きます。音が増えると難しくなりますがチャレンジしてみてください。

両手を合わせましょう

片手ずつが弾けるようになったら、いよいよ両手で弾きます。ここで注意することは、片手が弾けても両手ですぐ弾けるようにならないということです。できることを取り上げて褒めながら根気よく練習しましょう。

左手を①と②で弾けても両手になるとごちゃごちゃになることもしばしば。そんな場合におすすめの弾き方は、右手のメロディと同じリズムで弾くことです。

小さな子どもは左右違う動きが苦手だから、音を変えないでリズムを同じにするだけで弾きやすくなります。ぜひ楽しく弾いてみてくださいね。

ハ長調を簡単にアレンジしてみよう 

メリーさんのひつじ 大慌て編

突然狼がやってきた!という設定で、テンポを上げて弾きます。演奏がはちゃめちゃになってもいいのです。笑いながら弾き切りましょう。「ひつじさん転んじゃったね」などお話を展開させて、速く弾くこと自体を楽しんでくださいね。

メリーさんのひつじ お休み編

疲れて眠くなったという設定で、ゆっくりゆっくり弾きます。途中で止まってしまえば「ひつじさんがあくびしたね」「寝ちゃったね」と言葉で想像力をもたせてあげましょう。

メリーさんのひつじ 悲しみ編

楽譜に◯が付いている箇所にフラットをつけて弾きましょう。ミの半音下ーミのすぐ左の黒鍵を弾きます。ミにフラットを付けると悲しい感じになります。これはハ長調ではなくハ短調に変わっているのです。

どんな時に悲しいのか話し合って想像しながら弾いてみてくださいね。ハ短調に続いてハ長調で弾くと「元気になって良かったね」と曲を盛り上げることにつながります。他にも楽しくアレンジしてみてください。

ハ長調で弾ける曲をご紹介

子どもが知っている曲で、ハ長調で弾ける曲があればレパートリーを増やしていけますね。そこで複雑な指使いをしないで弾ける曲をご紹介します。

・ちょうちょ

・チューリップ

・かえるのうた

・むすんでひらいて

・聖者の行進

片手が弾けたら両手にもチャレンジしてみましょう。とはいえ、親が子どもの理解度と演奏技術を見極めて進めていくのは難しい……。

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最後に

親子でハ長調の曲を両手で弾く練習方法と簡単なアレンジをご紹介しました。ピアノの楽しみ方の1つとして取り組んでいただけたらいいなと思います。

楽しみながら基礎やテクニックを身につけていけたら、クラシックやポップスなどレパートリーがどんどん増えていきます。子どもの成長する姿が頼もしく感じられますね。ぜひ音楽教室の無料体験から始めましょう。

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