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教材はすべて
モンテッソーリ教育専用のものレッスンルームに揃えられた教具。
すべてモンテッソーリ教育の資格を持つインストラクターが、理念に相応しいものばかりを選びました。例えば、モンテッソーリ教具の1つとして有名な「ピンクタワー」。
ピンクタワーは名前の通り、ピンク1色で塗られた10個の木製の立方体を積み上げ、一種の塔を作る教具です。
10個の立方体の1辺は、1cmから10cmまで1cmずつ長くなっていきます。よく似たものは、たくさん販売されていると思いますが、ピンクタワーはこの形態にこそ意味あり。
立方体の数が5個だったり、色がカラフルに塗り分けられたりしている方が、一見、子ども向きにも思えますが、それではモンテッソーリ教育の理念には適いません。ピンクタワーを使いながら、子どもたちは視覚を通して縦、横、高さの3方向、「3次元の変化」について、感覚を通じて身につけていきます。
さらに、10個の立方体で構成されていることにより、「算数教育」の十進法へと繋がるのです。
また、立方体の大きさの違いを感覚的に捉えることで、「大きい」「小さい」という「言語教育」の名称練習にも広がっていきます。さらに、ピンク色なのは、子どもが「触ってみたい!」と思うような、魅力的な教具に見せるため。
「視覚を通して3次元の変化を捉える」という目的へと意識を向け、集中して活動が行なえるように、あえて単色にしています。もしこのとき立方体の数が5個だったら?
色がカラフルだったら?
子どもたちは、本来の目的を達成することができません。いかがでしょうか?
EYS-KIDSがモンテッソーリ教具を厳選する理由がおわかりいただけたかと思います。知育教育が低年齢化する昨今、気がつくと私たち大人は、子どもに「押しつけ教育」をしてしまいがち。
けれども、EYS-KIDSのモンテッソーリレッスンは違います。
教具棚の中から、子どもたち自らが、使いたいものを選び、遊びではなく、その日の「お仕事」として、教具に取り組むのです。
だからこそ、大切な「お仕事」の道具である教具は、どこよりも素晴らしいものを揃えたい。
無理やりではなく、自然な流れの中で、将来の「数」や「言語」、「文化」の概念が入ってくる「物的環境」を整えることこそが、EYS-KIDSがこだわる教具選びの最大のポイントです。