子供にドラムを習わせるには何歳からがいい?
子供がドラムに興味を持った、またはパパやママが子供にドラムを習わせてみたいと思うことがあった際、そもそもドラムは何歳から始めるのがいいのだろうかと疑問に思うかもしれません。
ドラムは何歳から始めるもの、何歳だからできる楽器という決まりはありません。つまり、やりたいと思ったとき、やらせたいと思ったときに始めればOK。
ドラムは見た目のカッコよさから興味を持つ人が多いでしょう。しかし、常にドラムセットで練習できるわけではないため、子供がやらされている感を持ってしまうと、長続きしないおそれがあります。
そのため、子供自身が興味を持ったとき、子供がやりたいといったときに始めるのがおすすめです。
とはいえ、親が子供にドラムに触れ合ってもらいたい、リズム感をより身につけてほしいと思うこともあるでしょう。その場合も、できるだけ子供にドラムに興味を持ってもらってから習うのがいいでしょう。
ドラムは何歳から始めるべきという決まりはないため、興味を持ったとき、やらせたいと思ったときに挑戦してみましょう。
早いうちから子供にドラムを習わせるべき3つの理由
ドラムはいつか始めてもいいとお伝えしましたが、どうせやるのなら早くからチャレンジするに越したことはありません。その理由を3つご紹介していきます。
①リズム感が身につく
ドラムは、リズム感が重要な楽器です。バンド演奏の際は、他の楽器のためにリズムをとる役割もあります。ドラムのリズムによって、曲の安定感を左右するといっても過言ではありません。
そのため、子供のうちからドラムを習うことにより、他の楽器よりもリズム感が身につくといわれています。
リズム感は音楽的感覚を養うだけでなく、成長するにつれ、運動能力にも影響してきます。サッカーやバスケットボールなどの球技でドリブルをする際にもリズム感は必要ですし、スキップをするにもリズム感が大切です。
つまり、運動能力を養うためにもリズム感は重要です。
さらに、「幼児の音楽リズムの捉え方の発達-『リズムの図式』から―」という論文では、
幼児は大人とは違って,リズムを感じて,気づき,象徴的に捉えて創造的に表していく過程を経て成長していく。
幼児の音楽リズムの捉え方の発達-『リズムの図式』から―
https://www.sai-junshin.ac.jp/junshin/wp-content/uploads/2018/09/pp.51-58-compressed.pdf
とあります。リズムは音楽的感覚や運動能力を養うだけでなく、子供が成長していくうえで欠かせないものです。リズム感を身につけることで、創造的に表す力も備わっていくのです。
大人になっていくうえで必要となるリズム感をより身につけることができるのが、ドラムです。幼児のうちから、リズム感を身につけられるドラムに触れ合うことは、メリットといえるでしょう。
②色々な音を楽しめる
ドラムセットは、スネアドラム、バスドラム、タムタム、フロアタム、ハイハットシンバルなど、さまざまな楽器が集まっています。つまり、ドラムを習うということは、いろいろな種類の楽器に触れられるということです。
小さい子供は、同じようなことが続くとすぐに飽きてしまうことも考えられます。しかし、ドラムの場合は、両手両足を使う、そして違った音が出せるさまざまな楽器に触れることができるため、たくさんの刺激を受けることができるのです。
もちろん、ドラムセットの前に座っていられる体幹が備わっていないと難しいでしょう。そのため、バランス感覚が身につくといわれる4歳くらいからがドラムを始めるのにおすすめの時期ともいえます。
文部科学省が発行している「幼児期運動指針ガイドブック 」でも、3歳から4歳ごろに、
「体のバランスをとる動き」「体を移動させる動き」「用具などを操作する動き」といった多様な動きが一通りできるようになります。
幼児期運動指針ガイドブック
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/sports/detail/__icsFiles/afieldfile/2012/05/11/1319748_4_1.pdf
と記されています。
ただ、これはドラムセットを使って習うことが前提の場合です。ドラムを習うことは、リズム感を身につけることでもあります。そのため、必ずしもドラムの前にいることだけがドラムを習うことには繋がりません。
遊びに似た感覚でリズム感を身につける、それぞれの楽器ひとつひとつに触れ合うなど、ドラムセットに向き合う前にできることはたくさんあります。
たくさんの刺激を受けられるドラムは、子供も興味津々なはずです。まだ早いかなと思う段階で子供がドラムに興味を持ったとしても、早いからと思わずにドラムに触れさせてあげましょう。
③足も鍛えられる
ドラムは、手を動かすだけでなく、足も使う楽器です。ドラムセットにあるバスドラムは、フットペダルを使用して音を鳴らします。
両手両足の筋肉を鍛えられるメリットもあるうえ、それを支えるために全身を鍛えることにも繋がります。
つまり、ドラムを習うことで全身を鍛えることができ、楽器を習いながらも運動能力の向上も得られるのです。
ドラムひとつで、リズム感、運動能力、そして様々な刺激を得られます。小さい頃からこれらの刺激を受けることは、様々な能力を養うことに繋がるでしょう。
万が一、成長するにつれ、他の楽器を習いたいと子供が示してきたとしても、ドラムで身につくリズム感や全身の動き、運動能力は無駄になることがありません。他の楽器でも活かせることがたくさんありますよ。
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【初心者向け】子供のドラム練習方法はどうすればいい?
ドラムを練習しようと思っても、自宅でドラムセットを用意できる家庭は少ないでしょう。ドラムセット自体高額ですし、ドラムを自宅で練習するとなると防音の部屋が必要です。
だからといって、ドラムを習うこと、練習することを諦めるのは早いです。子供におすすめのドラムの練習法を3つご紹介しますので、チェックしてみてください。
①まずはスティックを持たせる
自宅にドラムセットを用意するのは難しいですが、スティックを子供に持たせるのは容易でしょう。子供用のスティックも販売されていますし、1,000円~1,500円程度で購入可能です。
スティックを持たせたら、リズム打ちを経験させてください。スティックで物を叩いて音を出すだけでも、とても楽しいはずです。楽しさからより興味を持ち、ドラムに対して意欲が上がる可能性も高いです。
しかし、叩く物によってはかなりの音が出る可能性があります。マンションの場合、大きな音を出すのは困難でしょう。その場合、ドラム用の練習パッドなどを使用するのもアリです。
また、小さい子供にスティックを持たせるのは危険も伴います。誰かを叩いたり、割れるものを叩いたり、つついたりしないように、十分注意してください。
②メトロノームや音楽に合わせて叩く
ドラムは、より完璧なリズム感を必要とする楽器です。そこで、メトロノームを使用して練習してみましょう。メトロノームに合わせて叩いてみてください。簡単そうに見えても、意外と難しいです。
とはいえ、常にメトロノームに合わせてリズム打ちをするのは、子供にとって苦痛になる可能性もあります。ドラムはつまらないと思ってしまうことは避けたいので、メトロノームの練習だけでなく、子供が好きな曲に合わせて叩く練習も取り入れましょう。
③実際にドラムを叩く
ドラムセットで練習できる環境があるのであれば、両手足を使って、ドラムで音を出してみましょう。最初は、バスドラムとハイハットの組み合わせでリズムを叩きます。
バスドラムとハイハットは、両方とも足を使用します。つまり、いきなり両足を使います。しかし、ドラムの前に座ってカッコよく叩けていることで、より子供は楽しく感じ、ドラムを好きになってくれるはずです。
いきなりたくさんの楽器で音を出すのは無理ですが、2つの楽器で同時に音を出せた時、子供は感動するでしょう。そして、より意欲を持ってくれる可能性が高いです。
子供向けのドラム練習曲!おすすめの楽曲3選
続いて、子供がドラムを練習するにあたり、使用したい曲をご紹介していきます。初心者や子供のドラムの練習に向いているのは、リズムが単調であり、速すぎない曲です。そして、最も重要なのが、子供が知っていて、なおかつ好きな曲を選ぶということ。
好きな曲を練習できることで、喜びを感じてくれますし、より意欲的に取り組んでくれることが期待できます。
そこで、ここでは今子供に人気があって、リズムが単調である曲を3つご紹介していきます。
①Foorin「パプリカ」
子供に大人気の歌といえば、NHKによる2020年にむけての応援ソングとして発表された、Foorinが歌う「パプリカ」でしょう。大人気アーティストの米津玄師によって生み出された曲で、きっと子供たちはみんな歌って踊れるのではないいでしょうか。
そんな「パプリカ」は、曲のテンポがそれほど速くないのもポイントです。子供たちが大好きな曲なので、楽しんで練習してくれるはずですよ。
②mao「夢をかなえてドラえもん 」
大人気アニメドラえもんの主題歌だった「夢をかなえてドラえもん」。テンポも速くないため、子供でもチャレンジしやすい曲です。ドラえもんが大好きな子供は、歌いながらドラムを叩いてくれるかもしれません。ぜひ、チャレンジしてみてください。
③KAN「愛は勝つ」
子供が知っている曲ではありませんが、親子で楽しみながらドラムを練習できる曲として紹介したいのが、KANが歌う「愛は勝つ」です。知っている、または好きだったパパやママは多いのではないでしょうか。
くり返されるメロディー、そして単調であり、テンポも速くない曲で、ドラムを練習するにはぴったりな曲です。これを機に子供にも覚えてもらい、親子でセッションしてみても楽しいかもしれませんね。
子供にドラムを習わせるならEYS音楽教室へ
ドラムを独学でやっていくのは難しいです。ましてや、子供ならなおさらです。そこで、ドラムに興味を持ったら、ぜひドラムのレッスンをやっている音楽教室に通いましょう。そうすることで、実際にドラムセットを使用しての練習ができるため、興味や意欲が増すでしょう。
そして、ここでおすすめしたい音楽教室が、EYS音楽教室です。おすすめポイントをご紹介すると、
- 幼児から習える
- 楽器をプレゼントしてもらえるチャンス
- 相性のいい先生と出会える
があげられるでしょう。
ドラムは、小学生以降から受け付けている音楽教室が多いです。しかしEYS音楽教室は、幼児向けのカリキュラムが用意されているため、子供がやりたいと思った時に始めることができます。
また、ドラムセットを購入するのは、価格的にも容易ではありませんが、EYS音楽教室であれば、条件をクリアすればドラムセットをプレゼントしてもらえます。しかも、アクリルドラムと電子ドラムから選ぶことが可能。
マンション住まいの場合は、電子ドラムをプレゼントしてもらうことで、音を気にする必要もありません。楽器を習い始める際に必要な初期費用を抑えることが可能なのも、メリットです。
そして、EYS音楽教室では、子供に合う先生の希望を伝えることもできますし、万が一レッスンに不満がある場合は、無料でレッスンをやり直ししてもらえます。そのため、子供との相性がいい先生を選ぶことが可能です。
これだけの魅力が詰まったEYS音楽教室では、ドラムの無料レッスンを受講することが可能です。どんな講師がいて、どんな雰囲気の中レッスンを受けられるのか、無料で見るチャンスです。
ドラムを習わせたいと思ったら、ぜひ体験レッスンを受けてみてくださいね。
最後に
ドラムを早くから習わせるといい理由をご紹介してきました。子供に対して大きな楽器ではありますが、ドラムを習うことは様々なメリットを得ることができます。早いと思わずに、子供がドラムに興味を持ったら習わせてあげましょう。
自宅に楽器を置くことが困難でもできる練習方法はありますし、EYS音楽教室に通えばドラムをプレゼントしてもらえます。諦めずに、ドラムにチャレンジさせてあげましょう。
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