ダンスにアクロバットを用いることがある!
アクロバットをダンスに取り入れることがあります。バク転や側転をダンス中に取り入れているのを見たことがある方も多いでしょう。
ダンサーは楽々ダンスとアクロバットをしているように見えますが、アクロバットをダンスに用いるのは容易なことではありません。
基礎体力を上げていく必要もありますし、自分の体を思い通りに動かす能力も身につけなくてはいけません。
はじめから高度な技を取り入れるのではなく、段階的にレベルを上げていくことが大切。まずはどのような動きがあるのか、そしてどのような感覚で技をキメていくのかを身体に覚えさせましょう。
アクロバットとはどんなジャンル?
アクロバットとは、熟練の身体運動を指します。一般の人にはできないような身軽な動きを行ないます。
わかりやすくいうと、サーカスなど見られる身のこなし。とってもかっこいいですが、自分にはできない……と思ってしまうような動きですよね。
また、アクロバットで一番わかりやすいのが、バク転でしょう。バク転もアクロバットのひとつ。高度な技ですが、迫力もありかっこいいので、憧れを抱きアクロバットの練習に取り組む人もいるのでは。
ダンスに取り入れやすいアクロバットでもありますね!
アクロバットダンスを身につけるための基本的なトレーニングとは
アクロバットダンスを身につけるために行なう、基本的なトレーニングもご紹介していきます。アクロバットダンスなので、ダンスのトレーニングも行ないつつ、アクロバットのトレーニングもしなければいけません。
どのようなトレーニングをしていくのか、確認してみてください。
①ダンスに必要なリズム感を身につける
ダンスを踊るうえで、大切なのはリズム感です。音楽に合わせて踊る必要があるため、リズム感は必須。また、リズム感は運動能力にも関係していると考えられています。
「ダンスの運動能力の関係性」という論文では、以下のように伝えられています。
本研究の考察でも実際、リズム感があると答えた人の方が、運動能力が高いことが明らかになった。
file:///C:/Users/mirumoppu/Downloads/97%20%E5%A4%A7%E5%B2%A1.pdf
アクロバットをするうえでも、リズム感があった方がいいということ。上記の論文の中には、全ての動作にはリズムが存在するとも伝えられています。
ダンスをするうえでも、アクロバットをするうえでも、必要となるリズム感を鍛えていきましょう。
②ダンスのステップを身につける
アクロバットダンスというだけあり、ダンスの基本的なステップも身につけていく必要があります。バレエのテクニック、美しいステップワークも習得しておかなくてはいけません。
アクロバットというとダイナミックな動きばかりイメージしがちですが、ダンスのスキルを身につけるためには、バレエなどのしなやかな動きもできるようにしておいた方がいいでしょう。
③体幹を鍛えるためのトレーニング
ダンスをするにしても、アクロバットをするにしても、必要な体幹も鍛えていかなくてはいけません。
ダンスとアクロバットに必要な筋力をつけながら、体幹を鍛えるトレーニングもしていきましょう。
④正しい倒立姿勢を知る
アクロバットを習得するために、正しい倒立姿勢を知ることも重要です。倒立姿勢とは、いわゆる逆立ち。逆立ちに慣れることも必要ですし、正しい姿勢の逆立ちを覚えなくてはいけません。
壁に逆立ちする練習から始めましょう!
⑤マット運動も必要!
学校の体育の授業でおこなう、マット運動も練習しておきましょう。前転や後転を習得することからはじめ、倒立前転、ブリッヂ、側転などレベルを上げながら練習していきましょう。
⑥柔軟性を身につけるためにストレッチも欠かせない
柔軟性を高めることも重要です。柔軟性を高めるのは、怪我をしにくい体を作ることにも繋がります。
ダンスをする、アクロバットをする、どちらもしても、柔軟性は大切です。毎日のストレッチを欠かさずに行ない、柔軟性も高めていきましょう!
⑦音楽に合わせてステップやアクロバットができるようにする
アクロバットダンスは、ダンスというだけあり、音楽に合わせてステップする、アクロバットすることも必要です。「音楽に合わせる」には、音楽を聴く力も身につけなくてはいけません。
普段から音楽を聴く、音楽に合わせてイメージトレーニングをするクセをつけておくといいかもしれませんね。
身につけたいアクロバットもご紹介
身につけておきたいアクロバットの技もご紹介していきます。すぐに習得するのは難しいので、基礎トレーニングを積み、レベルを徐々に上げていくように設定して練習していってくださいね。
①まずはここを目指したい「ハンドスプリング」
アクロバットの技のなかで、比較的に難易度が低いのがハンドスプリングです。真っすぐ立った状態から、前方に跳び手を床について転回する技。前方倒立転回跳びが正式名称。
床に手をつけること、前方に転回すること、覚えやすいこと、という面でも、恐怖心なくチャレンジできる技でもありますよ。
②できたらカッコいい「後方倒立回転(バク転)」
アクロバットといえば、バク転!バク転をするためには、まず壁倒立ができるようにしておきましょう。さらに、ブリッヂもマスターしておいてください。
そして、補助者がいる状態で練習するようにしましょう。
できたらカッコいいバク転。紹介した条件をクリアして、練習に励んでくださいね。
③アレンジがきく技「マカコ」
しゃがんだ体勢、そして片手をついた状態でバク転するような技がマカコ。しゃがんだ状態であり、片手も床についているため、バク転よりは恐怖心なくできるでしょう。バク転の前にマカコを習得しておきましょう!
さらに、マカコを途中で止めたり、アレンジがしやすい技でもあります。基本を習得すれば、アレンジしてよりカッコよくダイナミックな動きもできるようになりますよ。
④片足前宙する「ウェブスター」
難度が高い技のひとつが、ウェブスター。ウェブスターとは、片足で踏み切って前宙する技です。
前宙よりは難易度が下がりますが、それでも前に回るため、恐怖心が出てくるでしょう。しかし、ウェブスターを習得すれば、華やかなパフォーマンスになるはずですよ。
⑤多くの人がやったことがある「側転」
多くの人が知っている側転も、アクロバットの技のひとつ。小学生の頃などに、マネをして側転をしていたという方も多いのでは?
多くの人がやれると思っている側転ですが、膝を曲げずにする美しい側転を習得するのは意外と難しいんです。
難易度が低い技だからこそ、正しい形で披露できるように、練習していきましょう。
アクロバットダンスを学ぶならダンススクールへ!
アクロバットを習得するのなら、ダンススクールに通うのがおすすめです。
アクロバット専用のスクールもありますし、ダンススクールによってはアクロバットのコースを用意している場合もあります。
間違った方法でアクロバットの練習をしてしまうと、怪我に繋がるおそれも。子供がアクロバットに興味を持ったのならなおさらです。
安全に練習できる環境を用意してあげることも、大切ですよ。
ダンスのレベルを上げたいのならEYS-Kidsダンスアカデミーがおすすめ
アクロバットを習得しつつ、よりダンスのレベルを上げていきたいと考えているのであれば、EYS-Kidsダンスアカデミーがおすすめです。
EYS-Kidsダンスアカデミーは、3歳から通えるダンススクール。習えるダンスのジャンルが豊富なのも魅力のひとつです。
また、小学校高学年からは、ブレイクダンスやアクロバットダンスを習うことも可能!
EYS-Kidsダンスアカデミーの体験レッスンは、無料で受けられます!全国に16か所のスタジオを持つダンススクールなので、通いやすいスタジオを見つけてみてください!
そして、体験レッスンを受講してから、納得したうえで入会してくださいね。
https://eys-kids.com/art-college/dance/
最後に
華やかでダイナミックなパフォーマンスを披露できるアクロバットダンス。カッコいいので、憧れを抱く子供も多いでしょう。
安全な環境で練習をすることが大切なので、ぜひダンススクールに通うことも検討してみてくださいね。
そして、子供がカッコよく技をキメられるよう、応援してあげましょう!