子どもがピアノを弾くとき力が入りすぎていませんか?体と心の緊張をほぐそう!

子どもがピアノを弾くと力が入りすぎてしまう原因は緊張


子どもがピアノを弾くと必要以上に力が入るのはどんな時ですか。必要以上に肩や腕に力が入ると緊張してしまうのです。自宅でピアノを弾いている様子を観察してみてください。

ピアノは子どもにとって大きな楽器なので、無意識に力を入れて弾こうとしてしまいます。一生懸命に取り組もうとしている証ともいえます。

ピアノを弾くことは、力を入れたら力を抜くという「緊張と弛緩」の繰り返しです。この力を抜くということはピアノの上達には大切ですが、とても難しいのです。特に子どもの場合は、いったん力が入ると力を抜くのがまだまだ上手くできません。

そこで、ピアノを弾いていて力が入る原因と力の入りすぎを防ぐためにできることをご紹介します。体と心の緊張をほぐしてピアノをもっと楽しむために、ぜひ参考にしてくださいね。

ピアノを弾くと力が入るのはどんな時?

姿勢がよくない

子どもの姿勢でよくみられるのは、弾いている途中で肩が上がって首がすくんでいる状態です。弾く前に姿勢を整えてもだんだん力が入ってしまい力が抜けなくなっています。

肩や首が緊張したままでは腕の振りがぎこちなくなってしまいます。そのため手首や肘を大きく動かして弾くようになり姿勢が悪くなってしまいます。

とはいっても、演奏の流れで肩が上がること自体は悪くありません。肩が上がったままピアノを弾くことがよくないのです。ですから、肩が上がったら自然に元に戻るかを確認してください。

上手く弾けない

上手く弾けないときに無意識に緊張してしまいます。上手く弾けず何度も弾き直して、ますます緊張してしまうことも少なくありません。

緊張するのは以下のような場面に多くみられます。

・大きな音・強い音を出そうとして

・テンポの速い曲になると

・難しいフレーズを弾くと

上手く弾けないのは、子どもの手が小さく力が弱いこととテクニックが未熟なことが元々の原因です。上手く弾けないままやり過ごしているか弾くのを止めてしまうのか確認してください。

先生や教室の雰囲気

自宅では上手く弾けるのに教室で先生の前では緊張してしまうことがあります。教室のグランドピアノでは鍵盤が重くて弾きづらいこともあるでしょう。

自宅の練習では、家族以外の人に聞いてもらうことがないので、レッスンでは構えてしまって緊張してしまうことも考えられます。先生や教室に対する緊張は、慣れてきたらほとんどの場合は解消されます。

子どもが人見知りをするタイプか初めての場所で緊張しやすいか知っておくとよいですね。

子どもの力の入りすぎを防ぐには

体を動かして力を抜こう

力が入りすぎてて硬くなっている筋肉の緊張をほぐすには体を動かすことが効果的です。

肩を耳につけるくらいまで上げてストンと下げたり、肩を回してみましょう。子どもは肘や手指の力が抜けにくいので、腕をまっすぐにしたまま行ってください。その姿勢で軽くジャンプ、体をひねる動きをプラスすると、より緊張がほぐれます。

ゆっくり部分練習しよう

弾きにくいところは部分練習が必要です。不自然な指使いは音の弾き間違いになりやすく、必要以上に力が入っています。

弾けないままやり過ごしていても疲れるだけで、気持ちがしぼんでしまいます。弾く前に音読みや指使いを確認するところから始めましょう。子どもが弾きやすい指使いに見直すことも試してみてください。

ゆっくり弾けるようになったら、少しずつテンポをあげましょう。テンポに慣れるまでにも時間をかけてください。

歌いながら手拍子や手遊びをする

手指に力が入りすぎて硬くなったり冷たかったりする時は、いきなりピアノを弾かないで、手拍子や手遊びで手のひらや指を動かしておきましょう。

歌いながら楽しく手拍子や手遊びをすることがポイントです。ピアノの前のウォーミングアップとして毎回取り入れてもよいですね。

力が入ることを意識しすぎないことも大切

実は力が入ることを意識しすぎないことも大切なのです。「力が入っている」と指摘されたとたんに力が入ってしまうことがあり、どうしたらいいかわからなくなってしまうからです。

力が入ったら力を抜くことを体で覚えていくには時間がかかります。子どもの成長とともに手の形や姿勢が安定してきて、ある程度力のコントロールができるようになります。

ですから、強く指摘しないで、力の入りすぎをご紹介したやり方で防ぎながら楽しくピアノを弾いてください。

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ピアノ教室に行くと子どもの緊張が強くなるときは

先生や教室に対する緊張は、慣れてきたらほとんどの場合は解消されると説明しました。それでも子どもの緊張がほぐれない場合はどうしたらいいのでしょうか。

子どもがピアノ教室や先生に慣れるまでに時間がかかるとはいえ、緊張のあまり泣き出してしまう、教室に行きたがらないのであれば、先生との相性がよくないのかもしれません。

まずは、レッスンに付き添って子どもの様子や先生とのやりとりを注意深く観察してください。その上で子どもと話し合ってみましょう。親と子どもの感じ方が違っていたかもしれませんね。

相性がよくない先生のもとでレッスンを受けても上達は見込めないし、何より子どもがかわいそうですよね。先生を別の先生にしてもらうか相談してみてください。個人の教室なら思い切って教室を変えることを検討しましょう。

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最後に

ピアノを始めたばかりの子どもが肩や腕に力が入りすぎて、ピアノを叩きつけるように弾いてしまうことはありがちなことです。一生懸命なほど力が入ってしまいます。

どうして体が緊張してしまうのかを知って緊張を防ぐことが楽しく弾くためにも豊かな表現にも必要になってきます。

家庭では、楽しくピアノが弾けるように見守りながら、「また体が緊張しているな」と気楽にとらえて体を動かしてほぐしてあげてください。

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