子供の歌遊び・手遊びの意外な効果とは?おすすめ曲やポイントを解説

歌を歌いながら身体を動かしたり、手を色々な形にしたりして遊ぶ「歌遊び」や「手遊び」。家でも子供と遊ぶ際に、歌遊びや手遊びをするという人は多いでしょう。

実は、普段何気なく遊んでいる歌遊びや手遊びは、子供の成長に大きな影響を与えているのです。そこで今回は、歌遊びや手遊びが子供に与える影響や、年齢別のおすすめ曲をご紹介します。

歌遊び・手遊びの子供に対する効果とは?

歌遊びや手遊びが子供に与える5つの効果について解説します。

手や身体を動かす訓練になる

小さい子供は、まだまだ手や身体を動かすのが上手ではありません。歌遊びや手遊びで手や身体を動かすことで、自然と手先や身体の動かし方を身に付けることができます。

脳の発達・成長につながる

実は、手は「外部の脳」と言われるほど、脳と密接に関係がある器官なのです。手を動かすと、脳の血流は10%程度上がるという研究結果もあり、手を動かすことで脳の発達を促すことができます。

しかし、単に手を動かせば良いのかというと、そうではありません。例えば、スプーンやフォークを持つ、親と手をつなぐなど、日常的にしていることは、動作が身に付いていてあまり考えなくてもできるので、脳への刺激は少ないからです。

歌遊びや手遊びでは、普段しない手の形を作ったり、リズムに合わせて動かしたりと、考えなければできない動きをするため、脳を刺激できるのです。

リズム感が身に付き、記憶力が向上する

歌遊びでは、音楽と動作がひとつになっています。繰り返し行うことで、「このリズムで身体を動かすんだな」「この音に合わせて手の形を変えるんだな」と、リズムに合わせて手や身体を動かそうとするので、リズム感が身に付きます。

また、リズムを覚えようとすることは、記憶力を高めるトレーニングにもなるので、記憶力の向上にも役立ちます。

コミュニケーション能力が向上する

歌遊びや手遊びを親や友達、保育士さんと行うことで、コミュニケーション能力を伸ばすことができます。

例えば、「アルプス一万尺」や「お寺の和尚さん」など、タイミングよく相手と手を合わせる歌遊びでは、相手との呼吸が合っていないと上手にできませんよね。相手とリズム感やタイミングを合わせるためには、コミュニケーションをとる必要があります。

また、心理学者の研究によると、スキンシップは言葉を交わす以上のコミュニケーション方法なのです。歌遊びや手遊びで、相手と触れ合うことで、よりコミュニケーション能力を伸ばすことができますよ。

季節に合わせた歌で季節感を養える

歌遊びや手遊びに使う曲を、季節に合わせたものにすることで、子供に四季の感覚や、季節の行事への興味を持たせることができます。

歌遊びを教える際は、季節や行事の特徴も教えてあげると良いでしょう。

子供と歌遊び・手遊びをする際のポイント

子供と歌遊びや手遊びをする際は、「年齢に合った動きにする」、「表情も変える」という2つのポイントを抑えることが大切です。それぞれ詳しく見てみましょう。

年齢に合った動きにする

歌遊びや手遊びは、子供の年齢に合った動きかどうかを意識しましょう。

3歳児では、まだ細かい動きは難しいので、簡単な手の形しか使わない歌や、ゆっくりしたテンポの歌がおすすめです。

4、5歳にもなると、ある程度難しい動きをしたり、早めのテンポにもついてこられるようになります。そのため、3歳のころに歌っていたような簡単な動きや、ゆったりしたテンポの歌はつまらないと感じてしまうことがあるのです。

歌遊びや手遊びをする際は、子供がきちんと動けているか、つまらなさそうにしていないか、動きや表情をチェックしてみてください。

顔の表情はシーンに合わせて変える

歌遊びや手遊びでは、手や身体の動きがメインになりますが、顔の表情も大切なポイントです。

歌のシーンに合わせて、怒った顔、楽しい顔、泣いている顔など表情を変えることで、人はどのような時にどういった表情をするのか、表情から気持ちを読む訓練にもなります。

リトミックは子供が小さいうちから始めよう!まずは無料体験から

年齢別:子供の歌遊び・手遊びにおすすめの曲

歌遊びや手遊びに使う曲は、子供の年齢に合わせて選ぶべきです。ここでは、年齢別におすすめの歌をご紹介します。

 0~1歳児

0~1歳は、まだ手も身体も上手に動かすことができません。そのため、この時期は子供に自発的に動かさせるより、大人が手や足を持って動かしてあげると良いでしょう。また、曲はゆったりとしたテンポのものを選ぶと良いですよ。

グーチョキパーでなにつくろう

じゃんけんの基本の形をくり返すことで、指を動かす訓練になります。

かたつむり

ゆったりしたテンポなので、小さな子供でも楽しむことができる曲です。

2~3歳児

子供は2~3歳にもなると、リズムをとることができるようになってきます。また、言葉もどんどん覚え出す時期でもあるので、様々な言葉が盛り込まれた曲を選びましょう。

おおきくなったらなんになる

手の指で数字を表す訓練になります。また、様々な職業についての知識も得られます。

パンダうさぎコアラ

テンポが変わるシーンがあるので、リズム感が身に付きます。

4~5歳児

4~5歳になると、少々複雑なルールを理解できるようになるので、頭を使う歌で思考力や記憶力を高めるトレーニングもしましょう。

アルプス一万尺

2人1組で行う歌遊びなので、コミュニケーション能力の向上も期待できます。

ずいずいずっころばし

細やかな手の動きが必要になる歌です。手先の器用さを磨くことができます。

子供に歌遊びをさせるならEYS-Kidsのリトミックがおすすめ

子供の歌遊びや手遊びは、プロと行うことでより教育的な遊びになります。EYS-Kidsでは、リトミックの指導経験豊富な講師が、子供の才能を伸ばします。

リトミックとは?

そもそもリトミックとは何かというと、19世紀末にスイスの音楽教育家であるエミール・ジャック・ダルクローズが発案した、音楽教育方法です。

音楽に合わせて身体を動かすので、歌遊びや手遊びもリトミックの一環であると言えます。リトミックは、音を聴き取る力やリズム感など、音楽的能力や表現力を養うだけではありません。

想像力や創造性、集中力、思考力など、子供の成長に必要な能力の多くを引き出すことができるのです。

EYS-Kidsでリトミックをするメリット

リトミック教室は全国に多くありますが、その中でもEYS-Kidsがおすすめの理由が2つあります。

知育おもちゃをプレゼント

EYS-Kidsのリトミックコースでは、入会者にもれなく知育おもちゃをプレゼントしています。レッスンでは、おもちゃを使って行うこともあり、道具を使うことでより子供の脳や感性を育てることができます。

英語リトミックでは英語も学べる

EYS-Kidsのリトミック教室は、英語リトミックコースもあります。英語コースでは、リトミックで子供の力を伸ばしつつ、英語も学ぶことができますよ。

まとめ

歌遊びや手遊びには、子供の脳やコミュニケーション能力を向上させる効果があります。特別な道具は必要ないため、気軽にできることもメリットです。ぜひ、今回ご紹介したコツやおすすめ曲を参考にして、子供と歌遊びをしてみてくださいね。

より子供の能力を伸ばしたいのであれば、プロの講師の元で、リトミックレッスンを受けるのがおすすめです。EYSのリトミック教室では、入会すると知育おもちゃのプレゼントがあります。無料体験レッスンもあるので、ぜひお試しください。

リトミックは子供が小さいうちから始めよう!まずは無料体験から

リトミック」の最新記事

カテゴリから記事を読む