ヒップホップダンスとは?その歴史から基礎や種類について解説

ヒップホップダンスとは~まずはどんな種類のダンスが確認しよう!~

子供がヒップホップダンスに興味を持ったのなら、まずはどのようなダンスのジャンルなのかを知ることが大切です。

ここではヒップホップダンスがどのようなものなのか、解説していきます。子供がどのようなジャンルのダンスに興味を持っているのか、確認してみてくださいね。

ヒップホップの概要【アメリカの文化形態のひとつ】

ヒップホップダンスについて説明する前に、「ヒップホップ」とはどんな意味を持っているのかを紹介していきます。

ヒップホップとは、本来はアメリカの文化形態のひとつです。1970年代後半に、ニューヨークで生まれたブラックカルチャーを指します。ラップ・DJ・グラフィティ、ダンスという4つの要素から成り立っています。

ヒップホップは、ストリートで行われていたブロックパーティがはじまり。ジャマイカから来たDJクール・ハークが2枚のレコードを使い、曲のブレイク部分をつなげてブレイクビーツを発明しました。そして、アフリカ・バンバータによってヒップホップという文化に発展したと伝わります。

ヒップホップダンスの歴史【時代によって変化を続けるダンス】

ブロックパーティーやヒップホップミュージックが盛り上がり、DJクール・ハークが発明したブレイクビーツに合わせて、それぞれが自分の技を披露していたと伝わります。

スタイルからバトルの手段としてヒップホップダンスは発展していきました。今では、世界大会も開かれる程の文化にまでなったヒップホップダンス。

1970年代後半に始まったヒップホップから展開したヒップホップダンスの歴史は、まだ浅いのです。

時代によって変化を続けるため、定義するのが難しいジャンルのダンスでもあるんですよ。

参考:「HipHopカルチャーの歴史とその影響力について」
http://www.waseda.jp/sports/supoka/research/sotsuron2010/1K06B028.pdf

ヒップホップダンスの主な種類

ヒップホップダンスと一言でいっても、実はいくつかの種類に分かれています。ここでは6つの種類に分けて、どのようなダンスを意味しているのか解説していきます。

①スローテンポでありながらダイナミックな踊りをする「R&B」

R&B(リズム・アンド・ブルース)に合わせてダンスします。そのため、ラップがほとんどなく、スローテンポなものが多いのが特徴です。

男女がストーリー性を持たせて振付をし、その世界観に浸りながら踊ることができるのも魅力。スローテンポでありながら、ダイナミックな踊りをします。もちろん、指先や足の先まで細部にこだわって踊るスタイルなのも特徴といえます。

②日本特有のスタイル「アンダーグラウンド」

重厚なグルーブを感じさせる独特のノリ方やステップがポイントである「アンダーグラウンド」。重低音の音楽に合わせて、ねじるような動き、大きなステップで踊ります。

日本特有のスタイルですが、ブラックな雰囲気を好む人も多く人気があるジャンルでもありますよ。

③実はよくみているかも!「LAスタイル」

その名の通り、ロサンゼルスから発信されたものが「LAスタイル」。表現力が重視されるダンスのひとつです。アーティストのMVでもよく使われる有名なスタイルでもあります。

2000年以降の新しいヒップホップを使って踊ることが多いです。身近なアーティストが取り入れているので、実はよく見かけているかもしれませんね。

④自由に表現できるのが魅力「ジャズヒップホップ」

ジャズダンスに、ヒップホップ要素を取り入れたのが「ジャズヒップホップ」です。アップテンポの曲で踊ることが多いのが特徴。

また、ダンサーによって、ジャズ要素が強くなったり、ヒップホップ要素が強くなったりするため、形にとらわれていないのも魅力。自由に表現できるヒップホップダンスともいえるでしょう。

⑤女性らしさを表現する「ガールズヒップホップ」

女性らしさを表現スタイルの「ガールズヒップホップ」。可愛らしさ、セクシーさを表現するものが多く、ボディラインを強調した振付が多く使われています。多くの女性から支持を集めるスタイルなうえ、特に日本で人気があります。

最近では女性だけでなく男性が踊ることも。

⑥1980年代後半に生まれたスタイル「ニュージャックスウィング」

1980年代後半以降に生まれたスタイルが「ニュージャックスウィング」です。基本的に1拍6連、もしくは3連のスウィングビート、ミドルテンポ以上の楽曲を使用します。

振付はシンプルですが、躍動感にあふれたキレのある動き。ステップやリズムなど、基礎が身についていなければ踊れないスタイルのため、ヒップホップダンスの登竜門ともいえるのではないでしょうか。

ヒップホップダンスに必要な基礎

続いて、ヒップホップダンスに必要な基礎を3つご紹介します。ダンスをするうえで、必要な基礎なので、トレーニングをして身につけていかなくてはいけないでしょう。

ぜひ、どんなポイントが大切になってくるのか、確認してみてくださいね。

①ダンスの根幹「リズムトレーニング」

ヒップホップダンスに限ったことではありませんが、ダンスをするうえで重要なのが「リズム」です。ヒップホップダンスは音楽に合わせて踊る必要があるため、リズム感が必要です。

どんなにキレのある動き、迫力ある動きをしていても、音楽に合っていなければ見ている人に伝わりません。リズム感を身につけるトレーニングをしていく必要があるでしょう。

②体の使い方を身につける「アイソレーション」

音楽を聴く力、音楽に合わせる力を持っていたとしても、体をうまく使えなければ、ダンスはうまくなりません。そこで重要になるのが、アイソレーション。

アイソレーションとは、隔離、分離、独立という意味を持つ言葉です。ダンスにおいてアイソレーションは、体を部分的に動かすトレーニングを指します。

首・胸・腰・肩それぞれをその部分だけ動かす練習をします。もちろんもっと細かく分けることもできますが、大きく分けてこの4つの部位で分けるとわかりやすいでしょう。

動かす部分以外は動かさないという、簡単に思えて難しい動きも習得しましょう。

③パフォーマンスを支える「ストレッチ」

体の柔軟性を高めるために、ストレッチも欠かせません。ストレッチを続けることで、体の可動域も広がっていくと考えられます。よりダイナミック、そして繊細な動きができるようになるでしょう。

子供がヒップホップダンスに興味を持ったら「EYS-Kidsダンスアカデミー」

子供がヒップホップダンスに興味を持ったのなら、ぜひダンススクールに通って上達させていきましょう!

そこでおすすめしたいのが、EYS-Kidsダンスアカデミーです。

初心者から習えるダンススクールで、挫折させないように配慮したクラス編成が魅力。ヒップホップダンスは、小学校低学年頃から習うことができますよ。

その前にダンスを始めたいのであれば、未就学児童から通えるキッズリズムダンスで音楽に合わせて踊る楽しさや、リズムの取り方、ステップなどの基礎を学ぶのもおすすめ!

レッスンに満足できなければ、無料で補講を受けられる制度も!他のスクールではないような魅力も持ち合わせているので、ぜひチェックしてみてください。

EYS-Kidsダンスアカデミーの体験レッスンは無料です!ぜひ一度足を運び、スクールの雰囲気、講師の雰囲気を感じてみてくださいね。

https://eys-kids.com/art-college/dance/

最後に

ヒップホップダンスについて、ご紹介してきました。1970年代後半からという、歴史はまだまだ浅いジャンルのダンスです。時代に合わせて変化をしているダンスでもありますよ。

そんなヒップホップダンスに子供が興味をもったら、ぜひダンススクールに通ってよりダンスを身近に感じさせてあげましょう!

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