子供が通うダンススクールの選び方とは？チェックすべきポイントを解説

2021.04.26

池田みる

リトミックを学び、カルチャーセンターや親子サークルなどで講師として活動。現在は育児に奮闘中です。

子供にダンスを習わせようか迷っている

子どもにダンスを習わせようか迷っている人もいるかもしれません。子供自身がダンスに興味を持ったら、習わせてあげたいと思うはず！また、パパやママが子供の習い事を探しているときに、ダンスを検討するかもしれません。

ダンスを習うことで何かメリットがあるのか、どんなスクールに通うのがいいのか、など、ダンスを習うことを決めたとしても迷ってしまうポイントはたくさんありますよね。

そこで、本記事では、子供が通うダンススクールの選び方、ダンスを習うメリットをご紹介していきます。子供の習い事としてダンスを検討している場合は、ぜひ確認してみてくださいね。

【要確認ポイント】子供が通うダンススクールの選び方とは

ここでは、子供が通うダンススクールの選び方をご紹介していきます。どんなポイントに注意してダンススクールを選べばいいのか解説しますので、ひとつずつ確認しましょう。

優先順位は家庭によって変わってくるかもしれませんが、後悔ないようにダンススクールを選ぶためにも、ひとつずつクリアにしていくのがおすすめですよ。

①基礎からしっかり教えているか

独学でダンスをするのではなく、ダンススクールに通うのなら、それなりのメリットが欲しいと感じるはずです。ダンススクールに通うメリットのひとつに、基礎からしっかりと学べるというのが含まれます。

しかし、基礎はつまらないと感じてしまう子供も多いことから、基礎を省いてしまうダンススクールも運営している可能性があります。基礎はつまらないものだと感じてしまうかもしれませんが、とっても大切です。

基礎が身についていなければ、ダンスのスキルは上がっていかないでしょう。基礎からしっかりと学ぶために、レッスン内容も確認してくださいね。

②月謝や発表会費はどのくらいか

子供の習い事で気になるポイントとして、月謝などの費用問題があげられますよね。「子供の良い教育をしたいから費用は関係ない」という考えだけでダンススクールを選んでしまうと、通い続けるのが大変になることも。

子供がダンスを楽しく学んでいるのに、費用問題でダンススクールをやめなくてはいけなくなるのは避けたいですよね。

そのためにも、しっかりとダンススクールにかかる費用を確認しておきましょう。

月謝だけでなく、発表会費や衣装費なども確認しておくと安心ですよ。

③習いたいジャンルのコースがあるか

ダンスと一口で言っても、さまざまなジャンルがありますよね。子供が学びたいジャンルは、ヒップホップダンスなのか、ジャズダンスなのか、はたまたテーマパークダンスなのか、チアダンスなのかを確認しておきましょう。

そして、子供が学びたいジャンルのコースに通ってください。

子供がイメージしているダンスと、親がイメージしているダンスが異なっていることをダンススクールに通い始めてから知ってしまうと、後々大変です。

ダンススクール探しをやり直さなくてはいけない可能性も出てくるので、注意しましょう。

④通える時間帯にレッスンを行なっているか

子供が通える時間帯にレッスンがあるダンススクールに通う必要もありますよね。学校が終わる時間や、パパやママが送迎できる時間に、レッスンをしているのかも確認しなくてはいけません。

レッスン内容とともに、レッスンスケジュールも確認しておいてくださいね。

⑤自宅から無理なく通える距離か

自宅から無理なく通える範囲に、ダンススクールがあることも大切です。いくら良い講師がいるから、月謝が安いからといって、自宅から遠いダンススクールに通ってしまうと、子供も親も大変な思いをしてしまうかも。

子供が成長したときに、子供だけでも通える距離にあるダンススクールにしておいた方が無難ですよ。

こんなスクールは要注意かも！

ダンススクールの選び方のポイントを解説してきました。ここでは、避けた方がいいダンススクールをご紹介します。

2つとも入会するときに見逃しがちです。しかし、後々子供のダンスに影響を与えてくる可能性が高いため、しっかりと確認しておきましょう。

以下の2点に当てはまるダンススクールは、避けた方がいいですよ！

①追加料金が多い

月謝や発表会費のほかに、追加の料金が多いスクールは避けた方がいいかもしれません。なにかと追加料金と言われてしまうと、ダンスにかかる費用が高額になることも。

入会時には追加料金について説明がないこともあるので、「月謝と発表会費のほかに必要になってくる費用は？」と、つっこんで聞いておいた方が安心でしょう。

②代行講師が多い

ダンスレッスンの講師が決まっているにも関わらず、その講師ではなく、代行の講師がレッスンを担当することが多いダンススクールは避けた方がいいでしょう。

教えている人が毎回異なってしまうと、子供も混乱してしまいますよね。

講師は決まっているのか、代行講師になることもあり得るのかも確認しておくと安心ですよ。

ダンススクールに通うメリットも確認しておこう

ダンスを独学で練習するのではなく、ダンススクールに通うからこそ得られるメリットもご紹介していきます。費用こそかかりますが、ダンススクールに通うことは、子供にとってメリットがたくさんありますよ！

①基礎から学べて上達がはやい

プロの講師からダンスを学べることで、独学よりも上達がはやいことが期待できます。わからないところを聞ける環境、自分のダンスを客観的に見てもらえる環境にいるのは、子供にとっても安心しますよね。

また、基礎からしっかりと教えてくれるダンススクールに通えば、ダンススキルをどんどん自分のものにしていけるはずです。

②ダンス仲間ができる

ダンスは仲間と踊るからこそ楽しい面もありますよね。ダンス教室に通うことで、同じくらいの年齢の子供と、ダンスをする楽しさを知ることができます。保育園や幼稚園、小学校以外で、共通の趣味を持つ友達ができるのは、子供にとっても嬉しいでしょう。

また、仲間とダンスを学ぶことで、協調性や社会性を身につけていけます。ダンススキルのほかにも、成長していくうえで必要となる能力を養っていけるのは、メリットといえるでしょう。

③人前で披露できるため度胸がつく

ダンススクールの多くは、発表会を設けています。練習の成果を人前で披露することで、度胸がついていくでしょう。あわせて、自信にも繋がるはずです。

さらに、ほかの生徒のダンスを見ることで、刺激をもらえるでしょう。ダンスに対するモチベーションが上がることも期待できますよ。

④安全な環境でダンスを練習できる

子供の安全を考えて作られたスタジオで練習できるのも、ダンススクールでダンスをするメリットといえます。ダンスは間違えた場所、練習方法で行なってしまうと、怪我に繋がることも。

しかし、安全面を考えて作られたダンススクールなら安心。安全な環境でダンスができるのは、親にとっても嬉しいポイントでしょう。

最後に

ダンススクールの選び方を間違えてしまうと、親も子供も後悔する可能性があります。ここで紹介した選び方のポイントを参考にして、子供に合ったダンススクールを探してみてくださいね。

そして、子供がダンスに打ち込める環境を用意してあげましょう。子供の成長を見る楽しみが増えるはずですよ。

子供が通うダンススクールの 選び方とは？チェックすべきポイントを解説