チアダンスとは~歴史とルールを解説~
チアダンスと聞くと、ポンポンを持った女性がキレのあるダンスをするというイメージを抱く方が多いのではないでしょうか。もちろん、そのチアダンスも正解です。
しかし、あまり知られていないチアダンスがあるのも事実。
ここでは、チアダンスの歴史やルールに注目してご紹介していきます。子供がチアダンスに興味をもったのなら、ぜひチェックしてみてください!
チアダンスはもともと男子学生にものだった!
1890年代にアメリカの大学で、母校のフットボールを応援するために誕生したのが、チアダンスです。当時は、今のチアダンスとは異なり、男子学生による声援形式でした。そして、サイン、旗、メガホンなどが使用されるようになっていったのです。
女性のみのスタイルとして確立されたのが、1930年代以降です。マーチングバンドの音楽に合わせて、ポンを用いたパフォーマンスになりました。
そして、チアダンス競技大会が開かれるほど、人気となっていったのです。
参考:Japan Cheer Dance Assoclation(チアダンスとは)
https://www.jcda.jp/about/cheerdance.html
チアダンスには時間のルールがある
チアダンスには、ルールが設けられています。そのルールというのが、2分30秒という時間の中でパフォーマンスをすること。
次でチアダンスの部門についてもご紹介しますが、部門や人数によって審査基準は異なります。
また、大会により最少人数も異なります。少人数でチアダンスをする場合は、気を付けなければいけないポイントでしょう。
チアダンスを4つの種類に分けてご紹介
チアダンスと一言でいっても、実は種類に分けられます。ここでは、4つの種類(部門)をご紹介します。それぞれどのような特徴を持っているのか、確認してみてくださいね。
意外と知られていないチアダンスもあるかもしれませんよ!
①チアダンスといえば「Pom(ポン)」
チアダンスと聞いて多くの人がイメージするのが、ポンダンスではないでしょうか。チアダンス特有のポンを使用したダンスです。手の動きによって、さまざまな表情に変わるのが見ごたえあるダンスです。
チームとしての正確さ、均一性、一体感が重視されます。同調性溢れるダンスが求められるほか、力強さも審査されます。
フォーメンションチェンジ、立体的な変化を取り入れ、創造性がある振付構成が重視される特徴もあります。
②ダイナミックなダンス「Hip Hop(ヒップホップ)」
ストリート系の動きとリズムを取り入れたダンスです。テンポの良いダイナミックな動きがみどころとなるダンスでしょう。
ボディアイソレーションやコントロール、ステップワークなどを取り入れた同調性のあるダンスが重視されるうえ、視覚的効果を取り入れ音楽性を活かしたダンスが求められます。
③バレエ要素が入った「Jazz(ジャズ)」
バレエの要素が加わった、しなやかな動きを中心としたダンスです。チームとしての正確さはもちろん、均一性や一体感が求められます。
ボディコントロールや場ダンス、正確なダンスワークを取り入れたダンスが重視され、優れた音楽の解釈も必要です。
④圧巻のパフォーマンス「Line Dance(ラインダンス)」
列になり肩を組み、足を振り上げるダンスがラインダンスです。足の動きや高さが揃ったラインダンスは、大迫力です。
ほかのダンス同様、チームの正確性、均一性、一体感が求められます。
子供がチアダンスを習う4つのメリット
子供がチアダンスを習うことで、得られるメリットについてもご紹介していきます。チアダンスに限ったことではありませんが、子供の頃からダンスを習うことで、得られるメリットはたくさんあります。
また、大人になってからも必要になるスキルもあるため、ダンスは習っておいて損はありません。
どんなメリットがあるのか、それぞれ確認してみてください。
①必修科目のダンスが得意になる
文部科学省は、平成20年に中学校学習指導要領の改訂をし、それまで選択性だった武道とダンスを必修としました。そのため、全ての中学生がダンスを習うことになるため、子供の頃からダンスを習っていると、体育の授業が楽しみになるかもしれません。
ダンスの授業で自分の力を思う存分発揮できるようになることは、小さいうちからダンスを習うメリットのひとつと考えられるでしょう。
②リズム感が身につく
音楽に合わせて踊る必要があるため、ダンスを習うことでリズム感が身につくでしょう。リズム感は音楽に必要なスキルと思われがちですが、運動するにも必要です。
例えば、スキップも当てはまります。リズム感がなければ、独特のステップをするスキップを習得するのは難しいです。また、サッカーやバスケットボールなど、ドリブルをするときにも、リズム感が必要です。
このように、音楽やダンス以外でも役立つスキルなので、身につけておいて損はありませんよ!
③体力・柔軟性が高まる
ダンスは体力が必要です。また、柔軟性も必要なため、体が柔らかくなることが期待できます。柔軟性が高まると、怪我をしにくい体になります。
また、体の可動域が広がり、ダイナミックな踊りができるようになるでしょう。
④協調性が身につく
チアダンスはチームで踊るため、協調性が身につくことも期待できるでしょう。チアダンスは先述した通り、チームの均一性や一体感が重視されます。
個人が上手く表現できるだけでは足りません。そのため、チアダンスを経験することで、ほかの人と合わせようとする力を身についていくでしょう。
また、幼稚園や小学校とは違う、ダンスを通じた仲間ができるのもメリットのひとつといえますよ。
チアダンスを習いたいなら「EYS-Kidsダンスアカデミー」へ
子供がチアダンスに興味を持ったら、ダンススクールに通うことを検討するかもしれません。そんなときにおすすめしたいのが、EYS-Kidsダンスアカデミーです。
EYS-Kidsダンスアカデミーではチアダンスコースもあり、未就学児童からチアダンスを習うことができます。ダンス仲間と一体になり、ダンス作品を作り上げていく経験は、子供にとって素敵なものになることでしょう。
また、EYS-Kidsダンスアカデミーには、以下のような魅力があります。
- 仲間と楽しめるイベントが豊富
- シャワー付きのロッカールーム完備
- レッスンに満足できなければ補講が無料
- ジャンルが豊富
- 足腰に優しい床材を使用したスタジオ
- 駅近で通いやすいスタジオが全国に16か所
このように、子供も大人も魅力に感じられるポイントが充実しています。EYS-Kidsダンスアカデミーの体験レッスンは無料で受講可能です。
通いやすいスタジオを見つけ、ぜひ申し込みをしてみてくださいね。
https://eys-kids.com/art-college/dance/
最後に
チアダンスと一言でいっても、実は4つのダンスに分かれています。どのようなダンスを踊りたいのか、子供と相談してみてくださいね。
また、チアダンスはチームの一体感、均一性が重要視されるダンスです。一体感を生み出す苦労もありますが、仲間と一緒にダンスをする楽しさや達成感を味わえる魅力!
子供がチアダンスに興味を持ったのなら、ぜひダンススクールに通い、楽しい経験をさせてあげてくださいね。