【バレエのアダージュとは?】初心者向けに基本や練習のポイントを解説

EYS-KIDS編集部

バレエのアダージュとは?

アダージュとは、「ゆっくりな」という意味のフランス語で、バレエでは「ゆっくり踊ること」を指しています。アダージュは、アダージョまたはアダージオと呼ばれることもあり、音楽用語として知っている人も多いのでしょう。

アダージュは、バーレッスンでもバーを使わないセンターレッスンでも取り入れられています。アダージュは苦手にしている人も多いようです。レッスンでのアダージュは、どのようなことをするのでしょうか。

そこで本記事では、バレエのアダージュとはどのようなものか、優雅にアダージュをするコツ、適した音楽についてご紹介します。

バレエのアダージュはいくかの動きを行うこと

バレエのアダージュは、いくつかの動きを1つの流れとして、ゆっくりと行うことです。演目によって男性ダンサーと2人で行うものとソロで行うものがあります。レッスンのアダージュは、バーレッスンの後半、センターレッスンでは前半に、まとめ練習のように行われるのが一般的です。

ゆっくりした音楽に合わせる

アダージュは、ゆっくりした動きのテンポを表しています。動きは、プリエ(ひざを曲げる動き)、ルルベ(つま先立ちで背伸びのような動き)、カンブレ(後ろに体を反る動き)から、徐々に足を高く上げるように進みます。

バレエには、アダージュの他にアレグロと呼ばれるジャンプなどを取り入れた、速い動きの練習もあり、区別が必要です。音楽もテンポの速いものが使われています。

姿勢の保持やバランスを養う

アダージュの目的は、1つの動きを集中して練習するのではなく、ある動きと別の動きをつなげて、姿勢の保持やバランス感覚を養います。

ゆったりと動きに余裕を持って、丁寧に踊ることが求められます。常にゆっくり動けるようになるまでは、ぎこちない動きなりやすく、体幹の強さや脚力が鍵になり、初心者が難しく感じる要因の1つといえるでしょう。

顔のつけ方や目線も重要

アダージュでは、表現力も磨いていきます。顔のつけ方や腕の広げ方、目線の動かし方を1つずつの動きに合わせて、身につけていきたいものです。

役柄を演じるかのように、表情豊かに優雅な表現をしていきます。どのようにすると優雅に見えるのか、伸びやかに動けるのか、全身に意識を向けなければいけません。

優雅にバレエのアダージュを行うコツ

バレエのアダージュを優雅に表現するためには、気持ちよく踊らなければいけません。コツをつかむことで、動きが伸びやかになり、なめらかさが増してきます。ぜひ、チェックしてみてください。

伸び続けるイメージで動きを止めない

いつまでも動き続けることを意識しましょう。音楽のテンポに合わせていないと、早く動きすぎたり、反対に遅れてしまったりして、動きが止まってしまうことがあります。

連続した動きこそがアダージュですから、完全に動きを止めるのではなく、伸び続けるイメージを持って、次の動きへ流れるように踊りましょう。

つま先までをまっすぐ伸ばす

常に、姿勢を美しく保って、アダージュを行うことが重要です。動きそのものに気を取られていると、無理な姿勢になり、雑な印象を与えてしまいます。

頭の先から足のつま先までに意識を向けて、まっすぐ伸ばしましょう。姿勢を保持しながら、できる範囲で手足を伸ばしていくと、少しずつ足も高く上げられるようになります。

動きと呼吸のリズムを乱さない

優雅にアダージュをする上で、呼吸は大事な要素です。基本的には、息を吸いながら足を曲げて、息を吐きながら足を伸ばしていくと、体全体が伸びて、姿勢を保つことができます。

呼吸によって、筋肉の動きをコントロールしているのです。速い呼吸は、胸や肩が大きく動いて、見ていても優雅な動きとはいえません。動きに合わせた呼吸をしていきましょう。

アダージュに適した音楽3選

アダージュの練習には、どのような音楽を選べばよいのか、分からない人も多いでしょう。バレエのアダージュによく使われる音楽をご紹介します。バレエ音楽の鑑賞としてもおすすめです。

チャイコフスキー:バレエ音楽「眠りの森の美女」/CD/価格:¥2,107

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チャイコフスキー3大バレエの1つ『眠れる森の美女』には、「ローズアダージュ」と呼ばれる4人の王子たちとオーロラ姫の演技があります。

オーロラ姫の美しさを引き立てる優雅な音楽(CDの9曲め)に合わせて、アダージュを踊ってみてください。オーロラ姫になりきると、優雅さが増してくることでしょう。

ジブリソングスフォーバレエミュージック2/CD/価格:¥3,900

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聞き馴染みのあるジブリ作品『となりのトトロ』『もののけ姫』から『ハウルの動く城』まで、バレエレッスン用にアレンジしてあります。

本来のバレエレッスンは、ピアノの生演奏が用いられています。バレエのピアノスタッフは、高い技術とレパートリーが求められ、人件費もかかることから、日本では、大手のバレエ団での採用に限られています。

貴重ともいえるピアノの演奏に合わせて、ぜひ練習してみてください。

バレエ・レッスンCD 初級者用 Musique pour le Cours de Danse Classique III/CD/価格:¥4,950

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新国立劇場バレエ団などのバレエレッスンピアニストとして活躍している稲葉智子さんのCDです。

有名なバレエ音楽『眠れる森の美女』から、『オズの魔法使い』といったポップスまで、幅広いジャンルの音楽が収められています。ぜひ、楽しみながら練習してみてください。

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最後に

バレエのアダージュは、バレエの基本動作や技を取り入れた総合的な練習です。動きの正確さや姿勢など、バレエの先生の指導のもとに、自宅での練習を展開させていくと、より優雅なアダージュができるようになります。今回ご紹介したコツを踏まえて、練習に活かしていただけたら幸いです。

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