【子供の二胡練習でおすすめの曲7選】二胡をきれいに弾くためのコツや注意点も紹介

中国の伝統的な楽器で、優雅な音色が特徴の二胡。最近では、その音色に魅了されて、二胡を習いたいという人は老若男女に関わらず少なくありません。

子供が「二胡を弾いてみたい!」と言い出した場合、親としてはその願いを叶えてあげたいところですよね。しかし、二胡は日本ではあまりなじみのない楽器なので、子供にどのように練習させるべきか分からないという人は多いでしょう。

そこで今回は、子供の二胡練習のコツと、練習におすすめの曲をご紹介します。

子供の二胡の演奏のコツと注意点

子供が二胡を演奏する場合、気を付けるポイントは「姿勢」と「千斤の位置」の2つです。それぞれ詳しく解説します。

正しい姿勢を心がける

子供に限った話ではありませんが、二胡の音色を美しく出すためには、正しい姿勢が重要です。姿勢がきれいでないと、演奏する際に妙なクセのある弾き方になってしまい、きれいな音が出せません。

二胡を演奏する際は、以下のステップにそって正しい姿勢を心がけましょう。

1.椅子に座る際は、座面の2/3に軽く座ります。この時、太ももが地面と水平になっているか、足が地面にしっかりついているか確認してください。

2.ひざは肩幅程度に開き、左足を右足の半歩前に出します。

3.肩の力を抜いてリラックスした状態で、二胡の胴を左の太ももと下腹部につけるようにして置きます。

千斤をずらしている場合は音程を確認する

二胡は子供用のものが作られていることが少なく、子供が二胡を演奏する際は大人用を使うのが一般的です。しかし、子供に対して二胡が大き過ぎる場合は、千斤をずらして使っている場合があります。

そのため、千斤をずらしているのであれば、その状態で音程が正しくなっているかチェックしましょう。

子供の二胡の練習方法とは?

子供の二胡の練習方法を解説します。

まずは基本の音を出せるように

二胡を演奏するためには、まずはきれいな音が出せることが重要です。曲を使って練習する前に、まずは基本の音を問題なく出せるように練習しましょう。

ノイズが出る原因と対策方法

ギィギィとノイズが出てしまう主な原因は、弓で弦をこする圧と速度のバランスが悪いことです。二胡は力いっぱい引いたり、弓の速度が遅過ぎたりするとノイズが出てしまいます。

ノイズが出る場合は、力を入れ過ぎていないか、弓の速度は遅過ぎないかチェックしましょう。

最初は正しい音を出すことを意識する

音が出るようになったら、いよいよ曲を使っての練習となります。この時、曲の流れを止めないように頑張ろうとする人がいますが、最初は例え曲が途切れ途切れになってしまっても、正しい音が出せているかを意識することが大切です。

左手はきちんと音程を取れているか、右手は適度な力とスピードで弓を操れているか確認しながら弾きましょう。

曲を分けて練習する

最初から曲を通して弾こうとすると、間違えた部分や注意するべき部分に気が付きにくいです。

新しい曲を練習する際は、曲を前半と後半、長い曲ならば3分割して、それぞれのパートをある程度弾けるようになってから通して弾くようにしましょう。

子供の二胡練習におすすめの曲

子供の二胡の練習でおすすめの曲をご紹介します。最初は簡単であったり、テンポがゆったりしていたりするものから始めましょう。

なべなべそこぬけ

童謡の「なべなべそこぬけ」は、ド・レ・ミの3つの音のみで構成された曲です。比較的簡単に弾くことができますが、「なべなべ」の部分はレ・ド・レ・ドと2つの音をくり返すため、レ・ドと弾いたら正確にひとつ前のドに戻さなければなりません。

シンプルな分、半音でもずれてしまうと、ずれが目立ってしまうため、正確な音を出す練習にはぴったりと言えます。

ちょうちょう

春の野を蝶が軽やかに飛ぶ情景を表現した「ちょうちょう」。ゆったりした曲なので弾きやすいのが特徴です。「ちょうちょ~」の部分で、二胡特有の伸びやかな音がきれいに響くように練習しましょう。

夕焼け小焼け

ゆったりした曲調の「夕焼け小焼け」。「ゆうや~けこやけぇ~の~」と、一節ごとに後を伸ばすので、その部分をしっかり伸ばして演奏することを心がけましょう。

ふるさと

古き良き日本の里山の様子が浮かんでくる「ふるさと」。「う~さ~ぎ、お~いし、」と、一節の中で伸びる部分がありますが、次の節に移る際に切れる部分があるので、音の切り替えを素早く行う必要があります。

伸ばしと音の切り替えを練習するのには、ぴったりの曲と言えます。

きらきら星

こちらは今までに紹介した、「なべなべそこぬけ」の上級編という感じです。「なべなべそこぬけ」の「な~べ~な~べ~」は比較的ゆったりした調子でしたが、「きらきら星」は「き・ら・き・ら」と音の切り替えが早いことが特徴です。

「きらきら星」は、「なべなべそこぬけ」をマスターし、次のステップに進む時に試してみてください。

Over The Rainbow

ミュージカル「オズの魔法使い」で有名な「Over The Rainbow」。比較的長い歌なので、長めの曲を通しで弾く練習におすすめです。

いつも何度でも/映画「千と千尋の神隠し」より

スタジオジブリの名作「千と千尋の神隠し」の主題歌です。ゆったりした曲調なので、比較的弾きやすいことが特徴です。この「いつも何度でも」がある程度弾けるようになれば、かなり二胡に慣れてきたと言って良いでしょう。

子供の二胡教室はEYS-Kidsがおすすめ

子供が二胡を習いたいと言い出したり、子供に二胡を習わせたいと思ったりした時は、独学で練習するよりも、プロの元でレッスンを受けた方が早く上達できます。

子供を二胡教室に通わせるのであれば、EYS-Kidsがおすすめです。その3つの理由を解説します。

入会で二胡をプレゼント

子供に楽器を習わせたいと思った時、楽器はいくらくらいするのか、どのように選べば良いのか、心配になりますよね。とくに二胡は、日本ではあまりなじみがない楽器なので、そもそもどこで手に入れれば良いのか分からないという人もいるでしょう。

EYS-Kidsでは、入会者になんと二胡を無料でプレゼントしています。EYS-Kidsからプレゼントされる二胡は、二胡の本場中国で、優れた職人として数多の受賞歴がある王乃正氏と、王小迪氏が手掛けたものをプレゼント。

本物の音に触れることで、子供の感性にさらに磨きをかけることができますよ。

子供に合った講師を探せる

二胡教室を選ぶ際は、講師も重要なポイントです。二胡の本場は中国なので、講師も中国の人が多いですが、その場合は日本語レベルが気になりますよね。また、せっかく日本語レベルも申し分ない講師が見つかっても、子供と相性が良いとは限りません。

EYS-Kidsでは、子供と相性の良い講師を探せるシステムが充実しているため、妥協することなく、子供に合った講師を探すことができますよ。

まとめ

二胡を子供に練習させるのであれば、まずは正しい姿勢を心がけさせましょう。姿勢が悪いと、演奏にも悪いクセが出てしまうためです。

楽器の練習をする際は、せっかくならば何か曲を弾きたいと思いがちですが、二胡はまずは正しい音をしっかりとマスターするようにしてください。その上で、簡単な童謡の練習に入りましょう。

二胡は日本ではなじみのない楽器なので、独学では分からない部分も多くあるでしょう。そのため、子供に二胡を習わせるのであれば、教室に通わせるのがおすすめです。

子供の二胡教室を探しているのであれば、二胡の無料プレゼントもある、EYS-Kidsがおすすめですよ。無料体験レッスンもあるので気になったのならば、ぜひ一度お試しください。

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