ヒップホップダンスはひとつではない
ヒップホップダンスと一言でいっても、実はひとつのものではありません。数種類のスタイルに分けられ、ダンスの仕方は異なります。
さらに、ヒップホップダンスは時代の流れにのって、変化するジャンルでもあります。定義するのが難しいジャンルのダンス。
ヒップホップダンスの中でも、どのようなスタイルに興味を持ち、挑戦したいのかを知ることも重要でしょう。
ヒップホップダンスの種類を紹介
ここでは、ヒップホップダンスを7種類に分けてご紹介していきます。どんなスタイルのダンスがあって、どのような特徴を持っているのか、それぞれ確認してみましょう!
①ストーリー性を持たせた振付が魅力「R&B」
「R&B」は、その名の通りR&Bの音楽に合わせてダンスをします。そのため、ヒップホップの代名詞ともいえるラップがほとんどなく、スローテンポなものが多いのが特徴です。
男女がストーリー性を持たせた振付で、その世界観に浸りながら踊ることができるのも魅力。スローテンポでありながら、ダイナミックな踊りをするため、見ごたえも!
もちろん、指先や足の先まで細部にこだわって踊るスタイルなのも特徴といえます。
②重厚なグルーブを感じさせる「アンダーグラウンド」
重厚なグルーブを感じさせる独特のノリ方やステップがポイントの「アンダーグラウンド」。重低音の音楽に合わせて、ねじるような動き、大きなステップで踊るのが特徴です。
日本特有のスタイルですが、ブラックな雰囲気を好む人も多く、人気があるジャンルのひとつ!
③身近なアーティストも取り入れている「LAスタイル」
ロサンゼルスから発信されたものが「LAスタイル」。表現力が重視されるダンスのひとつです。アーティストのMVでもよく使われる有名なスタイルでもあるため、実は見ていることも多いかもしれません。
2000年以降の新しいヒップホップを使って踊ることが多いのも特徴。身近なアーティストが取り入れているので、チェックしてみると面白いかも!
④ジャズダンスにヒップホップ要素を取り入れた「ジャズヒップホップ」
ジャズダンスに、ヒップホップ要素を取り入れたのが「ジャズヒップホップ」です。アップテンポの曲で踊ることが多いのが特徴。
また、ダンサーによってジャズの要素が強くなったり、ヒップホップの要素が強くなったりするため、形にとらわれていないというのも魅力でしょう。自由に表現できるヒップホップダンスなので、それぞれの楽しみ方があるかもしれませんね。
⑤女性らしさを表現するスタイル「ガールズヒップホップ」
女性らしさを表現スタイルが「ガールズヒップホップ」です。可愛らしさ、セクシーさを表現するものが多く、ほかのスタイルに比べ、ボディラインを強調した振付が多く使われています。
多くの女性から支持を集めるスタイルなうえ、特に日本で人気がありますよ。最近では女性だけでなく男性が踊ることもあります!
⑥躍動感にあふれたキレのある動きをする「ニュージャックスウィング」
1980年代後半以降に生まれたスタイルが「ニュージャックスウィング」です。基本的に1拍6連、もしくは3連のスウィングビート、ミドルテンポ以上の楽曲を使用して踊ります。
振付はシンプルですが、躍動感にあふれたキレのある動きです。ステップやリズムなど、基礎が身についていなければ踊れないスタイルのため、ヒップホップダンスの登竜門ともいえるスタイルでしょう。
⑦早い曲調と軽快なステップが特徴「ミドルスクール」
ニュージャックスイングに合わせるスタイルが「ミドルスクール」です。ニュージャックスイングとは、もともとはヒップホップミュージックのジャンルのひとつ。1980年代後半に生まれ、流行したジャンルです。
早い曲調と軽快なステップが特徴で、意外と身近にあるヒップホップスタイルでもありますよ。
ヒップホップダンスの基本的な3つのステップ
続いて、ヒップホップダンスの基本的なステップを3つご紹介します。どのようなステップで踊るのか、それぞれ確認してみてくださいね。テレビでよく見かけるステップも紹介しますよ!
①基本中の基本「クラブ」
ヒップホップダンスの基本中の基本なのが、カニが歩いている動きに似ていることから名前がつけられている「クラブ」です。足のかかととつま先の両方を使い、交互に八の字を描くようにステップをします。
体重を移動させるのが難しく、基本のステップでありながら習得するのは少し時間がかかるかもしれません。しかし王道のステップであるため、身につけておきましょう!
②話題になったステップ「ランニングマン」
テレビで見かけたことがある人もたくさんいる、そんなヒップホップの基本のステップのひとつが「ランニングマン」です。テレビを見て、マネをして踊ったことがある人も多いのではないでしょうか。
難しそうに見えますが、実は意外と習得しやすいステップ。カッコよくみられるので、ぜひ習得してくださいね。
ステップはシンプルなので、上半身の動かし方にも気を配りながら踊ってみるといいでしょう。
③習得しておきたい「ポップコーン」
ポップコーンがはねるイメージからそう呼ばれる「ポップコーン」というステップもあります。とっても元気なイメージがあるステップで、ヒップホップダンスだけでなく、ブレイクダンスにも使えます!
シンプルにステップを習得したら、アレンジを加えてみるのもおすすめ!思いっきり体を動かして、カッコよくステップを踏みましょう!
子供がヒップホップダンスに興味を持ったらスクールに通うことを検討してみて
子供がヒップホップダンスに興味を持ったのなら、ぜひダンススクールに通うことを検討してみましょう!ダンスを習うことで、得られるメリットはたくさんあります。一部のメリットですが、以下のようなものがあるので、確認してみてください。
- リズム感が身につく
- 体力がつく
- 運動神経の向上
- 表現力が養われる
- 集中力が身につく
子供にとっても、大人にとっても必要になる能力ばかりです。これらのメリットが得られるため、ぜひ通いやすいダンススクールを探してみてくださいね。
ダンススクールに通う場合は、体験レッスンを受講してから入会するようにしましょう!
おすすめのスクールは「EYS-Kidsダンスアカデミー」
ここでおすすめのダンススクールをひとつご紹介いたします。それが、EYS-Kidsダンスアカデミーです。
EYS-Kidsダンスアカデミーでは、さまざまなジャンルのダンスを習うことができますが、小学校低学年からはヒップホップダンスもOK!
挫折をさせない丁寧なクラス分け、レッスン内容に満足できなければ無料で補講が受けられる制度、、シャワー付きロッカールーム完備など、子供も大人も魅力に感じられるポイントがたくさんです。
EYS-Kidsダンスアカデミーの体験レッスンは無料で受講可能!ぜひ、実際のスクールがどんな様子かチェックしに出かけてみてくださいね。
https://eys-kids.com/art-college/dance/
最後に
ヒップホップダンスは、いくつかの種類に分けられます。それぞれ特徴が異なり、人によって好みも違ってくるでしょう。どんなスタイルのダンスをしたいのか子供と相談しながら、ダンススクール選びをしてみてくださいね。