【3歳からのピアノ入門】少し早いうちから身につけるべき練習方法や教材を徹底解説!

【悩ましい】3歳の子どもにピアノを習わせるのは早い?

盲目のピアニスト辻井伸行さんは、「小眼球症」という障害を持って生まれました。そんな彼は2歳3ケ月で「ジングルベル」をおもちゃのピアノで弾きました。 辻井さんの有名なエピソードに、スタニスラフ・ブーニン(ロシアのピアニスト)が弾く「英雄ポロネーズ」を聴くと反応し、同じ曲であっても別のピアニストが弾いたものを聴いても反応しなかったというものがあります。

このエピソードの年齢は生後8ケ月です!すでに演奏者の表現を聴き分ける天才的な力があり、音楽の好みまであったことは驚き以外のなにものでもありませんでした。
辻井さんの場合、本人の「才能と努力」、周囲の「サポート」、そして「チャンス」ということでしょうか。こういう話は、天才ゆえの特殊なことなのか、特殊でないとすれば、3歳前の子どもの可能性は無限なのかもしれないとさえ思えます。

子どもの脳は、0~3歳の時期に脳の細胞数が増加する時期であり「心が伝わる脳」を育てる、3~7歳は間引きという現象が起こり、神経回路の質が高まる成長期であり「勉強やスポーツができる脳」のベースを育てると言われています。(子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!.林成之.幻冬舎新書)

ノーベル経済学賞を受賞したヘックマン教授は著書で、「就学後の教育の効率性を決めるのは、就学前の教育にある」と主張し、就学前の教育(3歳~)によって学習意欲の伸びが顕著に高くなることを示しました。この学習の意欲などの能力は社会的に成功するうえで重要であると述べています(幼児教育の経済学.ジェームズ・J・ヘックマン他2名.東洋経済新報社)。

これらのキーワードとなる年齢は、0~3歳、3~7歳、3歳~、脳の発達において3歳は大変重要な時期であることがわかります!3~4歳までに脳の発達は80%に達するといわれています。 脳の発達の重要な時期である3歳でピアノを習わせるのは、決して早いとはいえないかもしれません。

3歳の子どもにピアノを習わせると良い3つの理由とは

 

①手を調整的に動かす力が芽生える

3歳代には利き手が決まってきますが、3歳前半では左右の手が基本的に同じ水準です。 手の左右交互開閉ができるようになってきます(子どもの発達と診断4幼児期Ⅱ.田中昌人・田中杉恵.大月書店)。左右の手を調整的に動かすようになることは、ピアノを弾くことに必要な手の動きが芽生えてきていると考えられます。

左右交互開閉ができる前段階は、左右同時開閉ができます。この時期の手遊びとしては、「むすんでひらいて」「とんとんとんとんひげじいさん」「あたまかたひざポン」などができます。少しレベルアップすると「大きな栗の木の下で」があります。

②音符を描く力がついてくる

3歳前半では、マジックや太めのクレヨンのように握りやすくて書きやすいものを使って、円や縦線と横線を組み合わせた十字を見本の特徴を捉えて描けるようになります。正方形のように角があるものは円に似た形になり正確にはまだ描けません(子どもの発達と診断4幼児期Ⅱ.田中昌人・田中杉恵.大月書店)。

縦線と円が描ければ、音符が描けてしまいます。四分音符は円を塗りつぶして縦線、二分音符は円に縦線、全音符は円を描くだけです。ホワイトボードや大きめのお絵かき帳を使用すると音符やリズムの学習につながると考えられます。

お絵かきの延長として、「グルグル、 グルグル」「テン、テン、テン、テン」「シュー、シュッ、シュッ」など描いているときの音を即興の歌にしてみると面白くなりそうです。

③3歳前後のピアノレッスンに即興演奏

丹羽の研究では、3歳前後の子どもによる即興演奏は、調性や拍子がなく、音のデュナーミク(強弱)に興味を示すなどの様子を感覚的なモードと定義しています(名古屋市立大学大学院人間文化研究科.丹羽裕紀子.人間文化研究.2019)。

3歳前後の子どもに即興演奏を取り入れたレッスンによって音楽表現できるということを示しています。 3歳は音楽表現を豊かにするほどの演奏技術をまだ身につけていませんが、強弱のほかに意外な音の並びやリズムを生み出すことがあり、子どもたちの表現の広がりはとても素敵だと思います。

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3歳の子ども向きのピアノの練習方法について

・手指を大きく自由に動かしましょう

片手または両手で、グーやパーで鍵盤を弾きましょう。
3歳では前述の丹羽の研究にあるように拍子がないので、自由なリズムが感じられると思います。勢い余って肘を使うことがありますが、多めにみてあげましょう。好きな音楽を聴きながら弾いてみるのも楽しさが増してきます。

少しレベルアップすると、白鍵はパーで、黒鍵はグーでと簡単なルールを作って、一緒に弾いてみましょう。できそうでできない様子が面白さを生み出します。

・指1本で弾いてみましょう

5本の指を1本ずつといっても難しいので、3歳では、お子さん自身が使いやすい指(親指、人差し指)で鍵盤を弾いてみましょう。

高音から低音へ、低音から高音へというように鍵盤を広く使います。音の高低を感じて3歳なりのことばで表現が見られると思います。 弾いているうちに、小指で弾くときなどに空手チョップのようにすることがあるかもしれません。子どもたちは、何とか音を出そうと工夫と試行錯誤を繰り返します。

ママ(パパ)は、お子さんの音をことばで表現してみてください。例えば「トラックのようだね」「ぞうさんのようだね」「小鳥さんのようだね」とお子さんが知っているものに例えるとイメージが膨らみやすいです。
ピアノを媒介として、親子のコミュニケーションを楽しむことができます。もちろん、一緒に演奏しても楽しいです。

3歳は「自分でやりたい」という気持ちが強くなる時期なので、無理に連弾しなくてもいろいろな方法を試してみましょう。 

・ママ(パパ)が演奏しましょう

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ママ(パパ)が演奏(1本指でもいいです)してママ(パパ)が楽しんでいる様子を見せるのもいいです。

3歳は擬音を面白がる傾向があるので、例えば、ファのシャープ(ファのすぐ右の黒鍵)とソを同時に弾いた不協和音や低音部(まんなかのドから1,2オクターブ低い音域)でファ、ラのフラット(ラのすぐ左の黒鍵)、シを同時に弾いて「ブッブー」などの音を弾いてみてください。

3歳のお子さんは興味を示したりそうでなかったりしながらも、生活の中にピアノや音楽があることが自然になることが、繰り返しの練習の芽を育てるのではないかと思います。

3歳の子ども向きのおすすめのピアノの教材ほかについて

①KAWAI グランドピアノ
¥12,800
河合楽器製作所
憧れのグランドピアノ(おもちゃです)32鍵盤なので両手奏ができます。辻井伸行さん2歳3ヶ月の時にトイピアノでおもちゃのチャチャ、ドレミの歌を演奏しました。


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②いちばんやさしい3さいからのソルフェージュ うたおう編
¥990
ヤマハミュージックメディア
歌うことを中心に音楽の基礎が絵本を読むように学習できます。音程や音の長さ、ハーモニーを感じながら歌えるようになっています。


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③アキ ピアノ教本
著者 呉 暁
¥1.430
音楽之友社
アキ ピアノ教本全3巻。うたとピアノの絵本(導入編)の続きとなる教材です。5~8歳向けでソルフェージュとピアノの基礎を学びます。

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3歳児にピアノを習わせるならEYS音楽教室へ

ピアノ教室を選ぶ際のポイントはどのようなことでしょうか。料金、先生との相性、立地の3点について考えてみます。

・料金 入会金、月謝、教材費、その他の料金を確認しましょう。入会時に必要な総額と明細、月謝総額と明細、月謝はレベルが上がるにつれて高くなっていくか、発表会参加費などについて確認する必要があります。 料金の総額だけでなく、体験レッスンを通して月謝とレッスン内容が合っているかを判断することをお勧めします。

・先生との相性 ピアノや音楽が楽しいと思えることと、演奏技術の向上に最も重要なポイントになるのは先生との相性です。

・立地 自宅から教室までの道のりを確認しましょう。アクセスがしにくい、自宅から遠く時間がかかるなど、時間と体力に無理のない教室を探しましょう。

ここで、ご紹介するEYS音楽教室には、一人ひとりと向き合う音楽教育を提供するため、0歳から始められるリトミックコース、全47種類の楽器コース、ボーカルコースがあります。

前述したピアノ教室を選ぶ際のポイントに照らし合わせて簡単にご紹介いたします。(詳しくはお問い合わせください)  
・料金 通常プランと時間帯を限定した平日の夕方までの割引プランがあります。 平日に利用したいと思う方にとっては、大変お得なプランになっています。

・先生との相性 EYS音楽教室には「Enjoy保証」があります。先生の変更は「Enjoy保証」専用サイトを経由して行うことができます。楽器演奏を楽しんで長く続けるためには相性の良い講師であることが大切という考えから独自の取り組みを行っています。相性の良い先生とのマンツーマンレッスンで、お子様に合ったテキスト、練習方法を用いたレッスンで上達に導きます。

・立地 HPにて教室の基本情報が記載されています。無料体験申し込みフォーマットに、現在位置から最寄りの教室を検索することができます。

EYS音楽教室には他ではみられない独自のサービスがあります!
・オールフリー制度 「日程を選んで」「好きなスタジオ」「好きな講師」「楽器のチェンジ」を自由に選ぶことができます。レッスンを受けられる方のライフスタイルに合わせてレッスンが受けられるサービスです。
・従来型の発表会に加えて、さまざまなイベントなど世界中の人と演奏を通じて交流できる場を提供しています。

まずは気軽に無料体験レッスンからはじめてみませんか? 

最後に

3歳でピアノを始めるのは早いのか?早すぎるのか?そんなお悩みの方に3歳からの入門についてご紹介しました。脳の発達で考えると3歳は非常に重要な時期です。だからこそ、3歳でピアノを習わせるのは・・・?というお悩みは、お子さんの可能性を信じ、成長を願う、温かい気持ちのあらわれです。 

3歳のお子さんをもつご家庭でできる練習法は、教室に通う前からでも、楽しく遊びの延長でできそうです。お子さんの演奏に、ママ(パパ)がリズミカルなことば掛けで盛り上げる、サポート役で十分だと思います。  

ママ(パパ)がピアノ教室の先生にお願いしようと思ったときが、ピアノ教室に通うチャンスかもしれません。先生とお子さんのやりとりは、ママ(パパ)とは違う、たくましい姿をみせてくれることがあります。そんな姿を想像できたら、是非、音楽教室の無料体験を受けてみましょう。

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