【1歳からリトミックをはじめると良い3つの理由】実践方法とおすすめの教材5選

初めての習い事はリトミックをやってみよう!

1歳のお子さんに何か習い事をはじめようと考えた時に、どのようなものを思い浮かべますか?

そんな時は、まずリトミックを検討してみてください。1歳のお子さんになぜリトミックがよいのか、その理由をご紹介します。

1歳の子どもにリトミックをはじめると良い3つの理由

①リトミックは五感に働きかける!

小泉は「意識下の教育」の大切さについて述べています。文字の読み書きや記憶に関する教育を「意識」に上がった教育としています。同じものを見た時の人の感じ方の違いは、神経回路の違いによるもので、1歳ころに一番基本的な神経回路が作られるとそれ以上は作られないため、乳幼児期の環境が重要であることを強調しています。

意識下の教育とは、生きて行くために特に重要な「感情」や「感性」を育てることであり、本物や自然なものを与え、五感で味わい、やってみたいという意欲、好奇心を育てることであると述べています (脳科学から教育を考える.小泉英明. ) 。

同様の記事は「0歳からはじまる教育の本3歳までの五感の発達が頭のいい子の絶対条件」別冊宝島1881-五感を育むために3歳までに何をしたらいいの?に掲載されています。

久保田は、1歳から3歳までの時期は感覚感受性が高まり、創造的な子に育てるための非常に大事な時期であり、感覚刺激を与え、五感(視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚)を刺激して、感覚感受性を豊かにして、脳の前頭前野を強くすることが重要であると強調しています(1歳からみるみる頭がよくなる51の方法.久保田競 久保田カヨ子.ダイヤモンド社)。

リトミックによる音楽と身体運動は、五感に働きかけて自分が感じたものを表現します。それによって、感性を豊かにします。

②リトミックは非認知能力を伸ばす

汐見は、日経DUALでのインタビューで、遊びの中で非認知能力が培われ、非認知能力は「社会で生きるためのベーシックな力」であり、一度身につけると応用可能であり、社会全体にとって大きな財産となることを社会全体が広く理解することが必要だと述べています
(日経DUAL 「テクノロジーが世界を変えても、子育てでは人間として生まれた喜びを伝えていきたい」) 。

※非認知能力 意欲、協調性、粘り強さ、忍耐力、自制心、創造性、コミュニケーション能力といった、テストでは測定できない個人の特性による能力のこと。学力(認知能力)と対照して用いられている。非認知能力は、学力のように一人で身につけられるものとは異なり、集団での行動の中での困難や失敗、挫折などの経験を通して養われるものが多い。

善本研究の結果、リトミックの効果には「集中力、反応力、表現力、反射神経、協調性、コミュニケーション能力、想像力、注意力、思いやり、記憶力、優しさ、創造力、敏捷性」であることが明示されました(子どものリトミック実践の現状と課題に関する研究.善本桂子.2009)。

ダルクローズが100年以上前に提唱したリトミックの効果は、まさに非認知能力であり、「音楽の基礎能力を高めるだけでなく、個性・協調性・社会性・積極性等を育む人格形成教育(リトミック研究センター)」として受け継がれています。

③ 1歳の遊びはリトミックに通じている !

1歳は遊び方が大きく変化する時期です。1歳台前半は「ひとり遊び」を集中して楽しみます。この頃は、自分の思うように遊びを実現して展開させています。
1歳半ころから、おもちゃの食器に何かを入れて(見立て遊び)手渡して、ママやパパが「おいしい」と言うと喜ぶという様子が見られるようになります(子どもの発達と診断.田中正人.大月書店)。

このように1歳台の遊びは、「ひとり遊び」から「見立て遊び」に発展していきます。「見立て遊び」は、ママやパパのふりをまねること(新聞を読む、食事の支度をするなど)など目の前にあるものを見立てるという、子ども自身がイメージをもった遊びです。

リトミックでの表現は、何らかのイメージをもって行われるものです。自分の表現に共感されることで自信をつけて、その体験を積み重ね、自発的に取り組んでいくようになるのではないでしょうか。1歳はその力が芽生えて伸びようとしている時期です。

1歳の子どものリトミック実践方法

・身体を動かしましょう

DVDを観ながら身体を動かしましょう。1歳の子どもには映像があると想像を助けます。
ママやパパが一緒に踊っていると、部分的に模倣して踊る様子が出てきます。子どもなりの自由な動きを楽しめるようにしてあげてください。手をつないでジャンプしたり、脇を抱えて身体をぶらぶらさせたりすると、グッと盛り上がります。

・スカーフを使ってみるのもいい

スカーフ(風呂敷でもいいです)を使ってみましょう。音楽を鳴らしたら、まず、ママやパパが片手でも両手でもいいので、一枚または何枚かを持って揺らしてあげてください。追いかけるように手を伸ばしてくることがあるでしょう。スカーフを軽く結んで長くして使うこともできます。

お子さんがスカーフを持てるようなら、一緒に揺らしてみてください。スカーフを目で追うことで見上げるような動作や伸び上がる、手を伸ばすなど大きな動きを引き出すことができます。

風呂敷でもいいのですが、視界を遮られた時や迫ってくる感じの時に透明感がないと怖がることが多いので、オーガンジーのような生地がおすすめです。

・楽器を鳴らしましょう

1歳になったばかりのころは、自分で楽器を握って鳴らすという操作が難しいことがあります。パパやママがタンバリンを持って差し出してあげましょう。また、フロアータムは、マレットを使わずに素手で叩くと音が出るのですぐ楽しめると思います。手を添えてあげるなどのかかわりが必要な場合があると思いますが、自分で鳴らしたいという気持ちを大事にしてあげてください。

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1歳のリトミックおすすめの教材5選

①REMO キッズフロアタム


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1歳のお子さんには、楽器を握って鳴らすことが難しいことがあります。素手で鳴らす楽器は、すぐに音が出て楽しむことができます。マレットはもう少し後で使うようにしましょう。REMOの楽器は丈夫に作られていますから、座っても大丈夫です。子どもの興味をそそるような絵も楽しめることでしょう。

②アンパンマンとはじめよう!



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映像と音楽でアンパンマンと一緒に楽しんで踊ります。まねっこして体操するのも、自由に踊るのも、お子さんなりの楽しみ方で取り組んでみてください。

③ リトミックダンススカーフ10色セット



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揺らしたり、小さく丸めて上に放り投げるとふわふわっと降りてきてきれいです。終わったら、一緒にたたむことにも取り組んでください。

④ CAHAYA パーカッションセット



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種類の異なるパーカッションのセットです。さまざまな音を経験することができます。好きな楽器を選んで演奏することができます。子ども用の小さな楽器は持ちやすく操作がしやすくなっています。いろんな音とリズムの組み合わせが楽しめます。

⑤Runway More. マラカス



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5種類のフルーツの形をしたマラカスです。おままごととしても使えます。1歳になってすぐのころは、楽器を舐めてしまうことがありますから、水洗いや水拭きができると安心です。

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リトミックは、演奏家として活躍しつつ、リトミックの豊富な指導経験をもつ講師が担当します。

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・レッスンのお休みが事前にわかっている場合は、振替を申し込んで実施することができます。

・レッスンに不満がある場合は、別の先生にやり直してもらうことができます。

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EYS音楽教室は、ママ(パパ)とお子さんの健やかな成長のお手伝いをさせていただきます!

最後に

20年近く親子が集まる音楽活動をしています。そうすると、「うちの子は、他の子のようにできない」という不安でいっぱいの親御さんの話をうかがうことがあります。特に低年齢のお子さんやグループの活動をはじめたばかりの方に多いのかなと思います。

グループでの活動の経験が浅いお子さんや1、2歳台のお子さんにとっては、慣れない場所で、いきなり協調性が発揮できることのほうが少ないものです。もっといえば、協調性がなくてもいいのです。

協調性がないように見える姿は、何を意味しているのでしょうか。まずマイペースな子なのかなと思いますし、落ち着きがないように見えるお子さんは好奇心が旺盛、もじもじしているのは自分で納得して動く慎重なタイプ、それぞれに良さがあり個性です。成長には個人差がありますから、成長の違いも考えられます。

お子さんの素敵なところを見て褒めてあげてください。親子で笑顔いっぱいの時間を過ごせますように。

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