子供がダンスを習うためには運動神経が必要なの?
子供がダンスに興味を持ったら、ダンススクールに通わせようかなと思いますよね。しかし、子供に運動神経がないのにダンスを習って大丈夫なのか、という心配をしてしまう方もいるでしょう。
「学生のダンスや身体表現についての意識や自己評価に関する研究」という論文の中でも、【運動神経が悪い】という理由でダンスが不得意としている人がいると伝えられています。
参考:学生のダンスや身体表現についての意識や自己評価に関する研究
PDF:https://www.tsu.ac.jp/Portals/0/site-img/tandai/bulletin/bulletin44_01.pdf
しかし、運動神経が悪いと思っている子供でも、ダンスをはじめることは可能です。運動神経が悪いからといって、ダンスを習うことを諦める必要はありません!
子供がダンスに興味を持ったのなら、ぜひはじめさせてあげてくださいね。
そもそも運動神経とは何か解説
そもそも運動神経とは何なのかを解説していきます。
「運動神経は10歳で決まる!」という書籍では、運動神経を以下のように紹介しています。
運動神経とは筋力や持久力がすぐれていることではなく、目や耳、皮膚など体の感覚を使って、状況に応じ体をスムーズに動かせる能力、すなわち、「すばしっこい」や「身のこなしがよい」といった言葉で表せるような能力のことをいいます。
一般的なスポーツテストでは、「筋力」「持久力」「柔軟性」「敏捷性」の分野に分けて測定されますが、何かひとつが優れていても、運動能力が高いとはいえないということ。
4つの要素をコントロールできる能力が運動能力だということも、上記の書籍で伝えています。
運動神経を良くするためにできること
子供に運動神経が良くなって欲しいと思っているパパママは多いはずです。そこで、運動神経を良くするためにできることをご紹介していきます。
難しいことはありませんので、ぜひ確認してみてください。
体を使って思いっきり遊ぶ
体を使って、思いっきり遊ぶことでも運動神経は鍛えられていきます。先に紹介している「運動神経は10歳で決まる!」という書籍の中でも、
昔の子供は遊びのなかで運動神経を鍛えていた
と紹介しているほど。昔は家の中で遊ぶようなことは少なく、外で鬼ごっこや缶蹴り、凧揚げ、竹馬などで遊んでいました。例えばおにごっこの場合、鬼は相手がどこへ逃げようとしているのかを判断し、瞬時に体の向きを変えて追いかけますよね。
この行動には反応能力やバランス能力などが必要になるわけです。つまり、遊びながら、運動神経を鍛える能力を使っていたということ。
運動神経を鍛えるためには、外で子供ならではの遊びをすることも重要なんですよ。
ダンスも運動神経が良くなることに繋がる!
実はダンスも運動神経が良くなることに繋がるとされています。公益社団法人日本ストリートダンススタジオ協会が公開している「運動神経が良くなるダンスについて」では、以下のように紹介しています。
運動神経を良くするためには、リズム感・バランス感覚・敏捷性などの『神経系』の発達を促すことが大切です。ダンスでは特に「リズム感の向上」に対して働きかけることができます。
https://nssa.or.jp/research/undoshinkeiup_dance/
ダンスでリズム感を鍛えていくことで、運動神経を良くすることへと繋がっていくのです。
運動神経を良くするためには10歳までにダンスを始めたい
「運動神経は10歳で決まる!」という書籍があるほどなので、運動神経を良くするためには、10歳頃までにアクションを起こしたほうがいいでしょう。
9歳頃までを「プレ・ゴールデンエイジ」と呼びますが、この期間は神経が著しく発達する時期なんです。運動神経の基礎はこの期間に作られると考えられているため、「プレ・ゴールデンエイジ」の期間中に、できるだけ多くの動作を経験しておくのがおすすめ!
だからこそ、10歳までにダンスをはじめて、さまざまな動きを経験させるのがいいんですよ!
運動神経が良くなる以外に得られるメリット
ダンスは運動神経が良くなる以外にも、さまざまなスキルが身についていくことが期待できる習い事です。
どんな能力を養っていけるのか、どんなメリットが得られるのか、ぜひ確認してみてくださいね。
①リズム感が良くなる
ダンスは音楽に合わせて踊るため、リズム感が鍛えられていきます。リズム感は音楽に必要なスキルだと思われがちですが、先述している通り、運動神経を良くするためにも必要な能力です。
サッカーやバスケットボールなどの球技では、ドリブルをしますよね。このドリブルにもリズム感が必要です。
スポーツをするためにも必要なリズム感を、ダンスで鍛えていきましょう!
②必修科目のダンスが得意になる!
平成20年に文部科学省が中学校学習指導要領の改訂を告示し、ダンスが必修科目となりました。つまり、中学校の授業でダンスは必ず習うということです。
そのダンスを小さい頃から習っていれば、授業でダンスを披露するのが楽しみになるのではないでしょうか。
③協調性・社会性が身につく
ダンススクールに通うことで、ダンス仲間ができますよね。さらには、チームでダンスを踊る場合は、動きを合わせるなど、周りを見ながら行動するようになります。
これらの経験から、協調性や社会性が養われていくことも期待できるんですよ。
④体幹が鍛えられる
ダンスは体全部を使って行います。ダンスの練習を続けていくことで、体幹も鍛えられていくでしょう。
また、ダンスでダイナミックな踊りをするために、体幹が必要です。体幹を鍛えるためにトレーニングをしていくことも重要なんですよ!
⑤度胸・自信がつく!
多くのダンススクールには、練習の成果を披露する発表会が設けられています。人前でダンスをする経験で、度胸がつくことも期待できますよね。
また、人前でしっかりとダンスを披露できれば、自信がつくことにも繋がりますよ。
ダンススクールに通うEYS-Kidsダンスアカデミーがおすすめ
子供がダンスを習うことに、魅力を感じたら、ぜひ通える範囲でダンススクールを探してみてください。
そして、ここではおすすめのダンススクールとして、EYS-Kidsダンスアカデミーを紹介します。さまざまなジャンルを扱うEYS-Kidsダンスアカデミーには、ほかのスクールではみられない魅力がたくさんあるんです。
- レッスン内容に満足できなければ無料で補講が受けられる
- 子供の安全を考えて作られたスタジオでレッスンが受けられる
- シャワー完備のロッカールームがある
- 3歳から通うことが可能
- 駅近スタジオが全国に16か所
そんなEYS-Kidsダンスアカデミーの体験レッスンは、無料で受講することができます。子供との相性に問題がないか、入会前にチェックできるので、ぜひ体験レッスンを受講してみてくださいね。
まずは通いやすいスタジオがあるのかチェック!そして、見つかったら体験レッスンの申し込みをしてみてくださいね。
https://eys-kids.com/art-college/dance/
最後に
ダンスを習うために、運動神経は気にしなくて問題ありません。むしろ、ダンスを習うことで、運動神経を良くすることに繋げていけるのです。
また、運動神経を良くする以外にも、さまざまなスキルを養えるのがダンスです。
子供がダンスに興味を持ったら、運動神経で悩まずに習わせてあげてくださいね。