保育園や幼稚園でも行なうリトミックとは?とても簡単な実践方法をご紹介

リトミック保育に興味がある親御様へ

リトミックは、0歳から始めることができ、乳幼児期の習い事の定番ともいわれています。皇后雅子様も愛子様の教育法の一つとして取り入れられました。
リトミック保育は、楽しんで音感を身につけることができることから、人気が高く、多くの園で取り入れられています。リトミック保育に興味をお持ちの親御さんにとって、園選びのポイントにもなっているようです。
リトミックはどのようなものかご存知ですか?リトミックについてご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

まずはリトミックについて理解しよう

そもそも リトミック教育とは?

19世紀後半、スイスの音楽教育家エミール・ジャック=ダルクローズによって考え出された教育法です。リトミックは、音楽能力の基礎になると考え、表現力の高い音楽家を育てるため作られました。音楽能力の基礎として、楽譜に書かれている音を聴く力や自分が奏でている音楽を聴く力、音楽を想像する力が養われているべきだと考えました。

そのためには、音楽を聴くことと身体を動かすことを同時に訓練することが重要だと主張しました。リトミックの効果は、協調性・社会性などコミュニケーションの向上、リズム感や即時反応など身体能力の向上、集中力が身につく、表現力の向上、表現することで心身のバランスを図るなどがあげられます。

日本でのリトミック教育は、1903年に二代目市川左団次がロンドンでリトミックを学び、歌舞伎の身体表現に取り入れたのが始まりです。その後、作曲家の山田耕筰、舞踏家らが舞踏や演劇に導入しました。
幼児教育分野に導入されたのは、ダルクローズに直接師事した教育者の小林宗作でした。黒柳徹子著書「窓際のトットちゃん」のトットちゃんが在籍していたのは小林宗作が校長だったトモエ学園であることは有名な話です。

戦後、音楽教育家の板野平がニューヨーク・ダルクローズ音楽学校を卒業し、リトミック国際免許を取得して、帰国後に全国の学校教育への普及に努めました。このように、リトミックは日本に紹介されて100年以上経ちました。

リトミック教育を習うことができる機関・教室は

 ・リトミック専門団体は、リトミックを研究や指導者養成をして全国各地に教室を開いています。指導者を保育園や幼児教室などに派遣も行っています。
 ・自治体が主催して、公民館など公営施設で開催することがあります。1回完結のものから2,3か月に1回実施されることが多いです。
 ・カルチャーセンターでは、0~3歳を対象として午前中に開講されることが多いです。
・大手音楽教室や個人の音楽教室が開いています。楽器レッスンの前段階としてリトミックを始められる方もいらっしゃいます。

リトミック保育の3つのメリット

保育園や幼稚園で行われるリトミックは、お子さんにとって慣れた場所で、顔なじみのお友だちと一緒なので、安心して取り組めるメリットがあります。では、親御さんにとってどのようなメリットがあるのでしょうか。
子どもに習い事させている保護者を対象にアンケート「子どもの習い事で保護者が大変なこと、ある?」(ウーマンエキサイト×まちcomi.2019)と「幼稚園・保育園選びで重視すること」(リビングくらしHOW研究所.2018)の結果から、リトミック保育のメリットを考えます。

①送迎時間の負担が軽減される

幼稚園・保育園選びでは、どちらも家からの距離が最も重要視されていました。習い事で大変なことの中で送迎が2位でした。このことから、幼稚園や保育園で実施されれば、送迎の負担が軽減されると考えられます。

②出費を抑えて教育を受けさせることができる

保育園や幼稚園での通常時間内に行われる場合は、参加料金の徴収はほとんどありません。幼稚園の場合、預かり保育時間1)や保育園の保育以外の時間帯に園が場所を提供して実施されると月謝は通常の教室より安価になることが多いようです。また、交通費がかからないため出費が軽減されると考えられます。

1)幼稚園の預かり保育とは、教育課程外に行うとし、学校教育法第22条及び23条に幼稚園教育要領を踏まえて実施することが規定されています。

③付き添いをしなくて良いのが楽

習い事で大変なこと3位が付き添いでした。
保育園や幼稚園での通常時間内に行われる場合は、付き添いの負担が軽減されます。

幼稚園の場合、預かり保育時間1)や保育園の保育以外の時間帯に園が場所を提供して実施される場合で、付き添いが必須でない場合にも、親御さんの負担が軽減されます。

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リトミックでの遊び方例を見てみよう

①ママ(パパ)と触れ合い遊び

ママ(パパ)とスキンシップをとりながら行います。ママ(パパ)がリズムに合わせて触れたり、くすぐったりします。お子さんの発達や状態に応じて、抱いたり手をつないだりして、音楽に合わせてまたは指導者の合図で、揺らす・ジャンプするというふうに動きに変化をつけます。お子さんの音楽を感じる身体を作ります。

1歳頃には、大人と同じくらい聞こえます(https://sengakuhisai.com)。歌をうたったり語りかけてあげたりしてください。音や音楽に注意を向けて聴く力を養います。お子さんの身体に触れることで、お子さん自身がリラックスして取り組めます。

②身体を動かす遊び

身近なものや季節をテーマにした音楽に合わせて身体を動かしたり、手遊びをしたりします。歩く、走る、スキップ、ゆっくり歩く、ジャンプなど、Go&Stopや強弱などの即時反応を入れて動きます。動きを引き出すために指導者の話や絵本を手掛かりにして想像を膨らませます。 

ママ(パパ)の動きを真似ることから始め、指導者の声掛けに合わせて動くことや、自分で考えて動くことへ年齢が上がるにつれて徐々に進めていきます。音楽を感じて身体を動かす、聴く、見る、歌うなどの表現力を育てます。

③楽器遊び

使う楽器に決まりがないので、好きな楽器を選び、音楽を聴いて自分が感じたことを自由に表現します。年齢とともに「こんなふうにやってみたい」というアイディアを出して、演奏します。好きな音楽や季節の歌など身近な音楽を使って演奏し、表現力を広げていきます。

「3つ打ち」と「7つ打ち」といった小さなフレーズを意識して、四分音符と四分休符を感じてリズム演奏する音楽的表現を取り入れることがあります。

必ずしも保育園でリトミックを実践するわけではない

リトミックは、ご自宅でもできます。本屋さんや通販で、ママ(パパ)が簡単で気軽にできるCD付のリトミック教本を購入することができます。CDを聴きながら、お子さんが好きな楽器を演奏したり、歌ったりしましょう。音楽を聴きながら絵本を想像しながら見ましょう。ママ(パパ)と一緒にお話をするように楽しみましょう。

それでも、「どんな音楽がいいかな」「何をしようかな」と迷うことがあると思います。「洗濯物があった」「お買い物に行かなきゃ」など何かと忙しいものです。時間は、あるようであっという間に過ぎてしまいます。お子さんの体調や気分にも左右されてしまうこともあります。
気づいたら、いつリトミックをしたかな、と思うこともあるかもしれません。
続けたいけど、できない、そんなときは、リトミックの教室に通ってみませんか?

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リトミックは、演奏家として活躍しつつ、リトミックの豊富な指導経験をもつ講師が担当します。

リトミックコース 通常(日本語)は、ダルクローズが考案した教育法をEYSが10年かけて進化させた月齢別の6つのクラスがあります。

音感と同時に英語も身につけさせたい方におすすめなのが、ネイティブ講師によるリトミックコース 英語です。年齢で分けて3つのクラスがあります。どちらのコースも生後6ヶ月から始められます。

生後6ヶ月~1歳のころは、寝返りから、つたい歩き、ひとり歩きと運動能力がアップ!
音や音楽に反応したり、ピアノやタンバリンといった音の出るものに興味が出たりする時期です。音楽を聴くと身体が自然に動いて音楽表現が芽生えます。

2~3歳ではママ(パパ)と一緒に身体を動かすことが楽しめるようになり、動きのバリエーションが増えます。少しずつことばで意思疎通ができるようになります。
4~5歳は、音楽に合わせて自由に動くことができます。演奏したり、リズムを取れるようになったりします。ママやパパと踊ったり歌ったり、1人でも楽しめるようになります。お友だちとの中で、お友だちの動きに共感して取り入れたり、自分でアイディアが出せるようになったり表現が広がってきます。
ママやパパと一緒に、楽しいリトミックの時間を過ごしませんか?

リトミックは、どの年齢からも始めることができます。

EYS音楽教室は、ママ(パパ)とお子さんの健やかな成長のお手伝いをさせていただきます!
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最後に

リトミック教育は、さまざまなところで実施されています。リトミックはお子さんの発達に応じてカリキュラムが組まれています。

「できる・できない」ことは、目に見えてわかりやすいですが、お子さんの発達や成長はすぐにわからないことが多いものです。だからこそ、リトミックで楽しみながら身体を動かすことで、発達や成長の芽を育てましょう。

子どもはいつも笑っているわけではありません。泣いたり、怒ったりする姿にも身体的、社会的、生理的なさまざまな意味があります。
ママ(パパ)も一緒に身体を動かして気持ちをリフレッシュできたらいいなと思います。「成長したな」と感じられる瞬間が必ずあります。リトミックという音楽体験の積み重ねが、続けることの大切さを教えてくれると信じています。
お子さんが興味を持った、その時にタイミングよく始められると最高です!

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