EYS-Kidsの英語リトミックのレッスンでは、キーボードを使った音階レッスンの時間があります。
様々な簡単なおもちゃを使って、子どもの興味心に刺激を与えながら楽しく「ドレミファソラシド」を自然と覚えていくカリキュラムになっているようです。
今回は、英語リトミックのレッスンで実際に行なっている「音階を学ぶ」レッスンを詳しくご紹介していきたいと思います。
2歳の音階レッスン
指の準備運動ともいわれる音階練習。プロの演奏家でも毎日ピアノの隅から隅までの音階を弾く人もいます。
そんな音楽の基礎「ドレミファソラシド」を2歳児が学ぶにはどうしたらよいのでしょうか。
幼児が音階を学ぶ大切さをふまえてご説明します。
幼児の音階の関わり
幼稚園教育要領において、音楽は「表現」の領域に属し、その活動を通して豊かな感性や表現力を養うことを目標としています。
また、「幼児期において、音楽にかかわる活動を十分に経験することが将来の音楽を楽しむ生活につながっていく」と幼稚園教育要領にも記されています。
そんな音楽(音階)との関わりは一時的なものではなく、生涯にわたって音楽に親しむ姿勢を養うことになります。
音階とは
音階とは、音を段階状に順番に並べたものです。ドから始まってドで終わる音階を「ハ長調の音階」といいます。
ハ長調とは、ドからドまでの音でできていてシャープやフラットが付かない基本的な音階のことをいいます。
2歳児の英語リトミックでの音階レッスン
EYS-Kids英語リトミックの音階レッスンはどんなことをしているのでしょうか。
2歳児の子どものレッスン風景写真を添えてご紹介します。
「ドレミファソ」の鍵盤に色シールを貼って果物の色と合わせる
キーボードの「ドレミファソ」の5つの鍵盤に全て色の違うシールを貼ります。
その貼ってある鍵盤のシールの色と果物の絵の色を合わせていくといった、お遊びをしながら音階を学ぶレッスンです。
先生が果物を指差し、子どもがその果物の色の鍵盤を弾きながら音を言い当てたり、先生が鍵盤を弾き、子どもがその鍵盤の色の果物を指差しながら英語で果物名を発音する、といったレッスンです。
ドレミファソを順で弾いて、音階のレッスンもします。
当てっこゲーム感覚で楽しそうにレッスンをしていますよ。
ボールの色と鍵盤の色を合わせる
先生が指差した色を英語で発音します。子どもは、先生が指差した色の鍵盤の音を言いながら弾きます。
先生が「Red!」と言うと、子どもはその色の鍵盤「ド」弾きます。実際に「ド」とも言いながら弾けている姿を見ると、音と鍵盤の位置の認識をしっかりと持てていることが分かります。
楽譜の上に置いたぬいぐるみの場所の音階を弾く
少しレベルを上げた音のレッスンです。
まっさらな楽譜の上に、子どもがぬいぐるみを置きます。ぬいぐるみを音符に見立て、ぬいぐるみが置いてある場所の音をキーボードで弾きます。
先生が「rabbit」「elephant」と言いながらその音を弾いていきます。
子どもも大好きなぬいぐるみに興味を持ちながら、難しそうにはしながらも一生懸命に音を当てようとしている姿を見ることができました。
英語リトミックで英語と音を同時に学ぼう!
英語と音(音階)を同時に学ぶことができるのが英語リトミックの最大のメリットかもしれません。
子どももお遊び感覚だからか、自然と英語と音を身につけているようです。
自然と覚え、身につけることができる幼少期の音階レッスン。
楽しみながら学べる幼少期からのレッスンをおすすめします。