EYS-Kidsの英語リトミックのレッスンでは、毎回ではありませんがお家にもあるような身近なモノでの「楽器作り」の制作時間があります。
今回は、レッスンで実際に作った楽器や制作時間にしている内容を、詳しくご紹介していきたいと思います。
お家にあるモノで楽器作り!「音楽的創造性」を養えます
英語リトミックのレッスン中にある「制作時間」。材料は、幼児でも簡単に取り扱えるいたってシンプルな身近にあるモノばかりです。自宅でも簡単に復習がてら作ることができるので、親御さんにも大人気な時間です。
「音楽的創造性」を養えるとは?
楽器作りは、単純であることが重要と言われています。なぜなら、構造や手順が複雑なものはその目的が「作る」ことに終始してしまい、本来の目的である「音楽的創造」からズレを生じてしまうためです。
また、子どもが自分で自分の楽器を作り奏でることで、体験を通した基礎からの音楽理解になるとも言われています。
身近なモノで作る楽器作りは、子どもが自ら創造し、表現力を高めるために大切な時間です。
楽器作りの概念
楽器を自分で作るということは「何かを感じる力=感性」を使って、音そのものを自身で作り出そうとすることです。楽器作りには、構成力、想像力、工夫する力、そして出来上がっていく過程を楽しむモノ作りの喜びがあります。また、その作った楽器の音を聴き、どのように感じるのか、また何をどのように表そうとしたのか、それを考え言葉にして伝えようとする力も身に付けられます。
英語リトミックレッスンでの楽器作り
実際にレッスン中の制作時間で行なっている「楽器作り」の例をいくつかご紹介していきます。自宅にもあるような身近なモノが材料になるので、お家でも簡単に作ることができます。
トイレットペーパーの芯×キッチンペーパーで楽器作り
トイレットペーパーの芯にキッチンペーパーを被せ、輪ゴムでとめるだけでとても簡単な楽器が出来上がります。キッチンペーパーとは反対側を口元に近づけそこに息を吹き込むと不思議な音が出ます。先生と手作り楽器でセッションしながら、楽しいレッスンになりました。
紙コップ×色んなモノで楽器作り
紙コップの中に自宅にある色々なモノを入れて振って音出しをしていきます。紙コップに入れたモノによって様々な色んな音が出るので、とても簡単ではありますが、音の違いを聴き分けるレッスンになります。子どもの脳と耳にとても良い刺激になります。
空き箱×輪ゴム×割り箸で楽器作り
紙の空き箱に大きめの輪ゴムを張り、割り箸で輪ゴムを引いて出来上がり。指で音を奏でていく楽器です。これもとてもシンプルな作りですが、指の使い方次第で様々な音が出るので、子どもの想像性や工夫が鍛えられます。
音楽に合わせて花火を描いていく制作時間
花火の音に合わせて実際に花火の絵を描いていく制作時間です。カラフルな色で花火を描き、目と耳で音を確認する制作時間でした。楽器作りだけではなく制作時間の日もあるので、子どもは毎回とても楽しそうに取り組んでいます。
お家にある簡単なモノで楽器作りをしてみよう
自宅にある身近なモノで楽器作りをすることで、子どもの「音楽的創造性」を養うことができます。先生が用意してくれる材料が毎回ヒントに繋がり、子どもの創造性・表現力に結びついていきます。自宅での復習時間にもなるので、雨の日のお家遊びの時間にでもぜひ取り入れてみてください。