【子供用のおすすめ電子ピアノ7選】選び方の注意点も徹底解説

電子ピアノはヘッドフォンを付けることで音が漏れないので、騒音の心配がなく子供の自宅でのピアノレッスンにぴったりです。

しかし、電子ピアノは種類が豊富で、機種によって性能や機能が大きく異なるので、どれを選んだら良いのか分からないという方は多いでしょう。

そこで今回は子供におすすめの電子ピアノについて、選び方のポイントや注意点を解説していきます。子供用の電子ピアノを探しているのであれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。

自宅でのレッスンには電子ピアノがおすすめ

子供がピアノを習っていて、家でも練習させたいけれど、

「騒音の苦情が来ないか心配」

「家に大きなピアノを置けるスペースや、本格的なピアノを購入する余裕がない」

と心配する親御さんは多いでしょう。特に最近はマンション住まいの方が多く、そもそもマンションの規約でピアノを置けないというパターンもありますよね。

そこでおすすめなのが「電子ピアノ」です。電子ピアノならば、ヘッドフォンを付ければ音が外に漏れません。また、生ピアノよりも小さく軽量なので、部屋の隅に置いたり、演奏するときにだけ組み立てたりすることが可能です。

さらに、値段も数万円から購入できるものもあるので、数十万から百万円に近い金額がする生ピアノの購入は難しいという場合でも安心です。

子供の電子ピアノの選び方のポイント

一口に電子ピアノと言っても、その種類は非常に豊富です。つい、見た目が可愛かったり、とりあえず機能が豊富だったりするものを選びがちですが、子供用に購入するのであれば、「鍵盤タッチ(重さ)」「連打性の高さ」「表現力の高さ」の3点は必ずチェックするべきです。

この3点をチェックせずに購入してしまうと、今後の演奏に悪影響が出てしまう可能性があるのです。

鍵盤タッチ(重さ)

電子ピアノの多くは、鍵盤を押したときの抵抗(=重さ)が、グランドピアノ等の生ピアノより軽いです。そのため、電子ピアノの軽い鍵盤に慣れてしまうといざ生ピアノを演奏しようとしたときに力負けしてしまい、上手に演奏できなくなってしまう場合があるのです。

そうならないためにも、鍵盤の重さは生ピアノに近いものを選ぶようにしましょう。

連打性の高さ

生ピアノは鍵盤を押すことで、ハンマーが弦を叩いて音が鳴ります。しかし、電子ピアノは鍵盤はスイッチのようなもので、押すと電気信号が伝わり、プログラムされた音が出る仕組みです。

そのため、早く鍵盤を押す連打に電子ピアノが対応しきれず、音が鳴らない場合があります。それでは演奏していてストレスが溜まってしまいますし、正しく音が出ないと練習になりませんよね。

そのため、電子ピアノを選ぶ際は、連打性の高さも重要視しましょう。

表現力の高さ

生ピアノは、演奏する際の微妙なタッチの違いで音色も変化します。しかし、電子ピアノはプログラムされた音しか出すことができないので、表現力は生ピアノより劣ってしまいます。

そんな電子ピアノになれてしまうと、繊細な表現力の差に気が付けなくなってしまうこともあるのです。

とはいえ、電子ピアノの中にも生ピアノの表現力をできる限り再現しようと、音のサンプリングを多くとってプログラムされたものもあります。実際に試演奏をしてみて、生ピアノに近い表現力があるものを選ぶようにしましょう。

価格によって性能は違う?

電子ピアノは安価なものが多いとは言え、価格帯は数万円から数十万円のものまで幅広いです。そこで気になるのが、価格によって性能に大きな差があるかということではないでしょうか。

価格によって差があり、子供の演奏力に影響が出る性能は「鍵盤」「音源」「スピーカーの数」です。それぞれ、詳しく見てみましょう。

鍵盤の素材

電子ピアノの鍵盤は「樹脂鍵盤」「木製鍵盤」「アコースティックピアノと同じアクション機構を搭載した鍵盤」の3種類があります。価格が安い電子ピアノは樹脂鍵盤が多く、逆に高い価格帯の電子ピアノは木製あるいはアコースティックピアノと同様のアクションをする鍵盤が多いです。

グランドピアノは木製鍵盤なので、電子ピアノもできれば木製の物が良いでしょう。

また、樹脂鍵盤は木製鍵盤より短く、鍵盤の奥をタッチしたときの感覚が異なります。そのため、樹脂鍵盤に慣れてしまうと、木製鍵盤を弾いたときに違和感を感じてしまう可能性があるので、木製鍵盤がおすすめなのです。

サンプリング音源のレベル

電子ピアノの音は録音されたグランドピアノの音が元になっています。この音源のことをサンプリング音源と呼びますが、サンプリング音源の質の良さ、細かさのレベルによって電子ピアノの音は大きく異なります。

タッチの強弱やタッチした時間の長さなどを細かくサンプリングした音源ほど、電子ピアノも様々な音を出すことができるようになります。

スピーカーの数

グランドピアノは楽器全体から音が響きますが、電子ピアノはスピーカーからしか音が発せられません。そのため、スピーカーの数が少ないと音が立体的に響かず、いくら上手に演奏しても表現力の乏しい音になってしまいます。

また、スピーカーの数が少ないと、音量を下げた際に強弱が付きにくくなってしまうので、注意が必要です。

ピアノは子供が小さいうちから始めよう!EYSで無料体験実施中!

お子様をピアノ教室に通わせてみませんか?

早いうちから楽器に慣れさせると、感性がどんどん磨かれます。「でもうちの子は小さいし、まだちょっと早いかな?」と思う人もいるでしょう。しかしピアノを始めるのは3歳からでも全然早くはありません。むしろ、早ければ早いほど楽器に慣れられるので、おすすめですよ。

EYSは講師が独自のカリキュラムを組んでレッスンを提供しているので、お子様が飽きてしまい、レッスン嫌いになることはありません。

EYS音楽教室では、無料レッスン体験を実施中です。まずは無料でお試ししてみてはいかがでしょうか。

子供におすすめの電子ピアノ7選

ここからは厳選した子どもにおすすめの電子ピアノ7つをご紹介します。これまでのポイントや注意点を踏まえて選んでみたけれど、どうしても選びきれないという場合はぜひ参考にしてみてくださいね。

KAWAI CA58A

カワイのピアノは鍵盤にこだわりがあることで有名です。もちろん、それは電子ピアノでも言えることで、グランドピアノのタッチを追求し、限りなく近付けた電子ピアノがCA58Aです。

値段は20万円を少し超える程度で少々高額ではありますが、小さいうちから本格的にピアノを習わせたいのであれば、こちらをおすすめします。

KAWAI CN29R

カワイのCN29Rは、10万円少々と手ごろなお値段が魅力。もちろん、安いからといって機能面が悪いというわけではありません。

グランドピアノに近いタッチでの演奏ができるため、安価でもしっかりと生ピアノ感覚での練習が可能です。

YAMAHA Clavinova CLP-675R

ヤマハのクラビノーバシリーズは、性能のバランスが全体的に良いことで人気です。連打性に優れているので、子供が大きく成長して、本格的なレッスンを受けるようになってからも使い続けることができます。

鍵盤も木製で、本物に近い弾き心地であることも魅力のひとつです。

YAMAHA ARIUS YDP-164R

ヤマハのYDP-164Rは、10万円クラスの手ごろな値段ながら、20万円クラスの電子ピアノと同じ音源を搭載しています。そのため、音色も高額な電子ピアノに劣らず、子供の表現力も育つでしょう。

さらに、ヤマハ独自の「ダンバーセンサー」によって、指の動きを正確に拾ってくれるので、連打性も優れています。

ある程度安くてしっかりした電子ピアノを探している方にぴったりです。

Roland HP700 SERIES HP704-DRS

「スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源」によって再現されたグランドピアノに限りなく近い音が魅力のローランドの電子ピアノ。

鍵盤は木材+樹脂センターフレームによるハイブリット構造で、タッチもグランドピアノに近いです。さらにスピーカーにもこだわりがあり、グランドピアノの立体感を忠実に再現しています。

Roland LX700 Series LX705-LAS

4つものスピーカーを搭載し、グランドピアノの立体的な音の再現度はばっちりです。もちろん、鍵盤のタッチも本物に近く、子供におすすめの電子ピアノとしてご紹介してはいますが、大人が使う分にも申し分ありません。

また、カラーも木目調、ダークウッドローズ、ライトオークの3色から選ぶことができます。とくにライトオークは明るい色で、白やナチュラルカラーを基調としたインテリアにもなじみやすいですよ。

CASIO CELVIANO Grand Hybrid GP-510BP

カシオのCELVIANO Grand Hybrid GP-510BPは、40万円以上の高額なだけあり、最高品質の機能が備わっています。ヘッドフォンモードに切り替えると、自動的に音質を補正してくれる機能も付いています。

まとめ

子供の自宅でのピアノレッスンには、音が外に漏れず、コンパクトで部屋に置きやすい電子ピアノがおすすめです。

そして、子供の電子ピアノを探す際のポイントは「鍵盤タッチ」「連打性」「表現力」ですので、これらが十分なものを選ぶようにしましょう。あとは予算と相談して、子供にピッタリの1台を見つけてくださいね。

ピアノは子供が小さいうちから始めよう!EYSで無料体験実施中!

お子様をピアノ教室に通わせてみませんか?

早いうちから楽器に慣れさせると、感性がどんどん磨かれます。「でもうちの子は小さいし、まだちょっと早いかな?」と思う人もいるでしょう。しかしピアノを始めるのは3歳からでも全然早くはありません。むしろ、早ければ早いほど楽器に慣れられるので、おすすめですよ。

EYSは講師が独自のカリキュラムを組んでレッスンを提供しているので、お子様が飽きてしまい、レッスン嫌いになることはありません。

EYS音楽教室では、無料レッスン体験を実施中です。まずは無料でお試ししてみてはいかがでしょうか。

ピアノ」の最新記事

カテゴリから記事を読む